VAIO Column
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(2005/07)


[ ご挨拶 ] 2005/07/15(Fri)
本日は、皆さんに、とても大切なご報告があります。


この春に以前の仕事を退職してから、しばらくの充電期間を経て再就職のための活動をしてきましたが(このサイトをご覧になっている方からも、いくつかのお誘いやたくさんの激励のお言葉をいただきました。本当にありがとうございました)、ようやく、新しい仕事が正式に決定しました。
新しい仕事では、これまでユーザーとして関わってきたソニー製品に、今度は職業として関わることになりました。もちろん、それには VAIOethics というサイトの存在と、VAIOethics というサイトを盛り上げ、サイトを通じて Brown Sugar という人間を成長させてくださった皆さんの存在がきっかけとなったことは、言うまでもありません。

しかし、どの企業でもそうであるように、今後職業としてソニーに関わっていく以上、これまでのように歯に衣を着せずに記事を書いたり、発言したりできないきまりごとはあります。そしてそれ以上に、(仮にそれが許されていたとしても)自分が関与する製品・サービスについて公平な観点で論評できる自信もなければ、VAIOethics を利用して自分の関与する製品を平然と宣伝できるほど、このサイトを軽いものだとを考えてもいません(仮に私が VAIOethics を自分の仕事のツールとして利用してしまえば、VAIOethics というサイトの価値自体、なくなってしまうでしょう)。
多くの人を幸せにできる「ものづくり」にもっと直接携わりたい、というのは私が転職を考えた直接の理由でした。VAIOethics というサイトの活動を通して、ユーザーの皆さんとともに VAIO という「ものづくり」の一端に参加している、という自負もありました。しかし、ここにきて、その「ものづくり」により近い立場で関わることと、その「ものづくり」を客観的に応援することが、今の時代ではなかなか相容れないことに直面してしまいました。

このことは、もしかすると、これまで VAIOethics を応援してくださった方々を裏切ることになるのではないか。あるいは、自分が当事者となることで、第三者であったが故に得られていた自由な立場を失うのではないか。そういった悩みがありました。
しかし、最終的には、やはり「ものづくり」の現場に少しでも近い場所にいることが、私の人生の目標をつくっている根源的な思いに対して、より自然な形なのではないか、という結論に至りました。

いずれにしても、私は、今後 VAIOethics の管理・運営に関与することができません(もちろん、掲示板での発言もできません)。このサイトに関しては、完全に閉鎖するという選択肢も、更新を停止したまま放置するという選択肢もありました。
しかし、VAIOethics というサイトがなくなってしまうと、近年徐々に静かになってきたソニー系のユーザーコミュニティがさらに縮小してしまうかもしれない。また、VAIOethics というサイトはある意味メーカーにとっても、ユーザーにとっても「役に立つ」場所になっているような気もする。少なくとも、ユーザーが集う「場」としての VAIOethics は、残していくべきではないか――。


本日を最後に、「Brown Sugar」の個人サイトとしての「VAIOethics」は、更新を停止します。

しかし、これからは、私以外の方に新しい管理運営をお願いすることにしました。以前より VAIOethics の考え方を理解し、掲示板等でも活発に発言してくださっている常連の方々の中から、ななちゃん・IceSeed さん・しゃちさんのお三方に、今後の VAIOethics の運営を委任します。


私は、これまで VAIOethics を応援してくださった皆さんに対する礼儀として、この場を借りて自分自身が置かれる立場を明らかにしました。が、今後は当然守秘義務もあります。未発表の製品・サービスや非公開の情報に関して個人的な質問をいただいても、お答えすることはおろか、返信することもできません。もちろん、新しいライターのお三方に非公開の情報をリークすることはありませんし、お三方にその類の質問をなさらないでください。この点は、どうかご了承ください。
もっとも、皆さんが暗黙のうちに守ってくださったマナーのおかげでこの 6 年の間大きな問題もなく継続できてきたサイトなので、ここで改めてお願いするまでもないことだとは思っていますが・・・。

これからの VAIOethics は、複数名での更新管理という体制上、blog をベースとした新しいシステムに生まれ変わります(これにより、長らく要望のあった RSS 配信にようやく対応できることになります)。Brown Sugar という個人のカラーも薄まり、より多くのユーザーが活発に意見を交わせるコミュニティに進化して欲しい、という願いもあります。記事のスタイルも徐々に変化していくとは思いますが、VAIOethics というサイトの信念は変わらないはずです。


これまで、6 年あまりもの間、トップページだけでのべ 300 万人に近い方が訪れてくださった、いわば自分の分身ともいえるサイトを手放すことには、確かに万感の思いがあります。しかし、このことが、ソニーに限らず「もの」を使う人たちのコミュニティの発展と、「ものづくり」そのものに少しでも良い影響を与えるための進化となることを、私は願ってやみません。

長い間、どうもありがとうございました。
これからも「VAIOethics」を、よろしくお願いします。

2005/7/15
Brown Sugar



[ EZ FeliCa ] 2005/07/12(Tue)
KDDI(au)が FeliCa 機能つき携帯電話「EZ FeliCa」のサービスをこの 9 月に開始することを発表しています。
ニュースリリース
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2005/0711/
ケータイ Watch の記事
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/24726.html
DoCoMo に続く非接触 IC チップ「FeliCa」対応サービスということになります。これに合わせ、来年 1 月からの「モバイル Suica」サービスの提供も発表されています。
この「EZ FeliCa」のサービスマークとして「おサイフケータイ」を利用することで NTT DoCoMo と合意していますが、これはまだまだ本格的に普及しているとは言い難い FeliCa 機能つき携帯電話を両キャリアが協力して広めていこう、という狙いでしょうか。携帯電話のカメラ機能も「写メール」「写メ」と呼ばれるようになってしまった(撮影した画像を送信しなくてさえそう呼ばれる)今、あえて分かりにくい独自サービス名称を与えるよりは認知度のある「おサイフケータイ」に乗っかってしまった方が浸透させやすいのでしょうね。DoCoMo としても、あまり(インストールベースはともかく、実使用ベースでは)普及しているとは言い難い「おサイフケータイ」を早く「あたりまえのもの」にするためには、他キャリアで同名称を使ってもらった方がありがたいでしょうし。これは、10 月に投入されると言われる vodafone の FeliCa 搭載端末のサービス名称も「おサイフケータイ」に乗っかる可能性が高くなってきたと言えます。

Sony Ericsson からは早速対応端末「W32S」が先行発表されています。
http://www.sonyericsson.co.jp/product/au/w32s/
とはいえ写真数点程度で「おサイフケータイ」対応以外の詳細は明らかになっていませんが、写真を見る限りかなりコンサバ路線で、音楽ケータイ W31S などとはかなり趣を異にする端末になっています。

最近では携帯電話の機能追加もほぼ行き着いてしまった感があり、新機種が登場してもあまり話題にもならなくなってきました(どのキャリアでも機能よりもデザインに注力した「デザイン端末」が人気なのがその証拠でしょう)。どちらかというと、パケット料金定額制や家族割引、メール無料などの割引サービスの方が注目されているといってもいいくらいです。この秋から国内 3 大キャリアが揃い踏みする「おサイフケータイ」は、飽和状態にある携帯電話市場に新しい需要を呼び起こすことができるのでしょうか。タイミング的には年明けに「モバイル Suica」が始まった頃に首都圏から徐々に普及が始まる、という感じになりそうではありますが、地方ではどうでしょうね。


SPE が UMD Video のレンタルを 7/16 より試験的に実施するそうです。
AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050712/spe.htm
全国 50 店舗の GEO にて。ウチの近所にもあるのでもし置いてあったら借りてみようと思います。しかし、当初は 12 タイトルと少なく(そもそも UMD Video タイトル自体が少ないのでしょうがない)、UMD Video のスペック自体も以前書いたように微妙なので、レンタル料次第かなあ。
個人的には UMD Video で既存 DVD の映画タイトルをそのままリリースするのもどうかな、と思っています。というのも、UMD Video で既存 DVD と同じタイトルが観れるメリットって「いつでも、どこでも観られる」ことだけですよね。ポータブル DVD プレイヤーよりも小さなポータブル機で日常的に映像を観るのは、どちらかというと日常の通勤、通学時じゃないかと思うんです。電車やバスの中でそういうことに割ける時間≒通勤・通学時間と考えると、30〜60 分がせいぜいだと思うんですよね。ならば、一本 2 時間近くかかる映画というコンテンツより、テレビ番組を録画したもの(15 分間隔で CM のために切れるため、比較的切りが良い)や OPENGATE が PSP/PDA 向けに提供している短編のシネマコンテンツあたりなんじゃないでしょうか。出張や旅行等が多くて移動中のまとまった時間に映画が観たい人は、それこそポータブル DVD プレイヤーがあるでしょうし、メディアの汎用性も高いし。
まあ、映画タイトルでも、DVD なんかだと「とりあえず借りたけど観ないうちに返却期限が来ちゃった」なんてことはよくありますから、そういうときに UMD なら慌てて行き帰りの電車の中で消化して返却、ということもできますが(ぉ、でもそれってストーリーを知っただけで作品を楽しんだことにはあまりならなさそうだしなあ。


[ NW-E507 Ver.2 ] 2005/07/11(Mon)
先週、ウォークマン スティック NW-E400/E500 シリーズの更新版ファームウェアが公開されていたので、私もバージョンアップしてみました。
ダウンロードサイト
http://www.sony.jp/support/p-audio/contents/download/nw_e405_vup.html
AV Watch の記事
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20050708/sony.htm

NW-E507

更新後のバージョンは 2.00。バージョンアップの内容は、Display Screen(有機 EL ディスプレイの表示内容)に新しく「Clock2」という時計表示モードが追加されたこと、ユーザーがダウンロードした任意の Display Screen を一つ設定することが可能になったこと、そしてシャッフル再生周りのバグ修正といったところです。
ちなみに、NW-HD5・HD5H のファームウェアもアップデートされており、こちらは動作中にフリーズする不具合修正(バージョンは 1.20)とのことですが、携帯電話といいポータブルオーディオといい、最近のデジタルデバイスは必ずと言っていいほどハング系の不具合が出ますね。組み込み系にしてはソフトウェアが複雑になりすぎているのは分かりますが、製品として世に出す以上はハングなどクリティカルなテストケースくらいはしっかり潰しておいてほしいところです。

で、新しく追加された「Clock2」がこれ。

NW-E507

時分が大きく表示され、見やすい時計表示だと思います。首から提げたり胸元に留めたりして使っているときにサッと時間が確認できて良いです・・・が、でもこれだったら出荷状態で含まれている時計「Clock」(→これ)で十分なような・・・こっちのほうがオシャレだし、一応日付も表示されているし。

NW-E507

そして、もう一つの目玉といえるダウンロード Display Screen の表示機能がこれ。
機能追加されたはいいけど新しい Display Screen ファイルが見当たらない、と思ったら、ダウンロードサイトのちょっと分かりにくいところにリンクがありました。現時点では水槽風の「Aquarium」と星空風の「Stardust」の二つのテーマがダウンロードできる模様。
今までは「Bubble」を気に入って使っていましたが、新しいテーマもなかなかいいですね。ウォークマン スティックの中にディレクトリを作ってファイルを放り込んでおくだけで使えるようになるので、試してみる価値はあると思います。しかし追加できるファイルが一つだけというのはちょっと残念。
これ、簡単なアニメーション GIF か何かで自作できるのかと思ったら、どうやら独自フォーマットの模様(画像ビューワや Photoshop では開けず)。自作できたら面白いんですけどね。「W.」ロゴをモチーフにしたアニメーションとか、キャラものの自作テーマ(版権の都合で作っても配布できませんが)とか。

ちなみに、新ファームでも再生スピードが微妙に速い不具合は修正されてませんでした(´Д`;)ヾ。他いいからコレ直してε=(~Д~;)。


あと、E507 活用のために最近やってみたのがこれ。

NW-E507

NW-MS70D のときに自作したチェーンクリップを E507 に移植してみました(O リングで通すわけにいかなかったので、ストラップに使う糸で取り付け)。
E507 付属のクリップは一応クリップとしては使えるんですが、全くと言っていいほど根性がないので肩掛けカバンのちょっと厚手の肩ひもにつけるくらいしか使えない(安定感がないので不安)んです。一度、スーツの胸ポケットに付属クリップで固定して出掛けたことがあるんですが、ちょっとした弾みであっさり落下。奇跡的に USB 端子のプラスチックキャップの端に少し擦り傷がついた程度で済みましたが(打ち所が良かったのかもしれませんが、全く無傷だった表面の蒸着塗装の強さに驚いたものです)、この瞬間に付属クリップは二度と使うまいと決めました。で、この自作クリップ復活に至る・・・というわけです。
このクリップ、かなり頑丈で、MS70D をぶら下げたまま走っても一度も落ちたことがありません。これで安心していつでも E507 をぶら下げて出掛けられるというもの(ネックストラップは面倒なのであまり使いたくないらしい)。市販のクリップストラップと DIY ショップで買えるパーツだけで安価に作れるので、お勧めです。


[ VAIO 8th Anniversary ] 2005/07/01(Fri)
今日で VAIO は発売 8 周年を迎えました。
http://www.vaio.sony.co.jp/
とはいっても、別にキャンペーンや特設サイトがオープンしているわけでもないので、↑に行っても名にもありませんが(ぉ。
2 年前の 6 周年の際にちょっとした特設サイトが公開されたのを最後に、VAIO はアニバーサリーを祝わなくなってしまいましたが、思えば 5 周年のアニバーサリーの直後から急激に人気が衰えていったので(これは VAIO に限らずそれ以降のソニーブランド全体に言えることですが)、今では誕生日を祝うモードでもなくなってしまったのでしょうか。それと同時に PC が「特別なモノ」ではなくなった、ということも意味しているのかもしれませんが。
ともあれ、2 年後の「10th Anniversary」を華々しく祝うためには、2 年後を見据えた準備を今から始めておかなくてはならないことも事実です。2 年後、「VAIO」という PC は、私たちの生活の中で、そしてソニーの中で、果たしてどのような存在になっているのでしょうか。


8 周年に寄せて、今の私が VAIO に「こんなのがあったらいいなあ」と考えているのを、少し書いてみようと思います。

・Mac mini のようなミニマルデスクトップ PC。
「リビング PC」というと、これまでの Windows PC ではどのメーカーも大柄なオールインワンデスクトップばかりだったように思います。VAIO type X なんかはその極みだったのではないでしょうか。また、本当の「パーソナル」な PC であった液晶一体型も、富士通の 32 インチ液晶一体型タイプのようにどんどん大型化する方向でリビングに進出しつつあります。しかし、そんな存在感のある「コンピュータ」がリビングにそぐうかどうか?
そんな中登場した Mac mini はどこまでリビング進出を想定していたか分かりませんが、リビングにちょこんと置いてプラズマや液晶テレビに接続される例が少なくないと聞きます。PC として実用的な解像度になり RGB や DVI 端子を備えるようになった近年の FPD と Mac mini のその省スペースさ、「存在感のない」デザインの相性が良かったということなのでしょうが、私も FPD を買ったらリビング用にもう一台 Mac mini が欲しいくらい。ただ、Mac はテレビや AV 機器との連携が得意ではないんですよね・・・そこで、リモコンや 10 フィート GUI など操作性の充実した VAIO がこのサイズだったら、ということです。
スペックは筐体サイズもあるのでそこそこで十分。PenM-1.5GHz と80GB HDD くらいでいいから静音性重視な方がいいかな。ただ、スタイルが Mac mini そのものだとあまりにもアレなので、より薄くとかより小さく(光学ドライブの底面積を考えるとフットプリントを小さくするのは難しいでしょうが)とか Mac mini とは違うアプローチを考えないと、二番煎じで終わってしまいそうですが。

・上記デスクトップ向けの外部チューナや増設 HDD などのパワーアップユニット。
↑のデスクトップ単体では単なる PC でしかなく、チューナを内蔵するスペースもないでしょうから、本体と底面積が同じでスタック可能なパワーアップユニット。H/W エンコーダ内蔵のチューナユニット(もちろんデジタルチューナもあると良し)や増設 HDD、S-Master 内蔵外付けオーディオプロセッサ/アンプ、Hi-MD レコーダ、FPD の大画面でプレビューしてそのままプリントアウト可能な昇華型フォトプリンタ(はがきサイズまで対応)、などなど。本体は素で買っておいて好きな機能だけ追加できる楽しさとシンプルさ、みたいなのもアリなんじゃないでしょうか。各ユニットは VAIO 全機種に汎用で使えればなお良し。

・縦置き可能なノート PC。
type F に始まり最近ではモバイルノート用も人気という「縦置きケース」ですが、案外ノート本体が縦置きに対応してしまった方が「おかたづけ」は楽なんじゃないかな、と。縦置きケースは買ったものの、AC アダプタは出しっぱなしで外付けマウスは使わず、結局本体しか「おかたづけ」していない方も少なくないんじゃないかと思うんです。でもそれって VAIO P や VAIO W のキーボードを畳んだ状態と何が違うの、と言われると困りますが(笑)ノート PC ベースならより薄く作れます。
通常のノートのように寝かせた状態から液晶を持ち上げるだけでなく、本体を立てたままキーボード部を倒してくることもできるようなギミックがあると面白いかも。重量バランスの問題とか、万一倒れた際の耐衝撃性の問題とか、実現にはクリアしなければならない課題も少なくないでしょうが。
いや、意外とノート PC が縦でしまえたら良いのに、と思ってる人はいると思うんです。

・本格的なモバイルノートの復活。
これは市場的には大きくないんでしょうが、やっぱり必要だと思います。VAIO の「かっこいい」イメージを市場に認知させる意味でも、505 や C1 のような象徴的なマシンはないと・・・。VAIO が「つまらなくなった」と言われるようになった時期は、モバイルのラインナップが縮小されてアンダー B5 クラスの VAIO ノートが「厚く重く」なった時期に符合しているんじゃないかと思うのです。
個人的には C1 や U クラスの復活を望みたいですが、type T よりも薄く軽くて X505 よりもバッテリ駆動時間が現実的かつキーボードがまともな(X505 より多少厚くても良いので)1 スピンドルを望むユーザーは、未だに根強く残っているはず。Let'snote にやられっぱなしというわけにもいかないでしょ、ソニーさん。

・VAIO 純正 Bluetooth モバイルマウス。
VAIO type A では本体にレシーバを内蔵したワイヤレスマウス(PCGA-WMS5 相当品)が付属していますが、個人的にあのマウスは好きになれませんでしたし、サイズ的にモバイル向けでもないので、モバイルに適したサイズ・形状のワイヤレスマウスを出してほしいところです。2.4GHz 帯の専用レシーバを PC 側に内蔵するよりも Bluetooth にしてしまった方が楽でしょうから Bluetooth 対応が望ましいですが、個人的にはロジの V500 対応レシーバを本体に内蔵してくれるだけでもいいです(ぉ。

今思っているのはこのくらいでしょうか。どちらかというと省スペースとかモバイルの方向に寄っていますが、それは同時にソニーのどこにも負けない強みでもあるわけで。
ま、上に挙げたようなものは単に私が個人で思い描いているだけのものであって、これが本当に売れるものかどうかは分かりませんが、最近の VAIO はそうやって「いろいろ思い描いてみること」をやめてしまったような気すらしているのです。10 周年のときまでには、VAIO は再び「夢を見させてくれる PC」たりえるのか。製品サイクルを考えると、そろそろその準備が始まっていても不思議ではありません。ソニーは、VAIO は私たちに、どんな未来を見せてくれようとしているのでしょうか。

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[ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ]