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2007/02/28 (Wed.)

αの技術をコンデジにも、新しいサイバーショット発表

author : しゃち

たまたまImpress Watchを覗いていたら米国で新しいサイバーショットが発表されたとのこと。
日本じゃいつ出んのかなと思ったら米国と同時発表でプレスリリースもう出てましたw

SONYプレスリリース "ハイビジョン静止画出力対応の新“サイバーショット”4機種など発売"
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200702/07-0228/

Impress Watch デジカメ Watch "米Sony、サイバーショット7機種を発表"
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2007/02/28/5686.html

今回発表されたのはTシリーズがハイエンドモデルのT100エントリーモデルのT20の2機種。
WシリーズはハイエンドモデルのW80、HシリーズがハイエンドモデルのH7です。

今回のモデルチェンジで一番の変更点はなんと言っても画像処理エンジンの変更です。
従来サイバーショットは長きに渡り、リアル・イメージング・プロセッサーを採用してきましたが、
新しいサイバーショットには遂にα100と同じBIONZ(ビオンズ)エンジンが搭載されました。
まだ、サンプル画像等は出てきていないのであくまで推測にはなってしまいますが、
少なくともこれまでのサイバーショットより表現力は格段に上がるでしょうね。

まぁ、他社でも画像エンジンを一眼からフィードバックするのはもはや定番ではありますが、
いよいよソニーも他社に追随して一眼からのフィードバックが始まったようです。
これでサイバーショットもかなり商品力を高める事が可能になるでしょう。

また、今回のサイバーショット発表に合わせてBIONZエンジンもブラッシュアップされたようで、
富士のFinePixやキャノンのIXYシリーズに追随して顔検出機能を新しく搭載しており、
手軽に撮れるコンデジとしての商品力アップに一役買っています。

さて、サイバーショットでも手ぶれ補正×高感度はお馴染みになりましたが、
新しいサイバーショットは全機種でISO3200での超高感度撮影が可能になりました。
まぁ、他社でもISO3200までというのはもはや定番となりつつあるわけなんですが、
今回のモデルチェンジでサイバーショットも同じ土俵に立てるというもの。

T100及びH7の各ハイエンドモデルに関してはズーム機能も更に強化され、
T100はコンデジとしては異例ともいえる光学5倍ズームをTのボディに初搭載しました。
H7は従来の光学12倍ズームを光学15倍ズームとして商品力をアップしています。

更に新しいサイバーショットは操作性を向上するべくGUIを一新しました。
従来の機種と比べてアイコンを見やすくしたり操作説明を加えるなどの改良により、
普段の撮影時の利便性を大幅に向上させているようです。

また、デジカメ写真の出力とハイビジョンテレビの普及に伴った機能強化もされており、
サイバーショットのアクセサリーとしては初めてD端子ケーブルコンポーネントケーブルを用意。
フルHD(水平1920画素×垂直1080画素)でのテレビへの出力表示が可能になりました。
これで液晶テレビで撮った写真を映して楽しむスタイルが更に身近になるでしょう。

商品力が格段に上がってちょっと物欲を刺激された新しいサイバーショットですが、
早くもT100に関してはソニスタでの先行予約販売が開始されています。
今回もPORTERとのコラボケースは当然用意されていますが、
さりげなくデザインと生地が変わっているようです。

前は吉田カバン70周年のGLOWに合わせたケースでしたが、
今回は従来からお馴染みのコーデュラナイロン製に戻った様です。
まぁ、コーデュラナイロンはGLOWと比べると扱いやすいんですけどね。

ちなみに今回さりげなくメモステもラインナップが強化され、
商品リストの中にいつ発売するか気になってた8GBのメモステが追加されてます。
まぁ、当然とも言うべきかお値段は37,800円と滅茶苦茶高いですけどね...orz

最後に米国では日本で発表された機種に加えてW200とW90が発表されていますが、
こちらも日本で発売してくれるのかどうか気になるところなんですが、
昔のP200みたいにソニスタだけでも良いから売らないかな。

13:13