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2005/07/28 (Thu.)

ちぐはぐな対応が残る公開 ~SonicStage Ver.3.2~

author : しゃち

いよいよ公開になった SonicStage Ver.3.2 を早速導入しましたが、
いくつか気になる点があったので書いておこうと思います。
細かい変更点はIceSeedさんが書かれているので、
私はあえて詳しくは触れません。

まず大幅に変更になったATRAC3およびATRAC3plusのビットレートですが、
ATRAC3plusのビットレートが細分化されて種類が増えたのは歓迎すべき点でしょう。
ソニーのネットワークオーディオは現状ではATRAC3plusを使うのが前提という感じですから、
ユーザーが自分の環境やプレーヤーによってビットレートを選べるようになりました。

ただし、ビットレートの選択肢が広がったのは良いのですが、
実は現状では従来からのビットレート(48kbps/64kbps/256kbps)及び、
新しく追加されたビットレートの中で192kbpsでしかプレーヤーに転送する事が出来ません。
プレーヤーが新しいビットレートに対応していないのは仕方無いという気もしますが、
現状ではプレーヤーを新しいビットレートに対応させる気配はありません。

プレーヤーのファームウェアのアップデートの同時にあるのかと思いましたが、
現在のところ、ソニーのサポートページ ではアップデートが行われる気配はありません。
プレーヤーの対応も同時並行で行うべきなのではないだろうかと私は感じました。
ビットレートが追加されてもPCでしか曲を聴けないのでは意味がありません。

続いて今回の目玉でもある著作権保護の選択もユーザーには歓迎すべき点でしょう。
今まではネットで購入した曲はまだしも、CDから取り込んだ曲まで保護されていましたから、
バックアップなども含めて曲の管理が面倒であった事は否めません。

 

ようやく著作権保護の無いファイルを扱えるようになったわけですが、
この著作権保護に関しても大きな問題を抱えてのスタートになったようです。
現在、VAIOにはAVコンテンツを再生出来る Do VAIO がインストールされていますが、
著作権保護されていないATRAC3plusのファイルを再生しようとしたところ、
下の画像のようなエラーメッセージが表示されて再生出来ませんでした。

どうやら著作権保護されていないファイルは現状ではDo VAIOでは再生出来ないようです。
Do VAIOに関してもアップデートされる気配は今のところ無いようですし、
こちらもソニーの早い対応が望まれます。

ようやく大きな転換点を迎えたSonicStageですが、
周りを取り巻く環境が大きく出遅れてのスタートとなってしまったようです。
周りの環境が追いついてこそ始めてSonicStageの真価が問われる事になりそうです。

19:42

2005/07/27 (Wed.)

重DRMの終焉-SonicStage v3.2-

author : IceSeed

SonicStage Ver3.2が予定通り公開されました。
…FreeBBSを見るまで忘れてたんですが(^^;

それはともかく、主な変更点としては以下の通りです。

・音楽CDからの録音時に、著作権保護処理を行うかどうかを選択可能

・音楽CDからATRAC3形式(ATRAC3plus/ATRAC3)で取り込み時のビットレートが変更
SonicStage Ver.3.2でのビットレート:320kbps/256kbps/192kbps/160kbps/132kbps(ATRAC3)/128kbps/96kbps/64kbps/48kbps
※追加されたビットレート: 320kbps/192kbps/160kbps/128kbps/96kbps(すべてATRAC3plus)
※削除されたビットレート: ATRAC3 105kbps/66kbps

・Hi-MD機器で録音した音楽データのマイ ライブラリへの取り込みの回数制限廃止

・"メモリースティック PRO" および "メモリースティック PRO デュオ" への転送対応
※音楽再生機能が "メモリースティック PRO" および "メモリースティック PRO デュオ" に対応した機器でのみ再生できます。

まず、最も大きな変更点である著作権保護処理の見直し。

これによって、エンコードの際にATRAC系エンコーダを選択したとき著作権保護を行うかどうか選択できるようになりました。
これで、今後はバックアップを忘れて大量のゴミファイルを抱える…ということは無くなりそうです。
加えて、エンコードの際「CDから録音した曲が国際条約ならびに各国の著作権法で保護されていることを理解し、録音した方自身がその曲を適切に使用する全ての責任を負うことを了承します」という一文とチェック欄が入り、著作権保護の有無にかかわらずこれを了承しなければATRAC系エンコーダで変換できないようになっています。
これまで、ガチガチのDRMを採用してきたSONYにとっては最大限ユーザーに配慮した形での変更といえるでしょう。
ともかく、これでSS2.3以降の転送回数制限撤廃と併せて理不尽なまでのDRMは事実上無くなったわけですが、こうしたある意味当たり前のことが複雑な社内事情があるにせよもっと早く出来ていれば、SONYの現状ももっと違ったものになったであろうと今更ながら思わずにはいられませんね。

続いてATRAC3plusのビットレートに320・192・160・128・96kbpsのビットレートが追加され、選択肢が大幅に増えてMP3とDRMでもビットレートでも同等になりました。
これまで、ビットレートの選択肢があまりにも少なかったので、この変更は遅まきながらATRAC系エンコーダを利用している方には歓迎すべき変更ですね。
とはいえ、ビットレート追加ができるのなら最初からやってくれと思いますが…、今回のDRM選択制とビットレートの追加によってATRAC系にこだわる方はまた再エンコードすることになるのでしょうか。
一方、旧来のATRAC3は132kbpsを残すのみとなりました。
今後のATRAC系エンコーダはATRAC3plusを軸に展開していくのでしょう。

Hi-MDは使ったことがないので全然分かりませんが…今まで自分で録音したデータまで取り込み回数制限してたんですか?

最後に掲示板でも話題になっていましたが、メモリースティックProへの正式対応です。
2003/1/10のメモステPro発表以来、実に2年半もかけてようやくの対応となりました。
しかし、ななちゃんも仰ってますが、音楽再生機能でメモステProに対応しているのがPSPしかないのでは、残念ながらせっかく対応しても現状では余り使い道はなさそうです。
メモリースティックウォークマン自体が既に過去の物となりつつある状況では、正直なところ今後の展開も余り期待できないですね。

23:58

2005/07/25 (Mon.)

Windows Vista

author : しゃち

ITmedia "Longhorn正式名称は「Windows Vista」に"
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0507/22/news099.html

いよいよロングホーンの正式名称が決まったようですね。
それにしても"Windows Vista"ってどっかの映画配給会社じゃあるまいしw
そろそろマイクロソフトもネーミングセンスに無理が出てきたような気がしますね。
以前のWindows 2000や同Server 2003の様にリリース年に戻せば良いものを。
そうすればネーミングを考える苦労も無いんですけどねぇ…。

ちなみに開発者向けのβ1と呼ばれる試作版は8月3日公開の様ですね。
私も参加しているMSDNの会員にも多分配布されるでしょうから使ってはみますが、
多分β1はあんましアテにはならない仕様なんでしょうねぇ(^-^;;;

というのも、Vistaのα版とも言えるソフトウェアが過去に配布されています。
共にWinHECなどの開発者向けのイベントで配布されたものをそのまま公開したものですが、
一通りVirtual PC 2004上で動作させたりして試してはみたんですが、
正直言ってあんまり参考になる部分は無かったです(^-^;;;

Longhorn Community Technology Preview と銘打たれた試作品、
ぶっちゃけた言い方をすればα版ですが、Windows XPのGUIを変えただけって感じがしました。
確かにサイドバーが実装されたりして目新しい機能こそ少しはあったりしたんですが、
動作は拙く、機能の目新しさは見た目の目新しさよりお粗末な感じでした。
まぁ、α版に目新しい機能を求めるのもかなり酷な気もしますけど、
開発者にこそ目新しい機能示さなくてどうするの?とも思うし。

まぁ、目新しさよりも安定性を求めるのも重要なはずです。
確かに試用する上で安定して動かなければ試用もへったくれも無いですしw
かと言って安定性を求めるばかりで目新しさが無ければより新しい物が生まれないのも事実。
それに製品版ではソフトが安定して動くことは最重要事項ではあるわけですが、
試用版の場合は多少の安定性は目をつぶっちゃいますしw

8月3日に公開されるβ1では少しは目新しさを出してもらいたいものです。

22:41

amadana PE-117

author : IceSeed

amadanaという家電ブランドのイヤホン、PE-117を購入しました。
…というか本当はオーディオテクニカのATH-CM7TIを買うつもりだったのですが、秋葉原のヤマギワ東京本店に行くと改装工事で閉まっていて、ヤマギワリビナの方に行ってみたらB&OのA8によく似たデザインのイヤホンがあったので予定変更。

残念ながら店頭では試聴用の展示が無かったので、店員さんにお願いして新品を箱から出してもらいました。
この時点ではエージングもしていない新品なので仕方がないのですが全体的に音が固くて籠もっていて、その点も考慮に入れながらA8と比較していました。
で、このPE-117、新品ながらアコースティックな曲での音の抜け自体は良い感じがしたので、エージングでかなり変わるのではないかとの期待もあって購入に踏み切りました(¥12600)。

   

とりあえず、本体各部のレビューから。
A8に似ていると前述しましたが、A8よりはオーディオテクニカのATH-EC7に似ています。
ATH-EC7のOEM版かと思ったのですが、似ているのは全体的な印象だけで、ハウジングの作りは全く別、インピーダンスも違う(PE-117:17.5Ω、EC7:16Ω)のでATH-EC7とは別物だろうと思います。
EC7と同じと思われるのはハウジングのメッシュ部分の作りで、よく似ています。
他にドライバの口径、周波数特性、最大入力のそれぞれの値が同じなのですが、それ以上は分かりません。

このイヤホン、写真ではイヤハンガーがA8の様に横方向に回りそうですが、予想に反して全く回りません(ぉ。
前後に動くだけなのでA8の方が装着は楽ですが、ホールド性は結構高いので着けてしまえば問題ないです。
耳にイヤハンガーを引っかけてからハウジングを押し込めば楽に着けられると思います。
竹はデザイン以上の物ではありませんが、質感も良好です。

また、A8ではイヤハンガーがゴムで覆われていますが、PE-117は金属むき出しです。
このハンガーが竹の中を通って、イヤハンガーの芯材となっています。
ケーブルは高弾性エラストマーコードで、右側は首の後ろから回せるようになっています。
左右の分岐部にもamadanaのロゴが入っています。
ハウジング部はアームでイヤハンガーと繋がっていて、ケーブルは直接ハウジング部に入っています。
PE-117はこのハウジング部に直接ケーブルが繋がる仕様のため、ハウジングを回転させて耳の収まりの良い位置に調整する必要があります。
これはすぐに調整できるので特に問題ないでしょう。
メッシュ部分にはamadanaのロゴがレーザーで焼き付けられています…が、私はイヤパッドを使うので普段見ることはまず無いですorz

続いて付属品。
付属のポーチはワンタッチで開閉できる上、結構固く閉じてくれるので使いやすそうです。
E507なんかを入れるのにちょうど良さそうです。
延長ケーブルは1mありますが、端子部分がL字型なのでちょっと使い勝手が悪そうです。
幸い、E507の付属品で付いてきたMDR-E931の延長ケーブルが長さが私の使い方にちょうど良かったのでこちらを使うことにしました。

肝心の音質ですが、エージングに結構時間がかかりました。
とりあえず大音量で20時間くらい鳴らしてから使ったのですが、この時点ではまだ音が固くて籠もりがとれませんでした。
特にエレキギターの音が圧迫されて出し切れない感じで明らかに変なので、まだエージングが足りないと判断。
で、更に普通の音量で20時間、計40時間ほど鳴らし込んだら、固さ、籠もり共にほぼとれ、良い具合になりました。

音の傾向はナチュラルで原音に忠実です。
A8との比較になりますが、PE-117の方が音は固めで、解像感は良いです。
PE-117の低音はA8と同程度、比較的弱めになっています。
私はこれくらいでちょうど良いのですが、弱いと感じる方は多いかもしれません。
逆に中・高音部では、A8は高音が結構強めですが、PE-117の高音はA8と比較して弱く、中域が強くなっています。

こんな感じですが、音質はクリアでなかなか良いです。
PE-117はかなり気に入りました。
装着感はA8の方が良いのですが、しばらくはPE-117を使ってみようと思います。
ATH-CM7TIはいずれ…


amadanaの各商品の解説の一番下に注意書きがあります。
ご一読をw

20:24

2005/07/21 (Thu.)

メモリースティック PRO オーディオ

author : ななちゃん

SonicStage 3.2 についてしゃちさんが詳しく書かれているので、
私は別の視点で書いてみようと思っています。

来週公開予定の SonicStage 3.2 によって PSP に挿入されている
メモリースティック PRO への音楽データ(ATRAC3plus)の転送が可能となるようです。
PSP に搭載されているメモリースティックスロットは MagicGate には非対応。
となると PSP 専用のドライバを開発し、そのドライバ経由であれば
MagicGate 代わりの暗号化を行って転送できるのか、
もしくは専用ドライバではなく汎用暗号化モジュールのようなものを利用して
PSP に限らずメモリースティック PRO であれば転送できるのかも。
ただ汎用モジュールだとしても転送先が PSP でなければ
転送できない可能性も捨てきれないところ。
ソニーに限って転送し放題は考えにくいし…

いずれにしても再生環境が PSP しか用意されていない事実が
一番のネックになっていることは分かっているのでしょうか。
携帯電話ですらメモリースティック PRO が利用できる今、
再生環境を整えていくことが普及への第一歩だと思いますがいかがでしょうか。

23:39

SonicStage Ver.3.2

author : しゃち

ウォークマンのサポートページを見たら珍しい告知が…。
http://www.sony.jp/support/p-audio/contents/index.html
どうやら7月27日にSonicStageが3.2になるようなんですが、
これまでこの様な告知は無かったのに珍しいですね。
とか思っていたら他のネタを見て納得しました。

AV Watch "SCEI、PSP用動画配信サービスを発表-最新ファームでブラウザ追加。白いPSPも発売"
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050721/scei1.htm

こちらの記者発表に合わせての事前発表になったようですねw
ファームウェアのアップグレードで目玉となるのは以下の4つの様です。
・インターネットブラウザの追加
・PSPに直接動画配信するサービス"Portable TV"がスタート
・メモリースティックPROにATRAC3Plus形式の音楽記録が可能 ※SonicStage Ver.3.2以降が必要
・再生可能なファイル形式にAAC及びリニアPCMのWAVEを追加

インターネットブラウザの追加でようやく日常的に無線LANが生きてくるんでしょうね。
今までは無線LANを積んでいてもファームウェアのアップデートか、
通信対戦にしか使えなくてあまり意味が無かったですしね。

FLASHは再生できないようですが、HTML4.01準拠のようなので、
FLASHなどを使ったクリエイティブなホームページは閲覧出来ませんが、
ニュースサイトやポータルサイトなどの基本的なホームページは十分閲覧出来そうですね。
公衆無線LANサービスと組み合わせれば結構PDA的な使い方も出来るかも?

直接動画配信するサービスは私的には正直様子見な気がします。
何より、現段階では料金体系などの肝心な部分が発表されていませんし、
配信されるコンテンツがどれ位の数が用意されるのかも分かっていませんので。
こればかりは今後の情報公開を待つしか無いっていう感じでしょうか。

私的にはメモステPROへの音楽の書き込み対応が一番要チェックですね。
なんだかんだで長い間に渡ってないがしろにされ続けたメモステPROへの対応ですが、
最近の各種ポータブルプレーヤーのブームに乗って実現したという感じでしょうか。
今までは最大128MBという極めて限られた空間に音楽を貯めていましたが、
メモステPROへの対応で飛躍的に容量が増える事になりましたね。

まぁ、実際のところでは容量はそれほど多いってわけでは無いんですが、
今までの128MBという容量を考えると、飛躍的と表現しても差し支えないでしょう。

そして新たに登場するSonicStage Ver.3.2も気になります。
私の場合はネットワークウォークマンを普段は使っていますから、
SonicStageのアップグレードの話となると、どうしても敏感になるわけでw
今回はPSPのアップデートを鑑みるとメモステPROへの対応が主になりそうなので、
HDDウォークマンを主に使う私にはあまり縁の無い改良になるのかな?
私にも有効なアップデートである事を祈りますw

そして最後の再生フォーマットの追加ですが、
ぶっちゃけ、PSPに手を出していない私にはあまり縁のない話ですw
しかも、AACならまだしも、ファイル容量の大きいリニアPCMをPSPで再生するとして、
それほど意味があるとは思えないのは果たして私だけなんでしょうか?w

AACへの対応はApple陣営への対抗策ともとれなく無いですが、
AACの規格自体が曖昧で、メーカー毎の互換性が乏しいという欠点があるので、
果たしてこれまでのAACのファイルが再生出来るのかどうかも気になります。

19:47

X505/SPのHDD換装

author : IceSeed

VAIO Columnらしく今回はVAIOネタです。

2003年末にX505を購入して以来それなりに満足しているのですが、ただ一点どうしてもHDD容量だけが20GBと少なく、後で換装することを前提に使っていました。

とりあえず、1プラッタ1.8インチHDDの容量が2倍になった時点で換装と決めていましたが、2004年末に東芝から垂直磁気記録方式を採用したMK4007GAL・MK8007GAHが発表され、6月末にMK4007GALを搭載したgigabeat F41が東芝から発売されたことで、1プラッタ40GBへの換装がようやく可能となりました。

垂直磁気記録方式を採用した磁気ディスク装置の世界初の商品化について(04/12/04)
HDDオーディオプレーヤー「gigabeat(R)」Fシリーズ6モデルの刷新について(05/05/16)

というわけで、MK4007GAL入り外付けケースgigabeat F41を予約して購入。
即、分解して換装作業を行いました。

内容は以前、PCBBSにUPしたX505のHDD換装報告を加筆・修正したものです。
分解・改造に関しては自己責任でお願いします。
以下換装記事です。

X505/SPの底面です。
分かりづらいですが、既に全てのゴム足は外した状態です。
ここからネジを外していきますが、軽量化のためネジ頭が薄く強度がかなり低いです。
特にY字ネジはネジ頭が小さくて浅い構造のため力を加えにくく、無理な力を加えると簡単に舐めてしまうので注意して作業して下さい。
このY字ネジが9本も使われているおかげで、分解作業の中で底面を外す作業が一番難しいです。
ちなみに、Y字ネジが固く締められていた場合、絶望的なまでに回りません(ぉ
手元になかったので私は使いませんでしたが、固い場合はネジ頭に摩擦増強剤を使用したほうが良いでしょう。
私の場合では異様に固いY字ネジが3本あり、結局ドリルで頭を破壊し残った軸をペンチで回して除去しました。
幸いネジは後で取り寄せられたので事なきを得ましたが、ネジのために送料1155円を負担する羽目にorz
組み直すときにはネジに5-56でも塗って、緩めに締めた方が良いです。
通常の+ネジもドライバーは確実に合う物を選択して下さい。
底面にも一部+ネジが使われているので、よく確認して下さい。

ゴム足の裏のネジを外したら、側面のネジも外していきます。
ここは+ネジなので楽ですが、丁寧に。

    

続いて、ヒンジ部を分解します。
ゴム足の下にあるネジを外しプラスチックパーツを外すと、DCコネクタ側には更にもう一つネジがあるのでこれも外します。
左右でネジが違うので組み直すとき間違えないようにして下さい。
これでヒンジカバーを横にスライドさせて外せば内部にアクセスできるわけですが、このカバーも軽量化のためにかなり薄く作られており、力を入れすぎると簡単に割れてしまいます。
天版側の丸くなっている部分を浮かせながら横にスライドさせればうまく外れます。
私は左右二つとも割ってしまい、瞬間接着剤で目立たないように修復しました(T_T)

底面を固定するネジを全て外したら、ヒンジ側から底面を浮かせ、側面に手を回して噛んでいるツメを外します。
側面のツメが結構固く、ここも無理な力を加えると内側のマグネシウムが簡単に曲がります。
底面部が外れれば、MDサイズのマザーボードがお目見えです。

 

生で見るのはX505発表会以来ですが、やはり驚異的なパーツ密度です。
発表会の時は裏面を見ることは出来なかったので、メモリ実装面を見るのは今回が初めてです。
メモリも軽量化のために小型の物を使用しています。

底面裏側の写真です。
開発中、「冷○ピタ」(ぉ と呼ばれていたグラファイトシートが貼り付けられていて、これでチップセットの廃熱を行います。
これも実際に見るのは初めてです。
チップセットのコアに接触させるために中央部が盛り上がっているのが分かります。
廃熱はこのグラファイトシートのみで、グリス等は使われていません。
この写真と同様の物がCPUの廃熱用にマグネシウムの筐体側にも付いているはずですが、今回はHDD換装が目的なのでそこまでバラしません。

    

各種フィルムケーブルにノイズ対策が施されているのが分かります。
HDDは本体左側のUSB端子の奥に配置されています。
USBケーブルがまだネジ止めされていますので外します。
USBケーブルを取り外せば、黒い絶縁フィルムの貼り付けられたHDDが見えます。
ネジ止めされていないので、IDEケーブルを外せば簡単に取り出せます。
HDDの緩衝材と絶縁フィルムを新HDDに装着し、ケーブルを繋ぎ直せば換装作業は終了です。
後は逆の手順で組み直せばOKです。

 

正常に認識されています。
HDBENCH Ver3.30(C:¥100MB)でベンチも取りましたので参考程度に。
MK4007GAL READ 22465   WRITE 19107   COPY 2784
MK2004GAL READ 10348   WRITE 11160   COPY 794(PCG-X505/SP 購入後インプレッションより)

記録密度が2倍に上がった分だけ性能も伸びた感じで、READ・WRITEはほぼ2倍、COPYは3.5倍に向上しており、パフォーマンスは体感でも分かるほど向上しています。
これくらいの速度があれば一般的な用途で不満を感じることはまずないでしょう。
遅かったX505がサクサク動いて快適です。

また、MK3006GALから流体軸受けが採用されたこともあり、動作音はほぼ無音と言ってもいいレベルになります。
どれくらいかというと、電源を投入したときにMK2004GALでは甲高い回転音が聞こえてきますが、MK4007GALでは耳を近づけてかすかに聞こえる程度、まず聞こえません。
シーク音なども非常に静かで、アクセスランプがなければアクセスしているのか分からないくらいです。
私が今まで使ったHDDの中で一番静かです。
消費電力もMK2004GALと同等なのでバッテリ性能に影響することも無いでしょう。

以上で換装は終わりですが、問題はやはり1.8インチHDDの入手性の悪さ。
今のところMK4007GALはgigabeat F41を購入する以外に入手方法はありません。
いずれバルクで流れてくるでしょうが、1.8インチHDDは価格が高いので、そのあたりがネックになると思います。

<追記>
gigabeat F41分解

先走るとこうなります。
取説はちゃんと読みましょう(ぉ
gigabeatは分解する前に必ずHDD内部のシステムファイル全てをバックアップして下さい。
中身のHDDを取り替えてもHDDプレイヤーとして使えますが、バックアップを忘れるとHDDプレイヤーとして使えなくなり、ただのバッテリ付き外付けHDDと化します(ぉ
私はバックアップを忘れたのでファームアップまで当分の間使用不能になりましたorz
システムファイルが無くても外付けHDDとしては問題なく使えますが…

分解方法は取説に一応載っていますが、余り詳しく書かれていないので公開します。
ノートを分解できる人なら余裕だと思いますが、作業前にバッテリのスイッチを必ずOFFにして下さい。

まず、上下のプラスチックカバーを外します。
側面の段差の部分からツメを引きはがします。
結構固いです。

次にケースの裏蓋を固定するネジを外します。
HDDにアクセスするだけなので、裏蓋側だけでOKです。

 

裏蓋を下にスライドさせて開ければHDDにアクセスできます。
そのほかのgigabeat Fシリーズも同様の構造と思われます。

12:08

2005/07/19 (Tue.)

Display Screen作成

author : IceSeed

先日のウォークマンスティックのファームウェアアップデートに伴って、Display Screenを1つ追加できるようになりましたが、そのDisplay Screenを自作できるツール「hel2nwm」が公開されています。
2ちゃんねるのウォークマン情報をまとめたサイトのようです。

SONYmatome

Display Screenそのものの作成はGracix.comにある「MONOmation Studio」というソフトで行い、これを「hel2nwm」で変換すれば完成です。

ソニー非公式のツールなので利用は自己責任となりますが、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか?
なお、繰り返しになりますがこの件についてソニーへのお問い合わせなどは絶対に行わないで下さい。

画像のサイズは横120*縦36で、これ以外のサイズでの表示は不可能なようです。
再生速度は12コマ1秒の模様。

このツールで作成したDisplay Screenファイルの名前は、ウォークマン上では「Gikoneko」となります。
気になる方はバイナリエディタで名前を変更してしまいましょう。

上が変更前、下が変更後です。
名前はファイルの先頭部分にあります。
バイナリエディタなら何でも良いですが、名前以外の文字列の配置は変えないようにして下さい。
文字数が少なければスペースで埋めて下さい。

 

変更前と後のウォークマンでの表示。

私が試しに作成してみたものです。
Walkmanのロゴが入っていますのでファイルは公開できませんが、それなりに時間が取れれば誰でも作れると思います。

15:06

2005/07/17 (Sun.)

とりあえずご挨拶まで

author : ななちゃん

えー、ななちゃんです。このたびライターとして招聘されました。

BrownSugarさんから管理人を引き継ぐことになり、これまでBrownSugarさんが行ってきた管理業務はほぼ私が行うことになりました。私が運営している SatelliteMG を知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、メインテーマとして「ウォークマン」を扱っていました。最近では落ち着いてしまい、ほとんどネタにする内容もなく平々凡々とした状態だったのですが、これを機に少し何か書いてみようかなと考えています。基本的には「ウォークマン」や「自作」ネタになるかと思いますが、飽きられないようがんばっていきますのでよろしくお願いします。

21:24

2005/07/16 (Sat.)

物欲ネタでスタート

author : しゃち

皆さん、「とりあえず」初めましてw
ほとんどの方は多分掲示板では名前見た事あると思いますが、
掲示板の方にはちょくちょく書き込みをさせて頂いたしゃちと申します。

旧VAIO Columnにて発表がありましたが、
Brownさんから新しいVAIOethicsの構想を聞きまして、
今までお世話になった恩義を果たすべく、コラム執筆を引き受けました。

私自身、VAIOをはじめ数多くのSONY製品を使ってきましたが、
正直なところ、不満なんかも多々ありましたw
そんなユーザーサイドの本音を書いていければなと思っております。
皆さんのご期待に沿えるかどうかは分かりませんが、
どうぞよろしくお付き合い下さいませ。

さて、記念すべき第一回は私が最近肌身離さず愛用している
NW-HD5H (SonyStyleモデル) について書こうと思ったんですが、
先日フリーズしたまま復旧が不可能になりまして、現在修理中だったりします(汗)
そこで何を書こうか考えたところ、物欲系にピッタリのネタがありましたw

知ってる人は知ってる BOSE Companion 3 です。
BOSEが主にPCやMP3プレーヤーなどの接続をメインに開発した商品です。
今まで我がVAIOにはSONYのアクティブスピーカー SRS-Z31 を繋いでいたんですが、
最近は専らVAIOで音楽を聴く私にとってはかなり役不足なスピーカーでした(苦笑)
そこで、丁度ヨドバシカメラのポイントもかなり程よく貯まってきたので、
以前から気になっていたこのスピーカーを購入しました。

 

まずはこのスピーカーの核となるベースモジュールと呼ばれるウーファーです。
サイズは184(W)×217(H)×351(D)で、想像していたよりもサイズはコンパクトでした。
背面は端子類(低音調節、音声入出力、コントロールポッド、電源)が並んでいます。

 

続いては、このスピーカーの特徴であるコントロールポッドです。
このコントロールポッドでスピーカーのほとんどの操作が可能になっています。
上部の黒いリングを左右に回すと音量を調節出来るようになっています。
また、このコントロールポッドの上面はタッチセンサーになっていて、
上面をタッチすると瞬時に音量がミュートの状態になるので、
電話が来たときや咄嗟に音を消したい時に便利です。
また、前にはイヤホン端子と外部入力端子が付いており、
イヤホンやMP3プレーヤーは手元で抜き挿し出来てこれまた便利。

 

最後はマイクロキューブと呼ばれるサテライトスピーカーです。
サイズは65.3(W)×91(H)×61(D)と名刺ケースをちょっと大きくした位のコンパクトサイズで、
防磁仕様なのでディスプレイや私のようにノートPCの両脇に置いても違和感はありません。
ちなみにスピーカーを立てると丁度適度な角度で傾くように設計されており、
聴こえてくる音も全く違和感はありませんでした。

さて、ここまで簡単な説明をしてきたこのスピーカーの肝心の音質ですが、
前のスピーカーがスピーカーなので比較するのも失礼という噂もありますけどw
PC用のスピーカーには勿体ないと言えるほど素晴らしい音をしてます。
値段もそれなりですが、さすがはBOSEと納得できる仕上がりです。

マイクロキューブから聴こえる中高音も非常にクリアでボーカルは明瞭ですし、
ベースモジュールからの低音も少し低音を増強すると、程よいバランスに聴こえてきます。
ちなみに音量が大きかろうと小さかろうと音のバランスも崩れず良い感じです。
これならVAIOをコンポ代わりにしても十分満足して音楽が聴けそうです。

元はSONYの SRS-ZP1000D を買うつもりでいたのですが、
本体が大きいのでノートPCの脇に置くには非常に圧迫感があるのと、
店頭で試聴したところ、値段の割にはあんまり良い音に感じられなかった事もあったので、
他のスピーカーを物色していたところ、丁度目に付いたので即購入したんですが、
今回はどうやら"当たり"だったようですw

参考記事リンク
BOSE Companion 3
http://www.bose.co.jp/home_audio/multimedia/companion3.html
ITmedia "BOSE、スタイリッシュ&コンパクトなアンプ内蔵スピーカーシステム「Companion 3」を発表"
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0408/19/news025.html
AV Watch "ボーズ、近中距離の使用に適した2.1chスピーカーシステム"
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040819/bose1.htm

23:03

ご挨拶 + HDR-HC1レビュー

author : IceSeed

初めまして、というには顔を出しすぎていますが(ぉ、IceSeedです。
今までは掲示板でレスをつける程度でしたが、今後Brownさんに代わってななちゃん・しゃちさんお二方と共に新VAIOethicsの運営及びVAIO Columnを担当することになりました。
Brownさんからお話を受けたときは正直色々考えましたし、私に務まるのか不安もありましたがVAIOethicsというサイトを失わせたくはないと思い、お引き受けしました。
私自身はSONYの事にさほど詳しくはないので、Brownさんの様にSONY全般を追うというわけにはいかなくなると思いますが、今後ともよろしくお願いします。

初回のColumnはちょっと遅いと思いますが、7/7に発売されたHDR-HC1のレビューで行きたいと思います。
ただし、発売前からソニービルで展示されていた物なので、製品版とは仕様が異なる箇所があるかもしれません。
その点はご容赦下さい。

思ったよりもコンパクトで本体重量が680g(バッテリ除く)と軽く、手に持ったときの重量バランスもかなり良いです。
横長のハンディカムでは、レンズ側の方が重いために撮影中に手が疲れてだんだん視点が下がっていく…ということが起こりがちですが、これならそうした心配は余りなさそうです。

画質はHDということもあり、高精細で発色もきれいです。
画質に関しては素人なので余り突っ込んだことは書けないのですが、コンパクト機でこれだけの画質が出せれば一般的な用途では必要十分ではないでしょうか。
写真には撮らなかったのですが、HDとSDの差は是非とも自分の目で確かめて欲しいと思います。
実のところ、個人的には3CMOSを搭載したDCR-PC1000が妙なノイズのかかった画質だったこともあって余り期待はしていなかったのですが、良い意味で期待を裏切る出来でした。

続いて、各部の機能等について。

まず、レンズ周りですが、左手でレンズをホールドしたときに各種ボタンが親指で操作できるようになっており、この点はなかなか考えられていますし、結果的に両手で支えることになるのでカメラが安定します。
特にフォーカスモードの切り替えは慣れてくると結構使うことも多いと思うので、操作しやすいのは嬉しいですね。
また、オートフォーカスも2種類あり、「自動-ズーム」までスイッチを入れると、フォーカスリングをズームリングとして使用できるようになっています。

右側にはNIGHTSHOTモードのスイッチと、フラッシュボタンがあり、本体側にはメモステDuoスロット(Pro対応)があります。
通常サイズのメモステも入れたら使えそうですけど収まりが…
頻繁にメモステを交換することはないと思いますが、右側にあるためものすごくアクセスしづらいです。

上部にはポップアップ式のフラッシュ(120×の所)とアクティブインターフェースシューがありますが、フラッシュは今回私が開かなかったのでパス。
アクティブインターフェースシューには外部フラッシュ・外部マイクが装着できますが、何も装着する物がありません(^^;
難点は、マイクがスイッチ類のすぐ上にあることです。
配置の関係上仕方ないとは思いますが、操作中に手でマイクを覆ってしまうことが結構ありそうな感じです。

液晶モニターのすぐ下、本体左側に配置された、i.LINK端子・USB端子・特殊D端子・映像/音声出力端子に関してはカバーがプラスチック製となっており、質感・開閉の具合は非常に良く、それなりにこだわって作ったことが伺えます。
電源入力端子・右側のマイク端子・ヘッドホン端子のカバーはラバー製。

液晶モニターにはズームボタンと録画・スタートアップボタンが配置され、液晶パネルはいつも通りタッチパネルとなっています。
タッチパネルは賛否両論あるかと思いますが、撮影中頻繁に使うと思われる機能はそれなりにボタンで配置されているので一般的なカメラ任せの撮影であれば問題ないでしょう。
ただし、ちょっとホワイトバランスを弄ろう、とか考えるとその度にメニューを開くのはかなり面倒です。
あくまで手軽に撮るというのがHC1のコンセプトでしょうから、こだわりたいユーザーはFX1や業務用のHVR-A1Jという選択肢になるでしょう。
録画モードの選択はタッチパネルのメニュー内にあります。
640*480~1920*1440までの4種類が選択可能となっていますが、16:9のアスペクト比で撮影できるのは1920*1080だけで、後は全て4:3となります。
4:3を選ぶと画面の左右が黒くなります。

よく分からない仕様なのはビューファインダーの方が液晶画素数が液晶モニターの約2倍(25万画素)と多いこと(液晶モニターは12.3万画素)。
分かりづらいですが、上の液晶モニターの写真と比較すれば画素数の差が確認できると思います。
この手のハンディカムでファインダーをメインで使う人って、個人的には全く見たこと無いのですが、そんなに需要があるものなんでしょうか?
コストの問題もあるのでしょうが、ここはモニターを高画素タイプにした方が良かったのではないかと思います。
しかも液晶モニターとファインダーの同時使用ができず、一方を使うともう一方が消えるようになっています。
画素数に差をつけるのであればメニューから個別の用途に合わせて設定できるようにして欲しかったところです。
ちなみに、上の写真にはタッチパネルのメニューが表示されていますが、ファインダー使用時は当然メニューをタッチできません(^^;

miniDVテープは本体下部からの出し入れとなりますが、三脚使用時のテープの入れ替えが面倒ですね。
ちなみに録画時間はHDでもSDでも変わらないとのことなので、撮りたい画質での撮影が可能です。

右手親指部分のスイッチ類は従来の機種の配置を踏襲しているので、特にコメントは無し。
ズームの操作は本体レバー、液晶モニター脇のボタン、フォーカスリングで行えるわけですが、個人的には高速に動かせ、細かな調整も可能なフォーカスリングが一番直感的に操作できると思います。
モニター脇は…ひたすら低速なので使うなら微調整くらいでしょうか。
別に無くても…
本体レバーは微調整が辛いのが難点。

対応バッテリはMバッテリのため、余り持ちがよくありません。
特に付属のNP-FM50では1時間弱の稼働時間しかないので、これで常用はかなり厳しいでしょう。
NP-QM71D・NP-QM91Dの追加は半ば必須だと思います。
Lバッテリに対応してくれれば良かったのですが。

静止画撮影機能にもこだわっているとのことですが、ソニービルでは検証できないのでパス。

ざっとこんな感じで動画機能を中心に見てみました。
各所に細かな不満はありますが、コンパクトで比較的高機能なHDR-HC1はかなり完成度の高いモデルです。
コストパフォーマンスも18万円程度と申し分なく、家庭用として普通に使う分には必要十分ではないかと思います。
購入すれば息の長いモデルになってくれると思います。


参考リンク

Sony Handycam
http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/HDR-HC1/index.html

AV Watch
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050615/zooma209.htm

デジタルARENA
http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/av/20050627/112629/

ITmedia
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0506/23/news072.html
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0506/27/news075.html

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