« type L | メイン | T30レビュー »

2006/04/17 (Mon.)

発売日...ずいぶん先のはずじゃw

author : しゃち

先日発表になってから密かに話題のEXモニターことMDR-EX90SLですが、
もう既に銀座、お台場、大阪にて試聴してみたって人も多いのではないでしょうか?
何やらネットを見てるとかなり賛否両論あって面白い今回の新製品ですが、
プレスリリースによれば発売日って確か5月10日でしたよねぇ?

Sonystyleでは先行販売したものの早くも入荷未定になるほどの加熱ぶり。
イヤホンでここまで加熱したのなんてQUALIA MDR-EXQ1の発売以来でしょうか?
最初に注文出来たお客さんの元にはそろそろ発送メールが届く頃かと思うわけなんですが、
会社帰りにたまたま寄った地元のヨドバの店頭に何故かもう並んでましたw
プレスリリースに5月10日発売と書いてあったはずですし、
販売前倒しにでもなったんでしょうか。

まぁ、細かい理屈は抜きにして...当然衝動買いしてきました(ぉ
丁度ヨドバのポイントも程良くたまってきてたので丁度良いかなと。

さすがに値段が値段だけに外箱からしてちょっと高級感ありますw
外箱だけで言えば前に買ったQUALIA MDR-EXQ1に負けてないかも(ぉ
QUALIAは白が基調で清潔感のあるパッケージでしたが、
今回のEXモニターは黒が基調で落ち着いたイメージ。

 

肝心の品物ですが、銀座で初めて見た時から面白いカタチだなとは思ってましたが、
やはり実物を目の当たりにするとやっぱり面白いカタチしてますよねw
でも実際着けてみると意外としっくりくるから不思議なものです。
ソニーのカナルって装着感がイマイチだったんですが、
今回のは装着感に関しては結構良い感じです。

今までのカナルってドライバー部分を直接耳に突っ込む感じの物が多かったですが、
今回はドライバー部分を独立させたせいか装着した際の違和感がありません。
ただ、装着感は非常に良いものの、アームの部分が異様に細い(汗)
日々使っていて折れたりしないのかちょっと不安ではありますね。
この辺は使い勝手を重視してもう少し太くて良かったかも。

さて、肝心の音ですが、当然エージングはほとんどしてませんw
ですので正確にどうだったとは言い辛いところはあったりするんですが、
ぶっちゃけ、今回のEXモニターは良い意味で驚かされました。
買ったばかりだというのに既に音が非常にクリア。

以前QUALIAは度々の交換もあって慣れるまで時間かかったんですが、
今回のEXモニターは買ったばかりにも関わらず全く音に違和感がありません。
更にソニーのイヤホンにしては珍しくドンシャリな傾向は弱いですw
人それぞれ繋ぐ機器によっても音は変わってきてしまいますが、
ウォークマンで聴く限りはかなりクリアな感じがします。

最近SHUREのE4cを買ってからというもの音の好みが変わったんでしょうか、
QUALIAで聴いている時は妙に違和感を感じまくっていたんですが、
今回のEXモニターはE4cと聴き比べても違和感がありません。

EXモニターはさすがにスタジオモニターヘッドホンの技術が採用されたせいか、
従来のソニーのイヤホンと比べるとかなり原音を忠実に再生してくれているようです。
値段や装着感、そして音も含めて今回のEXモニターは当たりかも知れません。
ちょっとイヤホンに凝り始めた人にとっては入門用にピッタリかも。
少なくとも値段以上の音には聴かせてくれると思いますよ。

最後にオマケながらも今回のウリの一つが専用のケースです。
従来のケースとは一線を画すインナーケース付のイヤホンケースになってます。

外側のメインのケースはちゃんと本革で出来ていて縫製もそこそこ。
まぁ、さすがにQUALIAに付属してきたケースと比べると少々革が安っぽいですがw
そこら辺は元々の価格差を考えてしまうと仕方の無いところなんでしょうけどね。

今回のケースのウリはやはりインナーケースの存在じゃないでしょうか。
写真の通り、コードの絡みもなくスッキリ収納出来て非常に気持ち良いです。
これQUALIAのケースにも付けてくれりゃ良かったのにw

23:58