VAIO Laboratory PCG-U1 の分解方法(ただし禁断シールまで)
PCG-U1 の分解方法(ただし禁断シールまで)
発売早々話題騒然の VAIO U ですが、いきなり分解してみました(笑)。
といっても、例によって「禁断シール」で封印されているため、まだ保証は切らしたくないので「禁断シール」手前までですが、いずれ大容量の 1.8 インチ HDD が出たときの参考にしていただければ幸いです。
※各画像をクリックすると大きい画像が表示されます。

PCG-U1 の裏側。バッテリを装着しないと底面はほぼ完全にフラットになっています。
バッテリ装着時でこのくらいだともっと良かったんですけどね。現在の技術ではどうしようもないのでしょう。
とりあえず、メモリの増設方法から。
PC カードスロットの下あたりがちょうどメモリスロットになっています。蓋はネジ 1 本で留まっており、アクセス性はいいのですが、ツメが引っかかっていて簡単には外せなさそうに感じます。が、ちょっと力を加えてやるとちゃんと外れます。一見、蓋を破損してしまわないか心配になりますが、案外大丈夫です。
U1 には標準でオンボード 128MB+MicroDIMM 増設スロットに 128MB=256MB という構成になっています。
WinXP は 256MB ではかなりギリギリなので、できれば増設してやった方が快適です。しかし、増設には最初からついている 128MB のメモリを外して 256MB の増設メモリを挿してやらなくてはなりません(メモリの最大搭載量は 128MB+256MB=384MB)。標準の 128MB がちょっともったいないですね。
標準メモリを外すには、メモリの両脇を留めている白いツメを広げてやります。
ツメを広げると、メモリモジュールが斜めに持ち上がってきます。
ここで、モジュールを斜め上方に引き抜いてやると、メモリが外れます。この辺は SO-DIMM など一般的なノート用増設メモリでは共通の手順ですね。
標準搭載のメモリを外し終えたら、あとは増設メモリを挿し込むだけ。
MicroDIMM は多くのメーカーから出ていますが、最近では「VAIO 対応」を謳って動作保証がついた製品も多いので、そういった製品を選択した方が安心かもしれないですね。
増設メモリスロットに関してはこのくらいにして、いよいよ本題に入りましょう。
まずは底面のネジを 6 本外し、キーボードを取り外します。
キーボードの外し方は最近の VAIO ノートと共通。キーボード下部 2 箇所を留めているツメを外します。左側のツメは [Ctrl] [Fn] キーの下あたりに隠れています。これを先の細いもので押し込んでやると、ツメが外れます。
同様に、右側のツメも外します。
右側のツメは、[↓] [→] キーの下あたりにあります。
2 箇所のツメを外すと、キーボードを持ち上げることができます。
注意点は 2 つ。最初に底面のネジを外しておかないとキーボードを外すことができないことと、キーボードを持ち上げるときにあまり強引にするとキーボードを接続しているフィルムケーブルを破損してしまう可能性があること、の 2 点です。くれぐれも慎重に作業しましょう。

キーボードまで外し終えたら、次はフィルムケーブルを外していきます。

→フィルムケーブルの外し方

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