| VAIO Column |
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雑記その 1。 Yahoo!BB の顧客情報漏洩事件の容疑者(不正アクセスを幇助していた協力者)が逮捕されましたか。 INTERNET Watch の記事 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/31/3304.html 容疑者の一人は同グループ内ソフトバンク・パブリッシングでライターをやっていた人物だとか。このサイトでも PC 系ニュースサイトの記事を引用することは少なくないので、人ごとではないといった感じです(といってもライター=悪ということは決してありませんが)。 しかもこの事件の煽りを喰らって「PC Japan」誌が休刊ですか・・・PC Japan には 3 年ほど前に VAIOethics を掲載してもらったこともあるのですが、当時から「ハッカーになろう」みたいな見出しが多かったので(実際の記事はまともなのですが、見出しがやたら煽ってる感じでしたね)ちょっとどうだろう・・・と思ってはいたのですが、こんな形で終焉を迎えることになるとは・・・いやはや。 雑記その 2。 私はこのサイトなどでメールアドレスを公開している都合、どうしても SPAM メールやウィルスメールが毎日数十件単位でメールボックスに届けられます(>_<)そのほとんどはメーラのフィルタで削除していたり、モバイル時には Becky! のリモートメールボックス機能を使って直接 POP サーバから削除しているのですが、それでも受信トレイに流れ込んできてしまうメールはあります。そのメールの一通の差出人名が、 「Sonny Browne」 ・・・えっと狙って送ってますか?(ぉ 本題。 昨日に引き続き iPod mini の話題です。まださほど使い込んでいませんが、使用感などを。 まず本体の素材ですが、アルミニウムでしょうか?これ。表面はけっこうさらさらした処理がされていて、滑りやすいです。クロームな iPod よりも滑りやすくて、乾燥肌の人なんかは落としやすいかもしれません。実際私も既に一度落としそうになりました。 このアルミニウム外装なんですが案外やわくてちょっとしたことですぐキズがついてしまいます(既に微妙にキズついた部分あり)。金属としてはかなり脆い部類に入ると思うので、使用にはソフトケースなどを用意したほうがいいかも。私は MD ウォークマンについてきたソフトポーチをとりあえず使っています(国内で iPod mini が発売されてケースの種類が出揃ったら買う予定)。 続いて、液晶表示部。 ![]() モノクロで非常にシンプルですが、このくらいで十分だと思いません?確かにカラーでジャケットが表示されるのも嬉しいですが、それが \20,000 分の付加価値かと言われると微妙な気がしますから、音楽を聴くことにフォーカスするならばモノクロで必要十分な情報量が表示できていれば十分なんじゃないかと思います。 しかし VAIO pocket に関してはカラー液晶以上にその操作性に特徴があると思うんですよ。iPod シリーズでは画面のスクロールにはパッドを指でクルクルなぞってやらなくてはなりませんが、G-sense ならばスクロールも簡単かつ高速。数千曲の楽曲から目的の曲を探し出して再生させるには、単純にプレイリストやディレクトリ型検索をたどっていたのでは効率が悪すぎますから、様々なビューからの検索が可能な VAIO pocket の操作性は、iPod mini を使って初めて分かった部分でもあります。とはいえ、iPod mini 程度のディスク容量ならあまり高度な検索機能を搭載しなくてもちゃんと自分で管理できるような気もします。 iPod mini で気に入ったのは液晶のバックライト。最初、メニューから辿るしかバックライト点灯/消灯を制御できないと思っていたのですが、いろいろ試行錯誤しているとどうやら「MENU」ボタンの長押しで点灯/消灯を切り替えられる模様(←マニュアル読みましょう)。このバックライトがまた凝っていて、単に点灯/消灯するだけでなく滑らかにすぅっとフェードイン/アウトするんですね。こういう電子機器っぽさではなく「生き物っぽさ」を演出してオーナーの愛着心を引き出すやりかたはまさに Apple のお家芸ともいえるものでしょう。細かいことですが、林檎使いの人は Apple 製品のこういうところがかわいいと思うんでしょうね。iPod mini には iPod のような光る LED もなく「見せる」という点においてはおとなしめのハードウェアなのですが、こういうところで製品の「生命感」を出すことに成功しています。 音の方はですね・・・うーん、普通(笑)まあ、ほとんどの曲は普通に聴けてしまうのですが、やっぱりネットワークウォークマンに比べると少し劣る気がしますね。HDD に MP3 ライブラリを構築しているわけでもないので、今さら MP3 もないだろうと思って AAC 128kbps でエンコードしているのですが、ATRAC3 105kbps(私がネットワークウォークマンで標準的に使っているビットレートです)に比べて中高音の伸びが足りないというか、少しスッキリしない音になっている気がします。ソースによってはラジオっぽい音質に聞こえたりもしますし。一番ひどいと思ったのが Janet Kay の『Love』(ソニーのコンピレーションアルバム『CM STYLE』に収録されています)で、終盤のソプラノサックスソロが素人でも分かるくらいの激しさで潰れてしまって・・・これは iPod mini がというよりは AAC フォーマットの弱点なんでしょうが、POPS やヴォーカル中心の曲ならいいものの音域によっては楽器系は弱いのかな、と感じました。ちなみに、音はソニー MDR-CD2000、Shure E2c、B&O A8 等で聴いてみました。 あとはですね、ソニーと違って味付けの少ない音なので(ソニーのウォークマン系は割と分かりやすい派手目の音がする)もう少し低音を持ち上げてやろうと内蔵のイコライザを使うと、これがまた曲によっては音が歪んだりビビったりして使い物になりません(>_<)とりあえずもう少し低域の出るヘッドホンに換えてイコライザなしで使ってやりたいと思います。 本当はフォーマットやビットレートでどの程度違うか実際にいろいろ比較検討した上で自分好みのフォーマットを決めたいのですが、なかなか時間もなくて一番無難なデフォルト(128kbps AAC)でひたすら CD からリッピングしています。4GB HDD といえど圧縮音楽だけでいっぱいにするにはもう数日かかる作業になりますからね・・・。 あと今回初めてまともに使った(今まではインストールだけしてあったけど使ったことがなかった)iTunes。これ、SonicStage より圧倒的にラクだし軽いし使い勝手がイイですね。最近は SonicStage もだいぶ使い勝手が高まってきましたが、やっぱり 3 度のチェックアウト制限があったりそれぞれの動作が重いというのはユーザビリティ低いわけで。しかも、SonicStage では曲データの取得が手動で MUSIC NAVI の DB を検索せねばならず、しかも洋楽の曲データは全角英数だったり曲によってはカタカナだったりで登録されてしまうので正直使い物にならなかったんですよ。しかし、iTunes なら CD を挿入すると自動的に Gracenote の DB から曲データをダウンロードしてきて、当然の如く半角英数でタイトルを入力してくれます。私のように洋楽を中心に聴くユーザーには iTunes の方がありがたいのかもしれないですね。 ひとつだけ、iTunes のライブラリ一覧が全アーティストの全曲が表示されてしまうのがすごく使いづらいんですが・・・誰かアーティストごとに分けたビューの作り方を(プレイリスト以外で)知っていたら教えてください(>_<) 実は、土曜日は iPod mini を持って Apple Store Ginza に行ってきました(笑)密かに今まで Apple Store って何度も前は通り過ぎているものの、中に入るのは初めてだったんですが、あそこ、楽しいですね(ぉ ソニーと違って扱っている製品のジャンルが狭いせいもあるのでしょうが、フロアごとのメッセージが強く出ていてソニービルのように雑多な感じになっていません。オープンな建物の雰囲気もあるのでしょうが、Mac ユーザーでない私も何となくいるだけで楽しいと思えてしまう空間だったことにはちょっとカルチャーショックを受けました。 で、Store 内では私が使っていた iPod mini を目ざとく見つけたスタッフの方が一人「mini のブルーですかー!実は私たちもまだほとんど見たことがないんですよー」と気さくに声をかけてきてくださいました。ちょっとしたヒーロー気分(ぉ 軽く会話を交わしていて感じたのですが、あそこのスタッフの方々ってスタッフであると同時に Apple のいちファンなのだなあと。メーカーとユーザーという立場でありながら、同じ Apple 製品という「想い」を共有するとても心地よい距離感を持てているなあ、ということを感じました。もちろんそれが Apple Store の戦略なのでしょうが、こういう距離感こそ私が最近メーカーとの間に求めていた距離感なんですよね・・・ソニーでもお台場の展示スタッフの方々にはそれに近いものを感じることがありますが、なんというかメーカー全体でユーザーとの「楽しみ」を共有する、という思想はやはり Apple の方が楽しみ方を知っているな、と思いました。だからといって Mac ユーザーになるつもりはありませんが(ぉ いち消費者としてもこの姿勢は参考になるな、と。 とりあえず今のところ iPod mini に関してはそんなところかな?また気づいたら書いていきたいと思います。ってエンコードずっとしてるのにまだ 1GB 分くらいしか溜まっていませんよ_| ̄|○ これ 20GB のオーディオプレイヤーとか買ってる人はどうしてるんでしょうか・・・。 |
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「VAIO pocket」の発売を次の週末に控え、しかもソニスタでの受注開始を明日に控えたところではありますが、iPod mini を購入しました。(ぉ http://www.apple.com/ipodmini/ いや・・・あの・・・その・・・。 VAIO pocket および HMP-A1 の発表後というタイミング的には非常に微妙なところではあったのですが、最近のソニーの戦略のちぐはぐさにほとほと愛想がつきたから・・・ではなくて、実を言うと VAIO pocket の発表以前に買うことが決まってしまっていたんですよ。先月の Column の中で > 米国在住の友人に頼んで iPod mini を送ってもらおうかなと思い始めています。 と書いていたら、それを本人が読んでいたらしく 友)「買って送ろうか?」 私)「あー。よろしく」 みたいなやりとりが(笑)例によって勢いで行ってしまうこの性格そろそろどうにかしようと思う(ぉ で、それがようやく届いたというわけです。 まだあまり深くいじれていませんが、とりあえず今日は iPod mini のパッケージが面白かったので、それを中心に・・・。 ![]() カラフル&ポップなパッケージ。最近の Apple 製品は白を基調にしたモノトーンの製品が多く、パッケージも必然的に白っぽいものが多くなりがちでしたが、iPod mini は少し前の iMac を彷彿とさせるカラフルなパッケージになっています。本体カラーをモチーフにしたカラフルな「iPod mini」のロゴが、何か楽しみを与えてくれそうな期待感を持たせてくれます。 5 色ある本体カラーのうち、私が選んだのは、ブルー。無難ですが良色です。 ![]() 帯状に取り囲んでいる外箱を取り払うと、箱が二つに割れて中から桃太郎が出て・・・来ません(ぉ とまあそんな感じで二つに割れるパッケージ。ちょっとしたギミックです。この手の製品って普通の厚紙の箱だったり開けづらいブリスターパックだったりするものですが、パッケージングからちゃんと演出を考えている Apple のうまさには脱帽ですね。そういえば、学生の頃なんかは研究用にけっこう Mac を使っていたのですが、自分で Apple 製品を購入するのってこれが初めてかも。 ![]() 開いた箱の内側には「Designed by Apple California」の文字が。そして、左側の蓋を開くとその中に「Enjoy」の文字が・・・こうやって少しずつ製品の内側に近づいていくにつれて徐々に気持ちを盛り上げていく、というパッケージングの手法を私は今まで見たことがありません。ソニーでは VAIO 505 EXTREME のパッケージがかなり凝っていましたが、それともまた違う種類の演出法ですね。変に格好をつける、ではなくて、純粋に「楽しませる」ためのパッケージングというか。開梱しながらひとりでニヤニヤしてしまいました(笑 ![]() ご開帳・・・そして、私の前に姿を現す iPod mini。写真で見るよりも実物はもっと良い色でした。 製品は保護用のフィルムに包まれているのですが、このフィルムには「音楽を盗用しないでください。」の文字が。シリコンオーディオプレイヤーって著作権についてはがんじがらめにする大手メーカー製品か無秩序なアジア系メーカーの製品か・・・というイメージでしたが、性善説の立場に立った緩い著作権管理やこういうモラルの植え付け方って、ユーザーにとってもメーカーにとっても心地よいものなのでしょうね。まあ、デジタル放送が全てコピーワンスになってしまう日本と違い、ある程度デジタルメディアの「私的利用の範囲」が認められている米国生まれの製品らしい、といえばらしいのかもしれないですが。 ![]() 同梱品。リファレンスやマニュアル・・・読んでません(ぉ CD-ROM・・・Web からダウンロードしたので開封してません(ぉ そのほか、USB ケーブル、FireWire ケーブル、AC アダプタ、イヤホン、イヤーパッド、ベルトクリップ。付属イヤホンは使うつもりがないので開封していません。 ![]() で、本体。 アクリル+クロームメッキで高級感を醸し出している本家 iPod に比べるとさすがにオモチャっぽくはありますが、とはいってもチープさはありません。デザインも相当シンプルで、VAIO pocket などのような複雑なインタフェースに見慣れてくると「本当にこれだけで操作できるの?」と言いたくなりますが、この円形パッドだけを使って全ての操作が可能になっています。 ![]() 円形パッドは iPod と同じく円に沿ってクルクルスライドさせてやることによって音量を調節したりカーソルを動かしたりすることができます。このへんの使用感は現行 iPod と同じなんですが、4 方向のクリックスイッチがあってメニュー、早送り、早戻し、再生/一時停止が行えます。スライドとクリックという点では「G-sense」に少し似ていますね。どうしても「操作は押すもの」というイメージがあるのでこのスライドパッドは若干違和感がありますが、これは慣れでしょう。 ![]() いろいろなものとサイズを比較してみました。平置きしたときのフットプリントだけ見ると本当に名刺サイズということが言えると思います。これは、ホントに小さい。Cyber-shot U よりも体積ベースでは小さいイメージですね。 ![]() Microdrive を抜いて殻だけになった(ぉ ライバル NOMAD MuVo2 との比較。正面から見たときには NOMAD の方がコンパクトですが、薄さでは圧倒的に iPod mini の方が上。シャツの胸ポケットに入れてもかさばらないのは iPod mini の方だと思います。ちなみに、ノーマル iPod(現行モデル)との比較では、厚みはほぼ同じで mini の方が一回り小さい(特に横幅が狭い)くらいでしょうか。そういう意味では iPod も十分小さいのですが、mini の方が細長いので握りやすいです。 さて・・・ここまで書いたところでけっこうな量になってしまいました。実際の使い勝手等については、また明日以降で。 |
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3 週間前の記事の続きです(笑)。 ずっと書こうと思いつつ時期を逸してしまいましたが、今日は SO505iS のムービー機能について書いてみたいと思います。最近モバイルムービーやら HDD オーディオプレイヤーやらの記事が続いていますが、Brown Sugar の中では今モバイルムービーと HDD オーディオがキテます(笑)ホントに何か製品を購入しようとしている HDD オーディオはともかく、モバイルムービーに関しては私自身あまりテレビを観ないのでそれ自体には興味がないのですが、技術的に興味があるというか(^^; というか、私の周囲だけなのかもしれませんが、何故か最近モバイルムービーを使っている人をよく見かけるんです。通勤中に最寄りの沿線でノート PC で DVD やリッピングしたらしき DVD 映像を観ている人(PowerBook 15" で観ている人すらいました)、ケータイでムービーを観る人、PCVA-HVP20 で「世界ふしぎ発見」を観る謎の男性(ぉ、吊革につかまったまま MSV-A1 を広げるちょっと美人な感じのお姉さん(笑)など、ホントによく見かけるんです。世の中ホントにそこまでモバイルムービーが流行っているんでしょうか?まあ、ソニー製品に関しては、ウチの最寄り私鉄線がソニーの某お膝元エリアを通っている関係もあるのかもしれませんが・・・。 というわけで最近徐々にモバイルムービーを試してみたい欲が増していたところだったのですが、SO505iS で私もやってみるか・・・と思ったところ、どうやら VAIO の Giga Pocket では SO505iS 対応フォーマットの書き出しをサポートしていない模様。エー、ソニー製品同士なのに繋がらないの!?そんなはずはないでしょ、と思っていたら、ありました。良いサイトが。 SO505iSのまとめ http://so505is.livedoor.biz/ こちらのサイトをキーに周辺のサイトを探っていたところ、やはり Giga Pocket→SO505iS への書き出しは可能なよう。メーカー保証外ではありますが、壊れることもないだろうしとりあえずやってみました。 私が今まともに使える Giga Pocket 搭載 VAIO って C1MSX しかないので(笑)これを使ってみます。なんか Image Converter というツールがいるみたいでしたが、C1MSX の Giga Pocket LE から直接「CLIE 変換」をかけることができました(Giga Pocket エクスプローラからビデオカプセルアイコンを右クリックして「CLIE 変換」。フォーマットは gMovie 形式ではなく MoviePlayer 形式のもよう)。とはいっても、実際やってみる前に Image Converter のインストールとかいろいろ試していたので、もしかしたらこのへんのツールをインストールしてからでないと使えない可能性はあります。^^; まあ、モバイルムービー対応機器として CLIE 用の機器と SO505iS が挙げられているわけですから、Giga Pocket のデータも CLIE 用に変換すればまあ使えるはずだよな・・・と思いつつ、変換をかけたムービーを Duo にエクスポートして SO505iS に挿し込んでみたら、ごく普通に使えてしまいました。 ![]() というわけでムービーが入ったメモステ Duo を SO505iS に突っ込んでみました。 しかし、「モバイルムービー」をセールスポイントにしている割には、ムービー機能にアクセスするには手順が多くて面倒です。メインメニューから「エンターテインメント」→「メモリースティック」→「アルバム」→「モバイルムービー」→タイトル選択というステップを経てようやくムービーの再生が始まります。合計 6 回も決定ボタンを押さなくてはならない、というのはかなり煩わしいのですが・・・。同様に音楽再生機能「Music パネル」へのアクセスもやや煩雑なものの、「マイセレクト」に Music パネル機能そのものを登録してしまえば「My」ボタン→「Music パネル」という 2 アクションで音楽再生画面に移れるのですが、ムービーの方は登録できない(「メモリースティック」までのレベルしか登録できない)のでいちいちメニューからたどらなくてはならないんですよね。こんなことで本気でモバイルムービーを売る気があるのかと・・・(-_-; タイトル選択画面の中に「WEGA」の文字が見えますが、これはまた後述します。 ![]() ムービーファイルを選択すると、データの展開が始まります。1 時間程度のムービーファイル(Giga Pocket から標準画質で変換したファイル)で 10 秒前後かかるでしょうか・・・しばらく待っていると、再生が始まります。 ![]() 画質はこんな感じ。ってデジカメだとどうしてもモアレてしまって本来の画質が再現できないのが残念なのですが、思った以上に高画質(髪の毛やニットの質感もけっこうちゃんと出ている)ですし、動きも滑らか。まあ、あまり動きの速いシーンでは MPEG 特有のブロックノイズが発生して見苦しくなることもありますが、TV ドラマやニュース程度ならば全然問題ないクオリティだと思います(スポーツは厳しいかも・・・)。あくまで電車の中で顔に近い距離で観る、という前提ならば、2.3 インチ QVGA という画面サイズでも十分楽しめるものですね。内蔵スピーカも、さすがに音楽再生に使うのは厳しいですが、テレビ程度なら(音楽番組以外は)実用に耐える音が出せていると感じました。これは、私が思っていた以上に、モバイルムービー、面白いかも・・・。 と、ふとここで気付いてしまったのですが、 CLIE 持ってるなら CLIE で観ればいいジャン・・・ もともと CLIE 対応フォーマットに変換していて、しかも SO505iS 以前に Giga Pocket からエクスポートしたムービーファイルの再生に対応した NX80V を持っているにも関わらず、SO505iS での再生を試してみるまでそのことに気付きませんでした(笑)NX80V にメモステを挿し換えてみたら、当たり前のように再生してしまったし(^^;まあ、画面サイズはともかく、動画の滑らかさでいったら SO505iS の方が少しだけ上かな?という程度だったので、CLIE との比較では一長一短といったところです(「Handheld Engine」搭載の最近の CLIE ではまた違いそうですが)。 ちなみに、先日妹の結婚式で田舎に帰ったときに祖父母の家に顔を出しに行ったのですが、なんか居間に PLASMA WEGA があるんですけどー(汗)ちなみに私の祖父母や両親はソニーマニアではありません(ぉ ちょうど「メモリースティックスタジオ」に対応したモデルだったので、さながら電気屋の店員のごとく WEGA でメモステにテレビを録画してケータイで観たり、前日の結婚式の写真を WEGA の大画面で観たりするデモをやってみせたりしていたのですが、Giga Pocket で録画したファイルを再エンコードして・・・というのに比べると、やはりメモステに直接録画できるのはこの上なくラクチンですね。まあ、WEGA のデフォルト設定ではメモステ録画のビットレートが低すぎてノイズだらけになってしまい、あまり観られたものではありませんでしたが、正しくビットレートを設定してさえやればかなり便利に使えそうです。 と、いう感じで、やってみたらけっこう楽しかったモバイルムービーですが、ひとつ問題があります。それは、↑にも書いたムービーの準備の問題。 ウチの場合録画環境を完全に PSX に依存してしまっているので、今回のテストでは PSX に録画済みの番組を一度アナログ接続で C1MSX の Giga Pocket で再録画し、さらにモバイルムービー形式に変換してメモリースティックにエクスポート・・・という気の遠くなるような作業を経ているんです。CPU は Crusoe なので変換には再生時間と同じかそれ以上の時間がかかりますし(全然進まないので途中で諦めて寝てしまい、朝できあがっているのを確認した(笑))結局なんだかんだで 1 時間番組をメモステに格納するまでに 3 時間くらいかかってしまったんですよね・・・その時間があれば普通にテレビで観れるって(ぉ 本当は、PSX のメモステスロットから直接エクスポートできればいんですけどね・・・スゴ録でできるというなら PSX から買い換えてみても良いくらい。あるいは VAIO でもテレビ録画時に通常のビットレートの他にモバイルムービー用のフォーマットも同時に作成してくれるとか、モバイルムービーを積極的に使ってほしければもっとお手軽に使えるための手段が用意されていればいいんですけどね。 本来この手の製品に最も親和性の高いはずの Giga Pocket がモバイルムービーを正式サポートしていなかったり、VAIO pocket とかぶるべきところがかぶっていなくてかぶらないべきところがかぶっている仕様/価格/発売時期な「HMP-A1」といい、昨シーズンあたりからソニーが全社で「モバイルムービー」に取り組んでいる割には、足並みが揃っていないというか、このへんのちぐはぐさは相変わらずですね。ソニーという企業に縦割りの文化が根強く残っていることは知っていますし、無数のバージョン/組み合わせが存在する Giga Pocket で広くモバイルムービーをサポートすることが事実上難しいことも分かりますし、新しいハードを売りたいという下心がある可能性も否定できませんが、ユーザー本位じゃないというか本気でやる気あるの?とすら言いたくなってしまいます。 「ケータイでテレビを観る」というだけの行為(本来、ケータイで観るということはあくまで手段であって目的ではない)に通常のメーカーサポートのあるやり方でやろうとすると(専用のレコーダだったり、WEGA の上位モデルだったりという)やたら投資をしなくてはならないというのも、どうかと思います。むしろ、既存の Giga Pocket やデジタルレコーダユーザーに、ちょっとの投資でモバイルムービーが楽しめますよ、という提案をしていった方が、モバイルムービー普及の近道であり、ユーザー全体に楽しみを提供できるやり方なのではないでしょうか。「シナジー」というのは、そういうことなのではないでしょうか?このあたりは、DIGA+D-snap という旬の製品の組み合わせで簡単に「モバイルムービー」できる環境を提供してしまった松下電器の方がよっぽど分かっていると思います。 なんかここ数日批判めいたことばかり書いてしまっていますが、この Column ではそんな批判ばかり書きたいわけじゃないんですけどね・・・なんだかユーザーのいないところでモノ作りをしているソニーの一面がここ数日目につく、というだけです。だってプラズマテレビの購入者の大半が私の祖父母のような中高齢者層だというのに、使われないメモステスロットをどんどん載せていくことにどれほどの意味があるのか・・・。 話がまた逸れてしまったので元に戻しましょう。 ともあれ私は C1MSX という Giga Pocket 搭載機の中では最もロースペックであろう機種でモバイルムービー用のファイルを用意したため、かなりの手間になってしまいました。しかし、別フォーマットにエンコードし直すというのはどんなに高スペックなマシンになってもそれなりに時間がかかるわけで。逆に、録画時に直接モバイル用のファイルも作成してしまうとかいうのでなければ、わざわざモバイル用にエンコードし直すなんてことを考えない方がシンプルに行くのかもしれません。いっそ Giga Pocket のファイルをそのまま使ってしまう、VAIO type U の VAIO Video Download Manager+クレイドルについた一発ダウンロードボタンというのが最もラクかつ高画質なソリューションなのではないでしょうか。現状、モバイル環境でムービーを見ようとすると環境を整えるのにかなりの投資を必要とするか、毎度手間をかけて携帯デバイス用にコンテンツを用意してやるかしなくてはならないのですが、そもそもモバイルで何かするということは、出がけに手間を取らせずサッと持ち出して気が向いたときにササッと使えることが重要なのです。昨日「HMP-A1」を触ってみたときにも感じていたのですが、価格さえ考えなければやはり VAIO type U はモバイルムービー端末としてはかなり優秀なスペックを持っているんですよね(バッテリはちょっと厳しいですが)。こういうコンテクストを踏まえてみると、VAIO type U というのは現在のタイミングで出るべくして出たコンセプトなのかもしれません。 それでもやっぱりもう少し「誰でも簡単に」モバイルムービーが楽しめる解決策が出てこないものですかね。現状ではどうしても敷居が高すぎます・・・今年末あたりになれば、PSX で録画した番組をメモステにエクスポートして、PSP でモバイルムービー・・・なんていう楽しみ方が一般化しているのかもしれませんが。ともかく、技術的に不可能でないのであれば、多少著作権の縛りがあっても良いから PSX からメモステに書き出せるようにしてほしいものですが・・・いかがでしょう>ソニーさん。 |
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CLIE 関連で二つほど。 CLIE に対応した Bluetooth 接続の GPS「GU-BT1」が発表されています。 製品情報 http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/Acc/GU-BT1/ ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2004/05/27/649781-000.html ハワイでテスト運用されていた、GPS と PDA を使った街歩きナビ「Leplan(ルプラン)」のサービスが日本国内向けにも開始(レンタルではなく CLIE とこの GPS の販売による)されるのに合わせ、CLIE 専用周辺機器として GPS ユニットが発売されるものです。Bluetooth 接続ということで対応本体は PEG-UX50、TG50、NZ90 しかないのが残念なところですが(Bluetooth Stick「PEGA-MSB1」での動作はメーカー保証外)、電源投入後は公称 2 秒で現在位置を認識してくれるとのことですから、期待が持てそうです(というか今までのソニー製ハンディ GPS はひどいものでしたからね・・・)。 個人的には今の VAIO U101 や今度の type U で街歩きナビをしてみたら面白そうだな、というか透過型液晶しかなかった頃の C1 や U1 などと違い、ハイブリッド液晶を備えた今の VAIO U/type U(や CLIE)でこそ PC ナビをする意義があると思っているので、なんとかして PCGA-BA1/A あたりを使って VAIO U でも使えないものかと思っています。Bluetooth 非搭載 CLIE での動作に関しては、発売してからクリクラ!をまめにチェックしていればいいことがあるのかな?(笑 もう一つ、待望の CLIE TH55 対応 CF カードアダプタが登場しました。 HNT-CF1 http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/Acc/HNT-CF1/ ハギワラシスコム製のアダプタらしいのですが、販売元はソニーマーケティング。正式な CLIE 関連製品という扱いになるようですね。CF スロット内蔵の PEG-NX80V では対応していなかった DDIp の AH-S405C や b-mobile 対応カード、So-net の bitWarp 対応カードも使えてしまうというのがかなり嬉しいです。かなり完成度の高い端末といえる PEG-TH55 の弱点といえば CF スロットがついておらず、カードアダプタも存在しないことくらいでしたから、正式に CF 通信カードが使えるようになったことで旧機種からの買い換えも積極的に勧められるのではないでしょうか。というか、私自身がそろそろ CLIE も買い換え時かなぁ・・・と思っているのですが、この時期に関連製品しか発表されないということは、NX80V の位置に納まるべきニューモデルは今シーズンは出ないということでしょうか。となると・・・。 さて。今日の本題。 ソニーからハードディスクマルチプレイヤーの問題作(!?)「HMP-A1」が突如発表されました。 ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200405/05-0527/ 製品情報 http://www.sony.jp/products/Consumer/HMP/ えー、ポータブル HDD プレイヤーというと先日「VAIO pocket」が発表されたばかり。その発売まであと 10 日もないっていうかソニスタの先行予約販売開始の 4 日前ですよ!!そんなタイミングでこんなものを発表するなんて信じられない(笑 っと興奮していても仕方がないのでこの製品の概要を説明しますと、VAIO pocket と同様横長タイプのポータブルプレイヤーで、3.5 インチの QVGA(320x240)TFT 液晶と 20GB を備え、音楽再生だけでなく静止画や動画の再生にも対応したマルチプレイヤーとなっています。 基本的な仕様を VAIO pocket 発表時の比較表に当てはめて VAIO pocket および iPod と比較してみますと、
※例によって HMP-A1 および VAIO pocket はカタログ上は上記以外のファイルフォーマットにも対応していますが、転送時に転送ソフト側で自動的に上記フォーマットに変換してしまうため、本表では本体ハードウェアがサポートしているファイルフォーマットのみを記載しています。また、HMP-A1 のバッテリ稼働時間は音楽再生のみの場合。MPEG-2 4Mbps の動画を再生した場合のバッテリ稼働時間は 4 時間程度とのことです。 ・・・という感じになっています。サイズ的には VAIO pocket より一回り、iPod より二回り近く大きくなっていますね。重量で言えば VAIO pocket の三割増し程度。これは、けっこう大きいのでは・・・まあ、動画再生に対応していることにどれだけのメリットを感じるか・・・で、VAIO pocket や iPod に対する評価も違ってくることでしょう。 そして・・・この HMP-A1 の最大の特徴であり謎でもあるのが、対応フォーマット。音楽再生の対応形式がソニーが今まで推してきた ATRAC3/plus ではなく MP3 になっています。そして、転送アプリケーションは SonicStage ではなく MusicMatch Jukebox。転送時の著作権管理はきっちりされるあたりが国内メーカーの製品らしいですが、なぜここにきて ATRAC3/plus を否定するような製品を出すのかな・・・個人的には ATRAC3/plus の著作権管理はちょっと厳しすぎるのでもう少し緩くしてほしいとは思っていますが、かといって(今後のソニー製品は全て ATRAC3/plus から MP3 へ方向転換する、というならともかく)今さら ATRAC3/plus を捨てる意味が分かりません。しかも AAC でも WMV でもなく MP3 対応というあたりも・・・。 ・・・と、なんだか VAIO pocket の後なせいか対応音声フォーマットにばかり注目が集まっていますが、この製品のメインはあくまで HDD ビデオプレイヤーです(笑)。しかし、VAIO 関連製品「PCVA-HVP20」の後継製品であるように見えながら、VAIO ブランドではなく、VAIO ブランドのポータブルビデオプレイヤーは年末に「VAIO pocket」シリーズの新製品として投入予定とのこと・・・まあ、言ってみれば CoCoon とスゴ録と PSX のような関係なのでしょうが、本来なら HMP-A1 の方が VAIO ブランドとして登場してもおかしくない仕様なのにそうではないということは、やはり「開発したカンパニーが違うから」の一言で片づけてしまうのでしょうか?同じ時期に似たような製品を乱発してしまうのは最近のソニーの HDD 系製品によく見られる傾向であり、同時にソニーという会社の悪いところであると思います。足並みが揃ってないというか、ちぐはぐというか。企画から市場投入までのスピードを上げるためにカンパニーの意志を尊重して作らせるのはいいんですが、本気で何かを浸透させようとするのなら全社でちゃんと取り組んでいかなくてはならないのに。規格や方式が乱立し、市場が混乱することは、ユーザーにとって害があるばかりなのに。ただでさえ、ソニーという会社は他社との関係においてメディア規格の標準化をこじらせる原因になりやすい会社なのに・・・。いつからこういう一本筋の通ったビジョンの見えない会社になったんでしょうか?? 話が横道に逸れてしまいましたが、この製品、ビデオプレイヤーとして見た場合には非常に真っ当です。従来製品(PCVA-HVP20)よりコンパクトになっていますし、重量も 17% 減。スタミナもカタログスペック上では従来製品の 50% 増。価格も PCVA-HVP20 および VGF-AP1 の約 \10,000 増となっているのがけっこう痛いですが、対応フォーマットの幅広さを考えると妥当といえば妥当なのかな(あくまで「ソニーロゴが入った製品として」の比較ですが)。 で、この製品なのですが、今日仕事帰りに別件で閉店間際のお台場に行ったらメディアージュにて「『アレ』もうご覧になりました?」・・・既に展示が開始されていてビックリ。早速見せていただいてきました。おそらくユーザーサイトでは最も早い記事になるのではないでしょうか? ![]() HMP-A1 の実機。なんか相当急いで展示されたらしく、まだマニュアルも届いていないとのことでした(笑 サイズ的には(直接比較はしていませんが)やっぱり VAIO pocket より一回りは大きい感じでしょうか。でも形状が似ているせいか、兄弟機っぽい雰囲気がありますね。 ![]() 正面は黒いアクリルパネルに覆われていて液晶がキレイに見えます。VAIO pocket よりは動画向きな感じかな。ただ「クリアブラック液晶」と違って映り込みは気になるように思いました。 背面はヘアライン加工されたブラック塗装のアルミ(?)素材。このへんはあまりこだわっていないように見えた VAIO pocket よりも高級感がありますね。ただ、VAIO pocket ではグリップが太くなっていたので持ちやすかったのですが、HMP-A1 ではグリップが細め(というかフラットに近い)な分滑り止めの突起がついています。 ![]() タッチパネル式のインタフェース。くぼみの部分が静電容量式タッチパネルになっていて、この上に指をスライドさせることによってスクロール等の操作を行います。それぞれのボタンのところをタップするとクリック的な動作をします。うーん、慣れればそれほど悪くないのかもしれませんが、ちょっとだけ触ってみた感じでは VAIO pocket の方が直感的かな、と思いました。 そして、このタッチパネル、反応よすぎ(笑)ちょっとしたことでパッドが反応してしまうのでカーソルがどんどん飛んでいって不便に感じてしまいました。 ![]() 上端には操作ボタン、左端には入出力端子があります(ピンボケでごめん^^;)。 操作系が前面のパネルに集中せず、ボリューム等のボタンが一部この位置にあるのはちょっとどうなんだろう?一ヶ所に集まっていた方が操作しやすいと思うのですが・・・。 入出力端子が左端にあるということは、VAIO pocket のようなクレイドルはないということみたいです。充電にはいちいちサイドカバーを開いて AC アダプタを挿してやらなくてはならないのがちょっと面倒。USB 端子も同様です。また、AV OUT 端子があるのでテレビ等への出力も可能。MPEG-2 ならばそれなりに高画質なので、大画面のテレビに出力しても楽しめそうです。 ![]() 画質はこんな↑感じ。デジカメ写真なので若干モアレてますが、3.5 インチ QVGA というスペック以上に高精細に見えます。PCVA-HVP20 とはパネル自体が変わったのか、画面サイズ自体は同じもののこちらの方が美しいですね。HVP20 で感じられた画面周辺部の暗さも気になりませんし、発色も鮮やかです。 画面解像度だけでいうと最近の携帯電話とほぼ同じですが、やはり画面サイズが大きい方が細部の表現が分かりやすくなって情報量が多く感じますね。斜め方向の線には若干ジャギーを感じる部分もありますが、画面サイズを考えると許容範囲でしょう。 ![]() 操作画面。基本的に液晶右隣のパッドをタップしたりスライドさせたりすることで操作します(G-sense と違ってクリックはなし)。画面構成は PSX ライク(色設定は数種類から選択可能、写真はホワイト)な階層構造の操作性になっています。G-sense も慣れが必要な操作系でしたが、これもけっこう慣れが必要かもしれません。G-sense よりは操作のイメージはつかみやすいのですが、パッドの感度が良すぎるのでカーソルが移動しすぎてしまったり、早送り/早戻しも行き過ぎてしまったり、ちょっと使いづらかったですね。発売までにこのあたりの感度は再調整されるとは思いますが、慣れれば G-sense の方が使い勝手が良いかも、と思いました。そもそもこの製品はメインが動画なので、VAIO pocket のように大量の音楽ファイルを扱う場合はやはりいろいろな切り口で曲検索ができる VAIO pocket の方が向いていると言えそうです。楽曲のジャケット表示もできますしね。 ちなみに HMP-A1 は音楽再生中は(デフォルトでは)自動的に画面がオフになるようです。 ・・・といったところです。正直、VAIO pocket に比べて真っ当な(笑)操作方式を採用している HMP-A1 の方が使いやすいのかな?と思っていましたが、実際にはパッド感度の問題もあり現時点では VAIO pocket に分があるように感じました。 何かと比較されがちな両製品ですが、やはり一方は音楽、一方は動画に特化した仕様になっているので、用途によって明確に対象ユーザーが異なってくると思います。やはり音楽を聴くならサイズが小さくバッテリも持ち、ATRAC3/plus 対応な VAIO pocket なのかな・・・と思います。音楽中心で HMP-A1 を選ぶくらいなら iPod でいいですしね(笑)あとは、動画再生にどれだけメリットを感じられるか、でしょう。個人的には最近モバイルムービーがかなりアツくなってきているのですが、ウチはモバイルムービー用の録画環境が弱い(C1MSX くらいしかない)ので、HMP-A1 の対象ユーザーにはなり得ないかなあ。 # O さん、長い間本当にお疲れさまでした! ■記事リンク PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0527/sony.htm AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040527/sony.htm ケータイ Watch の記事 http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/19023.html ITmedia の記事 http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/27/news028.html ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2004/05/27/649777-000.html デジタル ARENA の記事 http://arena.nikkeibp.co.jp/news/20040526/108671/ MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/05/27/015.html |
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ソニーが中心となって運営する家電向け音楽配信サービス AnyMusic がサービスを開始してからほぼ一週間が経過しようとしています。先週末お台場に出かけた際、このサービスに対応したソニー製端末「NETJUKE NAS-A1」が展示されていたので、ちょっと触ってきました。 ![]() CoCoon を意識させるホワイトベージュの筐体。サイズはけっこう大きいです。正面から見て CD ジャケット 2 枚弱くらい、奥行きはデスクトップ PC の筐体くらいあるでしょうか。まあ、中に入っているのが Linux なので、コンパクトなキューブ型デスクトップ PC と同じくらいの大きさは必要になりそうなものですが。 ![]() 動作中にフロントパネル上部にぼんやりと光る青いイルミネーションや操作ボタンの「ANY MUSIC」に埋め込まれた青い LED がかなり CoCoon を彷彿とさせます。というか、もともと CoCoon シリーズとして開発されていたようなので、それも当然というか。天板についている操作ボタンも初代 CoCoon チャンネルサーバーとよく似ていますね。もっとも、この機械はほぼリモコンでの操作が中心になるので、本体についている操作ボタン類は飾りみたいなものですが。 フロントパネルを開くと CD トレイ、メモステスロット、ヘッドホン端子が顔を出すのですが、この中のデザインは至極あっさりしています。というかあっさりしすぎて AV 機器というよりも PC 的な感じがしますね。でも、このメモステスロットがごく普通のメモステスロットかと思いきや・・・ ![]() メモリースティックを挿入すると、スロットイン方式の CD や MD のように「すーっ」とスロットに引き込まれていくいかにも AV 機器的な動作をするのでびっくりしました。普通の PC のメモステスロットと同じように挿し込むと途中でロックされるだろうと思って挿してみたら、中に引き込まれていってしまったのでかなり焦りました。(^^; ![]() 付属のリモコン。 色といい、形といい、ボタン配置といい、まるっきり CoCoon です(笑 ![]() AnyMusic のトップ画面。メニューには音楽ダウンロードサイト Mora、CD オンライン販売 HMV、FM オンエア情報サイト TOKYO FM へのリンクが張られており、それぞれのコンテンツが利用できます。NAS-A1 には FM チューナも内蔵されていて、放送中の楽曲情報をその場でチェックし、その情報をキーに Mora でのダウンロードや HMV での CD 購入ができる模様(現状では TFM 系列の放送のみ)。ちょっと前に登場してあまり流行らないまま消えていったソニーの eMarker 的な機能と言えます。 ![]() Mora のダウンロード販売画面。 やはり、家電(オプションの専用液晶ディスプレイのほか、TV に接続することも考えられています)での利用を考えて極力見やすい文字サイズ、リモコンで操作しやすいシンプルな GUI になっていますね。1 曲 \270 ってまだまだ高いような気もしますが、これはこれからの企業努力なのかな。 ![]() HDD ジュークボックス・・・は、まあ、普通(笑 アーティストごとなどのカテゴリに分類できるフォルダの下にアルバム→曲という階層構造で管理されています。「Do VAIO」のような凝った GUI を見てしまうと、ちょっと寂しい気がしますね。もう少しダイナミックに操作できるようになって、楽曲だけでなく PV も一括で扱えるようになってくるともう少し面白くなるのでしょうが、現状ではまだ一年半前の CoCoon と同じ感じであまり面白くありません。家電ならではの使いやすさを訴えるなら、この辺も努力が必要・・・というところでしょうか。だいいち「フォルダ」という概念自体が PC 的ですしね・・・。 デモ機では楽曲や CD のオンライン購入までは試せませんでしたが、製品自体を触ってみた感じでは「まだまだこれからかな・・・」という雰囲気でした。Mora や HMV の UI に関しては画面サイズ(HD 非対応のインターレース TV での使用も考慮しないといけないため)の縛りがあるので大きな変化は望めませんが、NAS-A1 が提供する GUI のレベルで本当に「PC レスの使いやすさ」が実現できるのかどうか。発想の起点が PC や従来の Web のそれにとらわれてしまっている面があるので、PC を使っている身としては「これなら PC でいいんじゃないかな?」と思ってしまいます。まあ、あくまで家電という位置づけなので、PC ではまず実現不可能なスタンバイ/レジュームの早さや静粛性などが家電的な使い勝手という見方もできますが、これに \100,000 払うくらいなら一番安い VAIO を買った方がいいんじゃないかと思います。少なくとも携帯電話ユーザーを取り込めるような GUI(操作性やリッチさという点で)が実現できればもう少し PC との違いが見えてくるのでしょうが。 とはいえ、FM 局との連動というのはちょっと面白そうですね。今のところ TFM 系列しか利用できませんが、これが他の FM 局や有線放送ともリンクしていけるようになれば面白そうです。例えば、外出先のお店で流れていた有線放送の曲が気になったときに携帯電話や PDA のアプリケーション上で時間帯をクリップしておいて、帰宅後赤外線で NAS-A1 にデータを送り、曲情報を確認した上で Mora や HMV から購入できる・・・というソフトウェア版 eMarker みたいなソリューションがあると面白そうです。まあ楽曲のダウンロード販売以外なら i アプリで直接通信して楽曲情報を入手したり、携帯電話から HMV に発注できたり(CD の代金は携帯電話の利用料に含ませるか、携帯電話に FeliCa が搭載されたら FeliCa 経由で課金)着メロや着うたとしてダウンロード購入できるといった使い方もアリだと思いますが(そうなると NAS-A1 のようなアプライアンスは必要なくなりますが、AnyMusic がサービスの基盤を提供するというビジネスは可能でしょう)。要は、エンドユーザーが音楽に触れるきっかけはいくらでもあるのであって、それをトリガーにいろんな楽しみを提供することは可能だということです。レコード業界も業績不振を Napster や Winny のせいにする暇があったら、そういう努力をすればいいのに・・・。 Apple の iTunes Music Store が米国でブレイクした理由は、レコード会社による音楽配信サービスが浸透していなかったことのほかに、楽曲の購入価格が安いこと、MP3 という著作権の縛りの緩いフォーマットがユーザーにとって扱いやすかったこと、そして iPod が売れたことなどたくさんの理由があると思います。その iTunes が日本に流れ込んでくる前に国内の勢力がサービスを立ち上げ一般化させてしまえるタイミングは、今がほぼ最後なのではないでしょうか。MP3 というフォーマットが普及したのはいろんな意味で「扱いやすい」からにほかならなかったと思いますが、逆に言えば「扱いやすい」という条件さえクリアしていて、なおかつ MP3 に勝るメリットを備えていれば、著作権保護されたコンテンツであっても普及する可能性は十分にあると思います。おそらくそのメリット(単に楽曲をダウンロードしたり、再生したりという以上のプレミアム)を提供することが AnyMusic 普及のキモになると思うのですが、今の AnyMusic および対応機器はまだそれができるレベルにすら達しておらず、ようやくサービスが提供できるようになったにすぎません。AnyMusic が広く認知され、対応機器が普及していく(今回のような専用機器という形ではなく、デジタルビデオレコーダ等に統合された形での普及が将来的なスタンダードになるでしょう)か、やがて日本にも押し寄せるであろう iTunes の波に飲まれてしまうのか。AnyMusic がサービスを開始したこれからが、本当の勝負といえるでしょう。 ■記事リンク ITmedia の記事 http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/26/news021.html |
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土日はすっかりサボってしまいました。GW は、まあそれなりに時間は取れましたが、翌週は妹の結婚式で帰省でしたしその次の週は Do VAIO World だけで週末が終わっていったので(笑)ひさびさに更新もお休みさせていただいて無為にすごしていました。 土曜はシネマメディアージュまで、公開初日の『トロイ』を見てきました。劇場で映画観たのって王の帰還以来かな?内容については触れませんが、面白かったです。ただ、後半は半分ただのファンサービスになっているのが・・・(笑 ついでにソニスタショールームで展示が開始されていた DSC-F88 も見てきました。 こないだのイベントで書きすぎたせいでフォトレビュー形式の記事はしばらくやりたくないのですが(ぉ 軽くお届けしたいと思います。 ![]() 従来のイメージを忠実に踏襲した DSC-F88。基本デザインは先代 DSC-F77A の発展型ですが、素材感とかグリップの感じとか、以前の DSC-F55K のイメージに戻った感じもします。ズーム機構を内蔵してレンズ部の存在感がずいぶん増していますね。 ![]() 回転レンズにもついに「3x OPTICAL ZOOM」の文字が刻まれたレンズ部。最近の他のほとんどの Cyber-shot にも搭載されているカールツァイス「バリオテッサー」レンズです。テレ端での F 値が少し変わっていますがほぼ DSC-T1 系と同じ光学系を搭載しているとみていいでしょう。 F77A と同様に光学ファインダも備えています。 ![]() 操作部&液晶画面。この辺は他の Cyber-shot と共通ですね。F77A にも一応スマートズーム用のズームレバーがついていましたが、今回のはもちろん光学ズーム。このズームレバーも狭い部分に実装されていますが、周辺を少し盛り上げてみたりレバー自体の表面積を少し広く取ったりと操作性に関しては極力工夫しているようです。 液晶は 1.8 インチ TFT、134,000 ドットの P100 と同じ仕様。まあ、フツー(笑)そういえば少し前までの Cyber-shot の液晶って本体背面から少し飛び出た形でハードコートが施されていましたが、最近のは背面のラインよりも少し奥まってアンチグレア処理がされたものに軒並み変更されていますね。こちらの方が傷が付きにくいので個人的には歓迎です。 ![]() 両サイドはほぼ DSC-F77A と同じ。バッテリが P100 と同じ「インフォリチウム R」になって容量が大きくなりました(満充電状態で普通に 180 分近く連続撮影できる模様)。本体は若干大きくなりましたが、これだけバッテリが持てば通常はほぼ交換しないで済みそうです。 また、P100 と同様のクレイドル(Cyber-shot ステーション。P100 と共通ではないらしい)がオプション扱いになったため、標準では AC アダプタでの充電に変更になりました。そのための DC IN 端子なんかもついています。 ![]() 旧モデル DSC-F77A との比較。数字上ではさほど変わっていないように見えても、実物で比べるとしっかり一回り違う気がします。しかし、厚みが増してグリップがついた分 DSC-F88 の方がホールド感は良いですね。ホールド感って撮影時のブレに直結してしまうものなので、少なくともレンズが同じでも T1 系よりは手ブレしにくいのではないでしょうか。もっとも、被写体ブレには全く効果ありませんが・・・。 試写は特にしてみませんでした(シャッターは切ってみたけど本体の液晶画面での確認のみ)。まあ、T1 とほぼ同じかと・・・しかし T1 のシャッタースピード問題に関してはあちこちで相当言われており、ソニー自身も認識しているようなので、今後のモデルでなんらかの対策が施されることには期待できるのかもしれません。 個人的にはこのようなレンズ性能の低いカメラが市民権を得ていくことは良くないと思っているのですが、F77A や T1 の人気を見ていると F88 が売れてしまうのは必然なのかな。デジカメやカメラ付きケータイの登場で写真を撮ることが「ハレ」から「ケ」の行為に変わった、と言われるようになって久しいですが、それに伴って撮影品質よりも撮影することそのものの楽しさが重視されるようになったことは、良いことでもあり、同時に良くないことでもあると思います。とはいえ、より小型に、より高画素に、という相反する要求を同時に満たそうとするとどうしてもこのようないびつなスペックにならざるを得ないのですが・・・CPU がクロック至上主義から付加価値主義へマーケティング戦略を変更したように、デジカメもそろそろ「画素数」以外のポイントにフォーカスが当たってもいいと思うのですが、成熟したとはいえ、まだまだ市場はそれを許してはくれないのでしょうか。 |
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掲載が遅くなってしまいましたが、今回発売された VAIO 関連製品のうち「PCGA-UMS3/B」「VGP-MCA10」を購入しました。いずれも Sony Style にて購入。 まあどちらも割と普通の関連製品なのですが(笑)一応レポートしておきたいと思います。 ![]() USB 光学マウス「PCGA-UMS3/B」。今までシルバー、バイオレット(と限定 SS RED)しか存在しなかった PCGA-UMS3 シリーズに加えられた新色です。ブラックといっても、VAIO 第 2 章のカラーリングに合わせていわゆる紫が塗り込まれた「VAIO ブラック」になっているのかな?微妙すぎてよく分かりませんが(^^; 今までの UMS3 は光沢感のある塗装でしたが、UMS3/B ではツヤ消しになっていてちょっとシブい感じ。 ![]() 私が愛用している SS RED との比較。形は同じですがカラーリングでだいぶ違った感じになりますね。やっぱり SS RED は何度見てもカッコイイです(笑 ブラックの方はホイールや側面のパーツがシルバーグレーになっていますが、このへんももう少し落ち着いた色の方が好みだったかも。グレーの樹脂やゴムってちょっと安っぽく見えてしまいますからね。これは SS RED のブラックパーツを外して二個イチにして「ALL BLACK」にするか・・・ってそんなもったいないことはできません(^^; 底面の型番ラベルは従来のものよりも中国製っぽさが漂ってます(ぉ まあ以前のモデルも中国製ではあったんですが、やっぱりラベルにこうして中国漢字が書いてあると、なんだか萎え・・・。 ![]() ケーブルや USB コネクタもグレーになりました。付属のケーブルクリップまでグレーになり、いよいよ VAIO 紫が使われなくなったわけですが、かといってグレーなのもちょっとツマラナイですよね。差し色に今の VAIO のパッケージに使われているエメラルドのクリップにしてくれれば良かったのに。 マウスとしては、フツー(笑)まあ同じ PCGA-UMS3 シリーズなので持った感じとかは同じですが、表面がザラザラになったので手触りにちょっと安心感があります。あと、SS RED に比べて若干ストロークが深く、クリック感が固めになったかな?このへんは単なる個体差かもしれませんが、従来の機種より少し変わったような気がします。底面のシールも変わっているので、もしかしたら OEM 元(製造元)が変更になったのかもしれないですね。 ![]() こちらはカードリーダ「VGP-MCA10」。VAIO ブランドとしては初めてのメモリカードリーダです。 写真からも分かるとおり、X505 付属の無線 LAN カード(PCWA-C300S/B)と同デザインになりました。 カードのコネクタ部に CardBus 対応の GND がついていませんが、メモリースティック PRO の高速転送にはやはり対応しない模様。 ![]() カードスロット部の写真。メモリースティック/PRO、SD/MMC、スマートメディアに対応したマルチスロットになっています。残念ながら Duo にはネイティブ対応しておらず、Duo アダプタ経由での利用になります。最近メモステを購入するときはデジカメ以外にもネットワークウォークマン、ケータイでの利用も考慮してほぼ Duo しか購入していないのですが、そろそろ STD/Duo 両対応のカードリーダも出してほしいですね。 スロットにはイジェクトボタンがついていません。一般的なメモステリーダだとイジェクトボタンがついていて、カードを PC に挿しっぱなしでもメモステだけイジェクトできたのですが、これは毎回カードを抜いてからメモステや SD を抜かなくてはならないのが少し面倒です。 写真を見る限りメモステスロットと SD/MMC スロットは排他利用ですが、スマートメディアはメモステや SD と同時に挿入できそうです。しかし私はスマートメディアを持っていないので確認のしようがありません(笑 このカードリーダ、どれくらい速いのか?を調べるため、「FDBENCH」(HDBENCH から派生したストレージベンチマークソフト)を使って計測してみました。比較対象はソニーのメモリースティックリーダ「MSAC-PC2」、カードは高速版 Duo「MSA-M128A」(いわゆる紺色 Duo)、PC は PCGA-X505/SP を使用しました。
アクセススピードは全体的に MSAC-PC2 の 50% 増しといったところでしょうか?体感でも速くなっているのを感じます。本当は現行の「MSAC-PC3」と比較したかったところですが、持っていないため比較できませんでした。 まあ速度的なものよりもメモステ PRO に対応した PC カードアダプタを持っていなかったので、そちらの方がありがたいですね。スマメや SD/MMC は・・・使う予定はないなあ(笑 確か今までのメモステリーダって PC カードタイプでも \7,000 くらいしたのですが、このカードリーダは複数のメディアに対応して \3,129(Sony Style 価格、税込)。なかなかお買い得なのではないでしょうか?ちょっとオススメです。 |
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お待たせしました・・・ようやく完成しました、イベントレポート。 →VAIO Column 特別編「『Do VAIO World 2004』レポート」 type U に関しては書きたいことがたくさんありすぎたこともあって後回しにしていたらすっかり遅くなってしまいました。Web 上にはすでにたくさんの type U 関連記事が掲載されてしまっていますから VAIOethics の記事にももう新規性はあまりないかもしれませんが、例によって無駄に分量だけはあるので(笑)購入を検討されている方やとにかく情報が欲しい方は参考にしてみてください。ご意見ご感想もお待ちしています。掲示板でもメールでも。m(._.)m そういえば Sony Style サイト上にもイベントレポートが公開されていますね。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Do_vaio/ 公式サイトらしく楽しさが伝わってくるキレイなページです。実は私もお台場でインタビューを受けていてちょこっと写真も撮られていたりします(顔を伏せているので分からないでしょうが)。とにかくスタッフの皆さんも非常に良い笑顔で応対されており、みんなが新しい VAIO に期待感を持って望んだとても楽しいイベントだったと思います。このワクワク感がこれからの VAIO でずっと続いていってほしいですね。 さて、一昨日は「Do VAIO」が目指した思想を中心に、私が「Do VAIO」に共感した点についていくつか書いてみました。でも、今日は逆に「Do VAIO」のここが足りない、というところを主に書きつつ、2004/夏「Do VAIO」関連記事の総括としたいと思います。 PC で AV を扱うこと、という切り口で書いてしまうときっとTamaさんのVAIO日記と同じような内容になってしまいそうなので、私はちょっと別の観点から。 ハードウェアに関しては、おそらくこれ以上ピュア・モバイルのラインナップが増強されることは短期的に見ればほぼないのではないかと思っています。10.4〜12.1 インチクラスの 1 スピンドルくらいは出るかもしれませんが。 というのも、もう「VAIO」は普通のパソコンはあまり作りたくないんだと思うんですよ。2 スピンドルでもそれなりに軽くすることが可能になった今、ほんの 200g の違いであれば DVD 観れた方がいいじゃん、といって光学ドライブを載せるのが今の VAIO。しかも「Do VAIO」を載せる意義があるかどうか、製品の性格が「Do VAIO」に馴染むかどうかが重要なポイントになっていて、おそらく type K や極端に言えば type S なんかも現時点ではあまり「Do VAIO」には馴染まない「普通のノート」だと感じてしまうくらいです。なので、ポータブル AV ビューワとしての生き方を見つけた type U ならともかく一般的な 1 スピンドルモバイルは「Do VAIO」できる要素がほとんどないと言っても過言ではありません。 技術的な観点から言うと、X505 が出せてしまった今、1 スピンドルで軽く薄く、なおかつ一般的に PC として購入可能なモバイル機を出すのは、そう難しいことではないでしょう。そんな製品を待っていた、というユーザーはたくさんいると思いますし、確かに私もその一人です。しかし、X505 を見てしまった我々のうち何人かは、その製品に対してこう言うでしょう――「VAIO らしくない」と。バランスが良くて使いやすそうなモバイル機ではあっても、極端なこだわりがどこかになかったらきっとデザインが VAIO っぽいだけで中身は Let'snote や MURAMASA と変わらない、面白くない、という見方が出てきてしまうのは仕方のないところだと思います。 逆に、type E や type V のような超メジャー路線も攻めつつ、手を抜かずに VAIO U や X505 のような超ニッチモデルにも挑戦し続けているメーカーってソニーくらいのものなので、VAIO の「象徴」としてでもいいから、「Do VAIO」に馴染まなくてもいいから、キレたモバイル PC だけはやめないでほしいですね。 まあ、ソニーさんが出したいかどうかはともかく、ソニーの軽量 1 スピンドルノートを待っているユーザーは相当数いることは確かなので、ここらで出しておいていただかないと困るのですが・・・。 閑話休題。 これ、以前も書いた記憶があるんですが、ごくごく初期の VAIO の壁紙には「VAIO」のロゴマークの他に「Communication, Creation & Entertainment」の文字が入っていたと思うんです。つまり、VAIO が目的としていることは、「人とのコミュニケーションをとること」「創造すること」そして「楽しむこと」。この三つを柱に VAIO のハードウェアとソフトウェアが成り立っている、と考えていました。ある意味ここが VAIO の「原点」であり、今回の「VAIO 第 2 章」で帰ってきた原点もきっとここだろう、と思っています。 しかし、実際はどうかというと、確かに「Do VAIO」によって今後「Entertainment」を簡単に楽しむための環境は整備されていきそうな気はします。 では、「Communication」と「Creation」は? 最近、VAIO において「Communication」と「Creation」という二つの要素は年々弱まってきていると思っているんですよね。 「Creation」については、SonicStage Mastering Studio の登場で少しクリエイティブな要素が入ってきたかな、と思いましたが、今回の新製品では「Creation」の土台としてよりもむしろオーディオ機能のイコライザ的な役割が強くなってしまいました。もう一方のビデオ編集については、DV 編集は VAIO の登場当初から DV カメラを持つ世のお父さんというユーザー層からいっこうに層が広がっている気配は見えてきません。3DCG も、静止画の編集もパッとしない・・・何か創造的なアクティビティが他にないのでしょうか。え、テレビを録画して CM カットして DVD に焼いたら「Creation」?それマジで言ってますか? 「Communication」だって、MEET サービスが終わって ImageStation も有料化されて、もう VAIO が標準で提供してくれる Communication の手段ってメールと Web くらいしかないんじゃないでしょうか?まあ最近では音声や映像ベースでのコミュニケーションはどちらかというと携帯電話事業者の担当範囲になりつつあるので、PC を起点にこれらの「Communication」系アプリを一般化していくのは難しいとは思いますが、だからといって PC を使ってできる「Communication」はきっともっと幅広い種類があるはずです。 私は最高のエンタテインメントはコミュニケーションだ、と思っているので、PC で「Create」した何かをネタに家族や友人、恋人と「Communicate」することがより楽しい「Entertainment」に繋がっていく、と信じています。大量生産された既製品の楽しさよりも、個人的な思い入れやエピソードのこもった創造物のほうがその個人と周辺にとっては絶対に面白いものになるはずです。だから、できるならば VAIO によって人の「Creation」の可能性を広げ、よりリッチな「Communication」をサポートすることで人々の「Entertainment」を作っていく存在になってほしいんですよね。それを「Do VAIO」を使って「VAIO する」ことを起点に誰でも簡単にできるようになれば素晴らしいと思いませんか?つまりは、「Do VAIO」には「Entertainment」のみならず「Communication」と「Creation」の入り口にもなりうるポータルアプリケーションに成長していってほしい、ということです。 |
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なんだか VAIO 新製品で盛り上がっているうちにソニスタの他の企画が地味に進んでいたみたいですね。(^^; Advisory Staff Meeting http://www.jp.sonystyle.com/Gallery/ASM/ 先月から始まっていたこの企画。ユーザーが Advisory Staff Meeting に参加できる企画があったようです。しかも、なんか知らない間に昨日の夕方で応募が締め切られているし(笑)なんかイベントをやるなら参加してみようかと思っていましたが、理由あって顔を晒せないのでどちらにしても座談会には応募できなかったわけですが・・・。 この企画自体、最初は注目していたんですが、最近さっぱり見なくなってしまったんですよね・・・。期待していたものとはちょっと方向性が違うのかな・・・というか、blog もやっていますが、正直、ビミョー・・・。著名人を集めて企画をするからには、モノにコダワリを持っている有名人の、買い物へのコダワリだとかモノを選択する上での観点みたいなものが感じられると良かったんですが、普通に日記を書かれてもねぇ(笑 この春からの Sony Style は「ショッピング・パレット」を始めたりして「ショッピングそのもののエンタテインメント化」を狙っているのでは、と思っていましたが、実際やっていることといえば衝動買いを煽っているだけのような気が。モノへのこだわりを持って買い物自体を楽しむということと、買い物自体を目的にして衝動買いを続けるというのは少し似ているようで全然違うものなんですけどね。 人がモノを「買う」という行為は、がんばって働いた結果(会社などを通じて)お客様からいただいたり、何かのご褒美にもらったお小遣いみたいな大切な「お金」を自分が「幸せ」になるための、あるいはその「モノ」を買うことによって自分がなれるであろう「幸せ」そのものに変換していく行為だと思うんです。そんな大切な「お金」を使うわけですから、間違ったものを買って後悔しないよう、良い選択をするためのヒントを与えていくのが Advisory Staff であったり、自分たちの実体験を情報として提供する我々ユーザーサイトのような存在なんだと思うんです(あ、別に Advisory Staff の方々が悪いという意味ではありませんので誤解なきよう)。衝動買いを助長するだけの企画ではなくて、もう少し意味のある企画を期待していたのですが・・・って、今までソニスタに散々衝動買いさせられてきたお前が何言ってんだって感じですが(ぉ ショッピングの「スタイル」って、ファッションでも「どれだけたくさん買ったか」ということでもなくて、それぞれが持っているモノ選びのポリシーなんだと思います。 なんかいきなり Cyber-shot の新製品が発表になっています。 ニュースリリース http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200405/05-0518/ 製品情報 http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-F88/ 「+me」なデジカメ DSC-F77A の後継となるニューモデル「DSC-F88」。っていうか P シリーズの新製品はこないだ発売になったばかりですし、T11 なんて一時販売停止になったところですし(ぉ DSC-W1 に至ってはまだ発売日すら来ていないのですが、また新製品ですか・・・出しすぎ(笑)これは吉田カバンのケース作る人も大変だろうなあ(^^; 従来機種のデザインを踏襲したまま光学 3 倍ズームレンズを搭載。光学ズーム機能が搭載されたこととバッテリの大容量化により、撮影時重量は 202g(F77A では 180g)と若干重くなりましたが、外形寸法自体は 97.8×74.4×25.6mm(F77A では 92.6×71×27mm)と逆に小型化されています。重量は約 2 倍もつようになったバッテリ性能を考えると許容範囲かと思います。 1/24 型 530 万画素 CCD(有効 510 万画素)、F3.5-4.2 の光学 3 倍ズーム「バリオテッサー」レンズという光学系の仕様はほぼ DSC-T1 と共通。というか、回転レンズ部分に T1 の光学系をほぼそのまま内蔵している感じでしょうか。T1 の拡大鏡モードも当然のごとく搭載しています。なんか最近の Cyber-shot は DSC-T1 系か DSC-P100 系かのどちらかの光学系を搭載したモデルばかりになり、違いといえばデザインやスタイルだけになってきましたね。機種のバリエーションが増えたことでコンポーネントを共通化して極力コストダウンしなければならないという側面もあるのでしょうし、カメラ付きケータイの高画素化などによりデジカメ専用機に搭載できる CCD が(上位モデルを除き)ほぼ 500 万画素クラスの一択になってしまい、画素数による差別化ができなくなってしまった側面もあるのでしょう。 自分撮りのできる F シリーズに屈曲光学系を入れてズーム可能にしてほしい、というのは私も以前からずっと言い続けていたことでした。Cyber-shot の原点といえるこの自分撮り F シリーズに光学ズームがついたことは、ある意味 Cyber-shot の到達点であり、DSC-F シリーズの最終形がこの DSC-F88 である、といっても良いのかもしれません。が、P100 を買ってしまった今この製品を出されても・・・回転レンズ式のズーム機、という意味では COOLPIX2500 が売れていた頃にこの仕様を投入できていればデジカメのひとつのジャンルを確立できていた可能性はありますが、今となっては過ぎたことですからね。 しかも T1 と同じくらい暗いレンズとあっては、やっぱり食指は動きません。逆にレンズの明るさだけ考えると単焦点な F77A(F2.8)って意外に使いやすいカメラだったのかもしれないな、と思いました。 さて連日更新中のイベントレポート兼新製品インプレですが、さすがに時間と体力が尽きてきて今日は 1 ページしか書けませんでした(>_<)今日はとりあえず注目のコンセプトモデル「type X」についてです。 →VAIO Column 特別編「『Do VAIO World 2004』レポート」 最後に残してしまった type U は残った分気合いを入れて書くつもりですので、もう少しお待ちを。別にもったいぶってるわけではありません(笑 |
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まずはこちらをご覧いただきましょうか。 →VAIO Column 特別編「『Do VAIO World 2004』レポート」 先週末に行われた「Do VAIO World 2004」イベントレポートの続編です。今回は、デスクトップ VAIO 各機種と件の「Do VAIO」について書いてみました。結局最後に一番軽くて一番重いものを残してしまいましたが、また明日がんばります(>_<) というわけで、今日は特別編の方で「Do VAIO」について触れたので、こちらではその「Do VAIO」について書き足りないことを少し書いてみたいと思います。 まず、Do VAIO については公式サイトがイメージしやすいかと。 http://www.vaio.sony.co.jp/Products/Solution/DoVAIO/ 「Do VAIO」――「VAIO する」ということ。VAIO というハードウェアと「Do VAIO」というアプリケーションを使った、新次元の AV 体験・・・公式にはこんな定義がされているようです。私もお台場で実際に Do VAIO に触れてみて、様々なコンテンツにアプリケーションを意識せずシームレスに操作することができる新しい体験には、新鮮な感動をおぼえました。テレビを観る。写真を見る。音楽を聴く。今まで、それぞれの行為って、それぞれ違うハードウェアや違うソフトウェアを使い分けて実現してきたと思うんですよね。「アプリケーション」という概念がなくても、テレビ放送はテレビ受像機が、音楽は CD や MD プレイヤーが、写真はアルバムなりデジカメなり PC なりが必要になるものだったと思います。それが、「Do VAIO」によってどれも同じハードウェア、ソフトウェア、画面から等しい感覚で扱えるということは、口で言うには簡単ですがそれらを統合していくことは、なかなか難しいものです。 しかし、私が Do VAIO に触れてみて感じたことが一つありました。それは、今の Do VAIO には「観る・聴く」ための機能しか備えられていないということです。 テレビ録画機能アプリケーションとしての「Giga Pocket」の名が VAIO から消え去り、完全に「Do VAIO」の一機能として取り込まれてしまったため、テレビの録画だけは唯一 Do VAIO から可能ですが、それ以外のコンテンツの作成――例えば CD 音源の取り込みや写真の加工、といった「Do VAIO」アプリケーションの前工程となる作業――は、Do VAIO を終了して Windows 上からそれぞれのアプリケーション(SonicStage や PictureGear Studio 等)を操作してやらなくてはなりません。「VAIO する」ことが「Video Audio Integrated Operation」つまり「ビデオやオーディオを統合的に操作すること」だとすれば、それは単に「観る/聴くだけの」アプリケーションであってはいけないと思うのですよ。 一方で、こんな考え方もあるようです。例えば VGC-V201 のようなリビングルームへの設置を前提とした PC では、家族全員が一つのマシンを使うことになるため、お父さんが VAIO の DVgate を使ってビデオを VAIO に保管したり、子どもに頼まれて SonicStage を使って CD を録音してあげたりする。それらの操作は、PC の操作に慣れたお父さんが「Windows モード」で作業を行う。そして、奥さんや子どもがそのコンテンツを楽しむときには VAIO を「Do VAIO モード」に切り換え・・・即ち「Do VAIO」を起動して、映像や音楽を楽しむ。現時点の Do VAIO の楽しみ方はこういうシーンに馴染むようになっているみたいです。 確かに、高度な動画編集をお気楽なリモコン操作だけでしようとは思っていません。ホンキでコンテンツを編集する際には「Windows モード」でちゃんと作業した方がいいケースはあります。が、CD から音楽を取り込んだり、Mora から音楽をダウンロード購入したり、デジカメの画像をメモステから VAIO に取り込んだり、といったちょっとした作業くらいは Do VAIO でひととおりできて然るべきなのではないでしょうか?それが「ビデオ・オーディオを統合的に操作する」ことだと思うのです。まあ、始まったばかりの Do VAIO なので、その程度の機能ならば私が言わなくても近い将来のバージョンでサクッとサポートされるようになるのでしょうが・・・。 「Do VAIO」の登場によって、今まで以上に「VAIO」という 4 文字をタイプすることが増えて、私はこんなことを思いました。そういえば、「バイオ」は「VAIO」になったんだなあと。 今までは、公式サイトでも Sony Style でもほとんど「VAIO」という表記はされず、公式には「バイオ」と呼ぶのがルール(公式には CLIE も<クリエ>ですし、WEGA も<ベガ>ですし)になっていたっぽい?VAIO ですが(ユーザーサイトは商標権等に気を遣いながらも、あまり気にせず(ぉ「VAIO」と書き続けてきましたが)、今回から公式に「VAIO」という表記が使われ始めました。まあ「Do VAIO」「VAIO する」というのを「Do バイオ」「バイオする」じゃ何だか伝わらないですからね。(^^;SONY ブランドよりも「VAIO」ブランドの方が前面に出てきたことや、「VAIO」の再定義をするにあたって「バイオ」よりも「VAIO」の方がより「VAIO」の本質を表現できる、という確信があったのかもしれませんし、あるいは「Do VAIO」の出現によってようやく「バイオ」は「VAIO」を胸を張って名乗れるようになった、ということなのかもしれません。そういう意味では、この一年あまりの VAIO の活動は「VAIO」を一度定義し直すための活動であったのでしょうし、これから作られていく VAIO の歴史は「VAIO」を再発見し、新しく「VAIO」たれるものを見つけていくための歴史なのでしょうね。 「VAIO する」という言葉はなんだかとてもいい言葉だと思います。つい先日の Column にも書きましたが、VAIO ブランド立ち上げの当初から長らく VAIO が目指してきた「VAIO らしさ」をよく表現している気がします。確かに、「VAIO」はその名の通り「環境」や「オペレーション」を指す言葉なので、それがそのまま動詞になってしまうことは言語的には少しおかしいのですが、変に難しい言葉を使うよりも「VAIO する」の方が伝わるじゃないですか。 そういえば、先日のイベントで「Do VAIO」という言葉が生まれた経緯について、面白いお話を伺うことができたので、書いてみたいと思います。もしかしたらあまり書いてはいけない話かもしれませんが、問題あったらゴメンナサイ(^^;若干私の想像や脚色も入っていますが、ご愛敬ということで(笑 今回、VAIO がフル・コンセプト・チェンジをするにあたって、「原点回帰」ということは外してはならない命題だったそうです。「Video Audio Integrated Operation」これを実現するハードウェア、ソフトウェアを用意して、ユーザーにさまざまなコンテンツを一元的に、無意識に扱えるようになってほしい。それが「VAIO する」ということだ、ということで開発されたのが、これまでの VAIO オリジナルアプリの集大成とも言える統合操作アプリケーションでした。 しかし、Giga Pocket や SonicStage といったアプリケーションを意識せずに様々な機能を統合化していく上で、「Giga Pocket」や「SonicStage」というアプリケーション名は逆に邪魔なものになっていったそうです。必要なことは、VAIO を通じて様々なコンテンツに簡単にアクセスできることだ、と。ならば、この統合操作アプリにもあえて名前はつけず、VAIO が提供する標準機能、あるいはこのアプリケーションが VAIO そのものと言っても良かったのかもしれません。キーワードは「VAIO する」、そんな謎の言葉でした。 しかし、アプリケーションの開発が進み、エラーダイアログやヘルプを準備する段階になって、アプリケーション終了ダイアログを実装する際に「○○を終了しますか?」というダイアログを出そうとしたのにアプリケーション名がなくては、どう説明して良いか分からない。というわけで、名前すらつけられる予定のなかったこのアプリケーションに「VAIO する」=「Do VAIO」という名称が与えられた、という経緯があったそうです。 この「アプリケーションに名前がつけられる予定がなかった」というくだりが非常に興味深いと思っているのですよ。オーディオやビジュアルコンテンツに、まるで空気や水に触れるように当たり前に、そこにあるものとして扱える。「VAIO」というハードウェアのスキームを通じ、「VAIO」という環境を通じてコンテンツが扱えること。そのこと自体が「VAIO する」ということなのだ、という「Do VAIO」の思想が深く伝わってくるエピソードだと思います。 でもタスクマネージャを見てみると、Do VAIO の実行ファイルは「VAIOEnt.exe」だったりするんですよね。「DoVAIO.exe」じゃない。そういえば SonicStage も「sstage.exe」とかではなく「omgjbox.exe」という OpenMG Jukebox 時代のファイル名を使い続けていますから、Do VAIO も最終的に今の名前になる前は違う名称が検討されていた可能性は高そうですね。ファイル名から察するに、「VAIO Entertainment」とか。でも「VAIO Entertainment」だとなんとなく「VAIO Media」の二番煎じっぽい香ばしい名前になってしまうので(笑)ストレートではありますが「Do VAIO」で良かった、と思います。 今回の「Do VAIO」で、PC 単体で完結した AV 操作環境として「VAIO する」ことはある水準で実現できたのではないかと思います(もちろん、まだまだ改善点はたくさんありますが)。しかし、個人的にはいくら「VAIO する」ことで操作が簡単になっても、再生時のクオリティを考えるとどうしても専用機やホームシアターの方が良いわけなんです。可能ならば、次かその次のステージあたりで PC 単体で「VAIO する」という枠を取り払い、オーソドックスな AV 機器と組み合わせても楽しく「VAIO できる」ようなハードウェア/ソフトウェアを用意してほしいですね。「VAIO」の進化の道には、VAIO 以外の AV 機器との連携は避けては通れないところだと思うので。従来の AV 機器を使っても「VAIO する」操作感覚で機器を扱っていければ、きっとより高次元の AV 体験が可能になると思うのですよ。というか、専用機でそれなりに環境を整えてしまっていて、PC でできる AV のクオリティでは満足しきれなくなった身としては、専用機のクオリティに PC の利便性(まあ、主に編集とか管理とか、そういった方面が主になるでしょうが)を持ち込んでくれない限りはあえて AV に PC を使いたいとは今さら思えないんですよね。 まあ、登場したばかりのアプリケーションにいきなりそこまで求めるのは酷でしょうが、将来に期待したいと思います。現行の延長線上の仕様でも、Do VAIO 上で CD の録音くらいはできるようになれば少しは・・・やはり、PC の購入は多少 Do VAIO もこなれるであろう今度の秋冬モデルがいいのかな。 |
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「Do VAIO World 2004」に行ってきました。 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/Event/ 昨日はほぼ一日中お台場で製品を触ったり写真を撮ったりビールを飲んだり(ぉ していたため、帰宅後一通り写真を整理できたのが夜中。とりあえず疲れたので少し仮眠・・・と思ってベッドに横たわり、気がついたら朝でした(笑 写真を整理してみて唖然としたこと・・・えっと、公開予定分の写真だけで今までで最も分量が多かった Sony Dream World 2002 のイベントレポートの量を軽く超えてしまいました・・・いざテキストを書こう、として自分でも呆然としてしまいましたが・・・とりあえず、今日は前半部分を公開したいと思います。 →VAIO Column 特別編「『Do VAIO World 2004』レポート」 ・・・ぶっちゃけ、長いですから途中でメゲるかもしれません、あなたも私も(ぉ しかし、他のどこよりも「伝わる」レポートになるようがんばってみたので、お台場に行った方もそうでない方も、参考にしていただければ幸いです。 本当はお台場で耳にした裏話やこぼれ話もあるのですが、おいおい拾っていければと思います。 とりあえず、今日は、もう寝かせて・・・。 |
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今日は VAIO の新製品体験イベント「Do VAIO World 2004」の開催日。いてもたってもいられなかった私は、仕事をさっさと切り上げて夕方早めの時間にお台場に入ることに成功しました。・・・が、会場に着くや否やTamaさんとななちゃんに遭遇。「俺らこれから帰るんだけどサ、メシ一緒に食ってかない?」・・・新製品を何も見ないうちから早めの食事。なぜか出てくるビール(ぉ 結局二人が帰ったの 19 時ですよってイベント 19 時までですが何か?_| ̄|○ とりあえず会場自体は 21 時まで開いていたので、その後 type U を中心にいろいろ見せていただいて帰宅。本格的なインプレは明日かな。お楽しみに・・・。 というわけで本日の Column は、新製品のカタログレビューばかりであまり触れていなかった「VAIO 第 2 章」について書いてみたいと思います。 「VAIO 第 2 章」。VAIO として新しいフェーズの始まりを示すこの言葉。新しく作られたイメージカラーのブラック、ほとんど全てのシリーズをモデルチェンジするという思い切った新ラインナップ、そして「VAIO する」という新しい概念。これまでのモデルチェンジとは、根本的に何かが違うモデルチェンジでしたよね。 考えてみれば、type A、type R といったシリーズ名も今回からのもの。確かに PCG-R505 シリーズのときには「VAIO ノート 505 Type R」みたいな呼び方をしていましたが、これも愛称というかキャッチコピーのようなものでした。それが、今回は正式に「VAIO type *」に。 そういえば、VAIO のシリーズ名って、今までは「VAIO C1」や「VAIO U」といった特殊なカテゴリを例外としてデスクトップ VAIO には「VAIO R」「VAIO MX」といったストレートな名称を、ノート VAIO には「VAIO ノート XR」「VAIO ノート 505」といった「ノート PC」という名称を使い、デスクトップとノートを明確に区別していた気がします(そういう意味では C1 や U も「デスクトップ」「ノート」と同じ PC のジャンルの一つ、という見方をソニーがしていたのかもしれません)。それが、今回はデスクトップ・ノート問わず全て「VAIO type *」。これは、もはや PC に「デスクトップ」「ノート」といった区別は半ば無意味であり、それぞれのカテゴリを使うシーンによって定義することの方が重要になってきている、ということを意味しているのかもしれません。実際、デスクトップ VAIO のラインナップは実質 3 シリーズに絞られてしまいましたし、トータルの機能面では VAIO type A がある意味 VAIO 全体のフラッグシップ的な役割すら担うようになってしまいましたから、持ち運び可能かどうかという点を除けば、デスクトップとノートの違いってもはや CPU クロックや HDD 容量といった性能面での違いでしかないのではないでしょうか。 そして、型番。今までの「PCG」「PCV」型番は、明らかに「PC」であることを意味する型番でしたが、「VAIO」というブランドがいよいよ「VAIO」という「PC」だけのためのものではなくなったことで、型番からも「PC」という文字がフェードアウトしていっているのだと考えられます。今回の型番はどんな意味があるのか厳密には分かりませんが、「VGN」の「V」は「VAIO」、「N」は「NOTE」の略でしょう。「VG」までで VAIO ブランドを表現するのだとすると、「VGF-」で始まる VAIO pocket は立派な独立カテゴリの製品ということになります。これはおそらく、今まで「VAIO 関連製品」でしかなかったカテゴリの製品の中で、単体で完結しうる AV 機器的な製品そのものが「VAIO」になっていく可能性を示唆しています。少し前であれば「VAIO GEAR」と呼ばれていたであろう製品も含まれていますが、今後の製品はより多機能であったり、単体での完結性の高いものが登場し「VAIO」と呼ばれるようになっていくのではないか、とみています。しかし、えてしてそういう性格の製品はスゴ録やウォークマン、SoundGate といったソニー内の他ブランドと競合してしまう可能性を孕んでいるのですが・・・。 しかし、いずれにしても言えるのは「VAIO」が PC の枠を超えて、いよいよさらに「VAIO」というモノになったのだ、ということだと思います。非常に抽象的な表現になるのですが、例えば今回の type V はテレビよりもさらにテレビらしいですし、type A だって PC でありながら PC 以上のものを備えている気がします。VAIO pocket に至っては従来「VAIO」と呼べなかったモノに対して「VAIO」の名を冠しているわけですからね。「Video Audio Integrated Operation」、その名が本当に意味するところに立ち戻ってブランドそのものを作り直したのではないでしょうか。今やどんなメーカーでもできるようになった PC で AV 機能を扱うというだけでなく、AV 機能のクオリティや操作性といった部分にソニーならではのノウハウを注ぎ込み、「WEGA」「CoCoon」「Listen」「W.Walkman」といった製品と溶け合っていっても不思議はない次元にまで持っていく。そのためには WEGA の画像処理技術も音響の S-master も惜しげなく注ぎ込む。そんなスタンスで。 そういえば、3 年ほど前の Column で、こんなことを書いていたことを思い出しました。 > VAIO だって、確かに VAIO のデザイン性や「所有することの喜び」というものはあると思いますが、そのネーミングからして「Video Audio Integrated Operation」なのですから、その前提に立ってみると、きっと VAIO の本質は「箱」ではないのだと思います。AV 機器や家電を繋げて集中コントロールするいわゆる VAIO としての「完全体」が「VAIO」なのか、それともそれぞれの機器をシームレスに接続している、という概念そのものが「VAIO」なのか分かりませんが、おそらく「VAIO」とは「VAIO という PC」ではないのだと思います。そりゃ、VAIO を設計したり作ったり宣伝したりしている人たちは「VAIO」を売りたいんだと思いますが、最初に「VAIO」を創ろうと思った人の中では「VAIO」というのはそういう存在なのではないでしょうか。 思えば、ようやく VAIO もここまでたどり着きましたね。たくさんの寄り道をしましたが・・・まあ、VAIO にその寄り道をさせたのは PC のコモディティ化を進めた競合メーカーかもしれませんし、自社製品を「VAIO 化」した大手競合メーカーや Microsoft かもしれませんし、あるいは本来「VAIO」が目的とするところでない「モバイル」にこだわり、ソニーに「VAIO」の道を迷わせた我々モバイラーかもしれません。しかし、そういう数々の寄り道をした結果「原点」たどり着いた「今」と、様々なテクノロジーが「VAIO」に「VAIO」であることを可能にした「今」は、もしかしたらものすごくいいタイミングだったのかもしれません。 VAIO は生まれ変わりました。単純な「PC」でも純粋な「AV」でもない「VAIO」という製品に。もしかしたら「Do VAIO」という目的を達成するためであれば、そこに走っている OS は Windows である必要すらないのかもしれません。逆に、Microsoft や Intel がやらないうちに PC と AV の融合を本格的に進めていっても、ユーザーはついてこれないかもしれません。仮にそうなったとすると、「VAIO」は従来の「VAIO」から変わることはできないのですが・・・。しかし、ソニー自らによって「将来のホームネットワークの中心は PC ではない」と断言されてしまった以上、今までのようなやり方でリビングルームの座を狙うことは不可能だと思います。PC というハードウェアベースやソフトウェアの柔軟性を活かし、よりなめらかな形で AV と IT を繋ぐこと。AV と PC の間を満たすやわらかな液体のようなイメージで、AV と PC を繋いでいく・・・これが、第 2 章の VAIO に与えられた使命だと思います。個人的には、ピュアモバイルももはや VAIO の顔の一つだと認め、今後もモバイルノートのラインナップは絶やさないでいてほしいと思いますが。^^; とはいえ、「VAIO」を「Video Audio Integrated Operation」たらしめるための試みは、今ようやく本当の意味で始まったところだと言えるでしょう。この顛末を見届けるまでにはまだまだ時間がかかりそうですが、少なくとも VAIO の「今」と「これから」については、お台場でじっくり見て占ってきたいと考えています。 |
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VAIO 新製品に関してはまだまだ書き足りないことも多いのですが、早くしないと旬を過ぎてしまうので(笑)本日は「Electronic Entertainment Expo 2004」(E3 2004)で登場した新製品について書いてみたいと思います。 E3 2004 に合わせて、SCEI が「PlayStation Portable」(PSP)を正式発表しました。 ニュースリリース http://www.playstation.jp/news/pr_040512_psp.html 日本での発売は、年内。米国でも来春までには発売される見込みで、当初 300 万台程度の出荷を見込んでいるとか。全く新規参入のカテゴリでいきなり 300 万台というのはかなり強気の戦略ですが、かつて PS・PS2 でシェアを広げてきた自信がそうさせるのでしょうか。 PSP のスペックはほぼ既報の通り。170×74×23mm のボディサイズで重量は 260g(バッテリ込み)。CLIE NX シリーズよりも少し重い程度でしょうか?そう考えるとスペックの割にはけっこう軽いですね。液晶は 4.3 インチ 480x272 ドットのワイド(16:9)TFT 液晶でフルカラー(1,677 万色)表示可能。このあたりは映画コンテンツを意識しているのでしょうか。 CPU はクロック 1〜333MHz の PSP CPU で、メモリは 32MB(メインメモリ)+内蔵 eDRAM 4MB。これに、USB 2.0、IEEE 802.11b(Wi-Fi 準拠)、IrDA、メモリースティック PRO Duo というスペック。メインとなる記録メディアは 1.8GB の UMD(Universal Media Disc)で、片面二層記録となっています。このメディアの上に MPEG-4 AVC ビデオ CODEC、ATRAC3plus オーディオ CODEC を使って映像コンテンツを乗せていくことになります。 このハードウェアを使って初代 PlayStation を凌駕する 3D ゲームタイトルが楽しめるわけですから、今まではスーパーファミコンを進化させた程度のものしかなかった携帯ゲーム機に大いなるパラダイムシフトを起こすハードウェア、ということができるでしょうか。しかしやはり、PSP がこのオーバースペックとも思える仕様を使って狙っているのは単なる携帯ゲーム機市場だけではない、というのも、今まで報じられている通りだと思います。 ROM カートリッジ形式に比べ大容量化しやすい光学ディスクを使えば、よりリッチなゲームタイトルを PSP 向けに開発することも容易です。しかし、1.8GB という容量は、圧縮率を高めつつも DVD-Video と同程度のクオリティの動画を扱うのにも適しています。まずはゲーム機として初代 PlayStation のようにゲームユーザーを取り込みつつ、そこに映像や音楽コンテンツを乗せていくことで PS2 のように AV が主目的のユーザーにも訴求していく。その気になれば、メモステ PRO Duo スロットを使ってユーザーが用意した動画や音楽ファイルの再生も可能ですし、無線 LAN を内蔵したことによって大規模なオンラインゲームやアドホックな対戦ゲームに対応させることも可能。将来的に「何に使うか」はまだぼんやりとした部分が多いものの、逆に言えば「何でもできる」スペックを備えていることになります(まあ、そうやって盛り込まれたハードウェアは PS2 の i.LINK や PC カードスロットのように得てして使われないまま終わっていくことの方が多いといえば、多いですが・・・)。 PSP については PSP そのものよりもむしろ UMD がキモであり、その戦略が注目される・・・というのは既にあちこちで報じられているのであえて書きませんが、やはり CD-R によるカジュアルコピーの横行と CCCD の登場でもうコントロール不可能になった CD というフォーマットや、自社が主導権を持っておらずまた記録フォーマットも乱立してしまった(しかもソフト市場自体既に飽和してしまっている)DVD というフォーマットに見切りをつけ、次世代のコンテンツ配信メディアは HD などのヘビーなものについては Blu-ray で、比較的「軽い」コンテンツは UMD で、と自らがイニシアチブを取っていきたいというのが PSP の大きな狙いの一つである、ということだけは確実に言えるでしょう。そのためにも、PSP は単なる携帯ゲーム機であってはならないはずです。SCEI 自らが「21 世紀のウォークマン」と言い放っているように、映像、音楽、ゲーム、様々なコンテンツがこのハードウェアの上に集約され、それを一人一台持つようになる・・・それがソニーが描く青写真でしょう。まあ、SCEI が広げる風呂敷はいつも大きすぎて、最終的には結局上に乗る荷物が少なすぎたということの方が多いのですが(笑 でも、そう考えると今ソニーが出そうとしている VAIO type U も VAIO pocket も、あるいはソニーが既に出してきた CLIE やハードディスクビデオプレイヤーといった製品も、いずれは PSP に吸収されていってしまう要素なのではないかという気がします。今までがそうであったように(昨年のデジタルレコーダ 3 ブランド乱立もそうでしたし、CoCoon ブランド一つ取ってみても中身は足並みが揃っているとは決して言えませんでした)、ソニー社内の複数の部門から同じような製品がいくつも出てくるときって、大抵はどれも中途半端にしか成功しないことが多いので、そこはどうしても心配ですね・・・しかも、今回は初物には決まって悪魔が潜むという SCEI の製品ですから(笑)。でも、買ってしまうんだろうなぁ(ぉ 今回は同じタイミングで同じ携帯ゲーム機である「Nintendo DS」が発表されています。 http://www.nintendo.co.jp/n10/e3/ds/ カテゴリ上競合製品として見られがちな PSP と NDS ですが、従来の GBA の延長線上にある NDS と携帯ゲーム機の枠を超えた PSP では、ゲーム機としてのパラダイムも対象ユーザーも価格もそれからその上で動くゲームソフトの種類も、大きく異なるものになることはほぼ間違いないでしょう。これをもって PSP の方が NDS よりも優れているとは言いませんが、PSP の方がより広い可能性に向かって風呂敷を広げている(笑)ことは事実。逆に、古くからゲーム専業でやってきている任天堂の方が、ゲームそのもののことをちゃんと考えているであろうことも事実だと思います。おそらくこの 2 製品は、対象となるユーザーやコンテンツ、ゲームのカテゴリなどによってきれいに棲み分けていくことになるのではないでしょうか。私は、どちらかというとゲーム機としてよりもポータブルプレイヤーとして PSP を購入しようと考えていますが、PlayStation ベースの複合プレイヤーという意味では、つい最近 PSX で痛い目を見たところですからね・・・心配だ・・・。 ITmedia の記事 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/12/news004.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/12/news023.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/12/news029.html http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/12/news067.html GAME Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20040512/psp1.htm AV Watch の記事 http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040512/scei.htm PC Watch の記事 http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0513/mobile244.htm MYCOM PC WEB の記事 http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/05/13/e32/ http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/14/17.html ASCII24 の記事 http://ascii24.com/news/i/hard/article/2004/05/12/649549-000.html |
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今日は 2004 夏モデル VAIO カタログインプレの最終日、関連製品シリーズを行ってみたいと思います。 http://www.vaio.sony.co.jp/ http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200405/05-0510/ ●VAIO 関連製品 http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2004/products_0510_VAIOpocket.html 「関連製品」と言いつつも、いよいよ「関連製品」というジャンルを超え新しい「VAIO」の一つのジャンルになり始めた VAIO 関連製品たち。中でも「VAIO pocket」は、今回の新製品の中で type U に次ぐ話題性を持った製品と言えるのではないでしょうか。今後の VAIO 関連製品の成長を予見させる新製品であると思います。 VAIO pocket VGF-AP1 [6/5 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGF-AP1/ http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/Vgf-ap1/ 待ってました!ついに登場したソニー製ポータブル HDD オーディオプレイヤー。20GB HDD を搭載し、カラー液晶を備えた今までにないタイプの HDD オーディオプレイヤーです。 いつ頃からでしょうか?確か一年以上前から言っていたと思いますが、ひたすら待っていたんですよね、ソニー製の HDD オーディオプレイヤーを。一応先日 AIWA からも 1 インチ HDD を搭載した HDD オーディオプレイヤーが発表されましたが、こちらは容量が 1.5GB しかない上にソニーブランドではないからパス(笑)ようやく、ソニーブランドからの発表となりました。個人的には、20〜40GB HDD でクラス最小のコンパクトかつ品のあるデザイン、スタミナ良し、操作性良しの iPod 真っ向勝負で来るだろうと思っていましたが、やや大きめのフルスペックマシンという感じに仕上げてきました。ウワサでは、ウォークマンブランドで安価な 1 インチプレイヤー(?)を開発中らしい、とも聞きましたが、VAIO ブランドということでウォークマンとは一線を画する特徴を備えています。 中でも最大の特徴と言えるのが、ポータブル HDD オーディオプレイヤー初となるカラー液晶。 2.2 インチで QVGA+(320x256)という液晶は、ドット数で言えば 81,920 ドット。USB でデジカメと接続して画像を VAIO pocket に転送し、VAIO pocket の液晶を画像ビューワとして使うシーンも想定しているようですが、例えば、Cyber-shot T1 の液晶ディスプレイは 2.5 インチで 211,000 ドットもあることを考えると、VAIO pocket の画面をビューワとして使うのはちょっと無理があるかな?という気がします。ちょうど DoCoMo の 505iS シリーズの液晶が 2.2〜2.4 インチ QVGA(320x240)なので、だいたい同じような感じでイメージすればいいと思いますが、あの画面では「鑑賞する」というよりもちょっと見て楽しむ、というレベルだと思うので、VAIO pocket の液晶はまあ、デジカメの外部ストレージとして利用したときに写真の概要を確認する程度の使い方になるでしょうね。というか、ビューワなら(最近のデジカメと使うのであれば)まだデジカメ本体の液晶を使った方が鑑賞に堪えるはずです。どちらかというと、高精細な画面を利用した操作性の向上や、曲データやジャケット写真の表示といった再生環境の向上といった点でこのカラー液晶の恩恵にあずかる部分が大きそうですね。 もう一つの大きな特徴は、その操作性。見やすそうな 3 行表示の液晶リモコンのほか、本体には「G-sense」と呼ばれる全く新しいユーザーインタフェースを搭載しました。これ、5×5 のグリッドの上を指を滑らせたりタップしたりすることで本体の操作を行うという、一風変わったインタフェースです。なんかソニー CSL あたりで研究されていそうな近未来的なインタフェースですが、安易に従来のようなジョグダイヤルやジョグシャトルを採用しなかったのは、やはり iPod の円形のタッチパッドに勝る操作性と話題性のあるインタフェースを搭載しよう、という狙いがあったのではないでしょうか。うまくハマれば、リッチになった GUI と併せて大量の楽曲の中から素早く目的の楽曲にたどり着ける操作性の高いインタフェースになりそうですね。 この VAIO pocket ですが、やはり気になるのは先行する競合製品との違いでしょう。そこで、すっかりこの手の HDD オーディオプレイヤーの代名詞となった Apple の「iPod」および東芝の「gigabeat G21」と比較してみました。
gigabeat の重量はバッテリを含まない重量なので実使用時の重量ではもう少し差は詰まります。また、VAIO pocket は横長ですが、比較のために縦にしたときの寸法で比較してみました。なお VAIO pocket のカタログでは、対応フォーマットとして MP3、WAV、WMA も挙げられていますが、これは転送ソフト「SonicStage Ver. 2.0」および「music move」が転送時に自動的に ATRAC3 にトランスコードしてしまうため、本体側の対応音声フォーマットとしては ATRAC3 および ATRAC3plus となります。 こうしてみると、やはり VAIO pocket は iPod よりも一回り大きく重い、ということが言えますね。最近は既に 1.8 インチよりも 1 インチ HDD を採用したより小さく軽い HDD オーディオプレイヤーが売れ筋になりつつありますから、VAIO pocket はこの流れに逆行していると言えます。しかし、20 時間というバッテリ持続時間は競合の追随を許さないものですし、カラー液晶を搭載したのも VAIO pocket が初めて。一長一短あるものの、カラー液晶の使い勝手を重視して VAIO pocket を選択する意義はあるのではないでしょうか?本体は特にポケットやカバンに入れっぱなし、ときどき音量を調節する程度であとは流しっぱなし、というスタイルならば VAIO pocket はただ高くてデカくて重いだけ、ということになりかねませんが(笑)。あとは、MP3 に対する ATRAC3 の音質的なアドバンテージをどこまで重視するかですが、競合機種も AAC や WMA を利用すれば音質的には許容レベルっぽいですからね・・・最終的にはハードウェア自体の音質がどの程度のものかにもよるとは思いますが、そこらへんはポータブルオーディオの元祖ソニーに一日の長が・・・あるといいなぁ(笑 HDD オーディオプレイヤーが各メーカーから百花繚乱、全盛の勢いを見せる中で、ソニーだけはひたすら沈黙を守り続けてきました。昨年のデジタルビデオレコーダ市場の如く、この市場でも周回遅れになるか、とすら思われましたが、この VAIO pocket の登場によってようやく市場に足がかりをつけることができるのか。本体サイズが最大のネックとなるでしょうが、それでも注目の製品であることには間違いないと思います。 思えば、ソニーはポータブルで HDD を使うことに対してかなり慎重に、かつ試行錯誤してきた経緯があります。昨年登場した HDD ビデオプレイヤー「PCVA-HVP20」やポータブルファイルサーバ「FSV-PGX1」など、ユーザーにポータブルで HDD を使わせることに対してどのようなアプリケーションが向いているのか、また機能統合するならどのアプリケーションが必要なのか、これらの製品でユーザーの出方を窺っていた気配がありました。それは、HDD というデバイス自体を内製していないことに対するジレンマもあったのかもしれません。 それが、ここにきて「VAIO 第 2 章」として VAIO から PC の枠を外されたことで、PC の周辺機器という領域を超えて、HDD を核とした新しいハードウェア「VAIO pocket」として新しいジャンルを確立することに成功し、今後は同シリーズでの HDD ビデオプレイヤーなど、それ単体で活用できる新しい「VAIO」の一つとして可能性を広げていくことになりそうです。まあ、今回の VGF-AP1 は録音に VAIO PC が必要になる時点でまだまだ「VAIO 関連製品」の域を脱していませんが、将来的には単体での録音・録画機能を備えるなど、単体で「VAIO」と呼べるだけの機能を持つようになっていくのではないでしょうか。PC の枠を超えた「VAIO」の今後の可能性を占う意味では、今回の新製品の中で最も面白そうな「VAIO」がこの製品なのではないかと思います。 i.LINK ポータブル DVD±RW ドライブ PCGA-DDRW2 [5/29 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=17105 記録速度が向上したポータブル DVD±RW ドライブ(DVD+R DL の書き込みには非対応)。従来モデル PCGA-DDRW1 に比べて DVD-ROM 読み出しが 5x→8x に、DVD+R/+RW の記録が 2x→2.4x に、DVD-R 記録が 1x→4x に、DVD-RW 記録が 1x→2x に高速化されました。使用頻度が高いであろう DVD-R の記録速度が 4x になって、ようやく実用に耐えるドライブになったのではないでしょうか。 なお、今シーズンの VAIO ノートを意識して筐体がブラックになりました。これまでは VAIO U や X505 といった「VAIO カラー」でないマシンでも旧カラーのドライブを合わせなくてはならず、ドライブだけやや浮いてしまっていましたが、これなら本体とのコーディネートも問題ありません。特に、新しい type U は PC カードスロットを備えておらず、内蔵 HDD 以外にブート可能なデバイスはこの i.LINK ドライブのシリーズのみ。type U は HDD リカバリなのでリカバリ用に光学ドライブは必要ありませんが、OS のクリーンインストール等を考えるならこのドライブしか選択肢がない上に、アプリケーションのインストール等も i.LINK ドライブかネットワーク経由で他 PC のドライブを利用するしかありません。type U ユーザーには必須のドライブかもしれないですね・・・。ブート可能な光学ドライブというと、懐かしの PCGA-CD51 くらいしか持っていない私も、ここで一つ買っておいた方がいいのかな?(^^; USB 光学式マウス PCGA-UMS3/B [5/15 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=13854 USB 光学式マウス PCGA-UMS3/D (Sony Style) [5/15 発売] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Pr/mouse.html 私の大好きなモバイルマウス「PCGA-UMS3」に新色ブラックが追加されました。これまでは SS RED はともかく通常カラーのシルバーとバイオレットのカラーがイマイチで、できれば濃色系の UMS3 が欲しいと思っていたのでちょっと嬉しいです。というか、実はソニスタで既に発注済み(笑 今回はこのブラックカラーに加え、VAIO type E の Sony Style モデル「オレンジ」と同カラーの PCGA-UMS3/D が限定発売されるのもかなり気になるところ。こちらは当初 type E 購入者限定販売ですが、6/1 からは一般販売も開始されるそうです。SS RED のときの反省から一人一個しか購入できませんが、一般販売が始まったら私も購入する予定。type E のオレンジと同じくとても良さそうな色なので楽しみですが、SS RED 同様また争奪戦にならないかちょっと心配ですね。(^^; メモリーカードアダプタ VGP-MCA10 [5/15 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=17081 VAIO ブランドで発売される初めてのメモリーカードアダプタ。メモリースティック/PRO、スマートメディアだけでなくなんと SD/MMC も使えます(笑)デザインは 505 EXTREME 付属の無線 LAN カード「PCWA-C300S/B」やグローバルカードモデム「PCGA-CM100」と同系統で、X505 によく似合いそう。X505 のメモステスロットって付属のマウスに内蔵されていて、メモステをかなりヘビーに使う私には不便なので、サードパーティから出ているコンパクトな USB メモステリーダを買うか、今さらだけど MSAC-PC3 でも買おうかと思っていたんですよね。ちょうど良かった、ということでこちらも既にソニスタで発注済み^^; あと PC カード系のデザインをこのシリーズでまとめるなら、PCWA-C800S/B も作ってくださいお願いします(ぉ キャリングバッグ VGP-MBC4 [5/15 発売] http://www.ecat.sony.co.jp/vaio/acc/acc.cfm?pd=17116 VAIO type S を意識したモバイルバッグ。例によって吉田カバン「PORTER」とのコラボレーションです。メッセンジャーバッグ風なのでストリートスタイルやキレイめのカジュアルに似合いそう。カタチ自体は割とフツーですが、中の仕切が機能的になっているので PC やデジタルモノを突っ込んで出掛けるにはよさげですね。 このほか、今回は Sony Style オリジナルバッグとして VAIO type S 用のブリーフケースが開発されています。 http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Special/S/Case/ type S 向けの TUMI のブリーフケース。 去年、TR の TUMI Edition の TUMI だけ買った(笑)私ですが、今回のブリーフの方が高さがある分、使いやすそうかもしれません。まあ、相変わらずマチがないので容量的には大して変わらないかもしれませんが・・・誰かまた TUMI Edition の中身だけ買わないかな(ぉ こんなところで、三日間にわたってお送りしてきたインプレッションを終わりたいと思います。多くの新製品、新デザイン、新コンセプト。今回は話題だらけでしたが、一年前に「モノづくりの復権」を掲げて動き始め、この一年間でじっくりと準備を続けてきた「VAIO」再生のための取り組みが、ここにきてようやく一つの実を結んだ、と言えるのではないでしょうか。中にはおそらくもう少し早いタイミングで出せたにもかかわらず、今回の新コンセプト一斉発表のためにあえて暖めていたネタもあるに違いありません。 そして、(505 EXTREME を除き)type U〜type TR 間を埋めるモデルをはじめ、位置付け的にはまだ少し穴が残っていることも事実。今回の一斉発表で簡単に手を緩めるソニーではないと思いますから、きっと秋冬モデルのために何かまだ準備しているモノがあるのではないでしょうか?そう思わせるだけの勢いのある、今回の新シリーズ発表だったと思います。 実はもっとコンセプトというか新 VAIO が秘めたフィロソフィみたいなことももっと書きたいと思いつつも、新しい製品の数が多すぎてこの三日間では全然語りきれなかったんですよね。明日以降はそのあたりについてもいろいろと書いていきたいと思います。とはいえ、今日発表になった PSP も NDS も MURAMASA も Column 内でフォローできていませんし、明後日以降は「Do VAIO World 2004」もあるんですよね・・・全然時間が足りないなあ・・・。 |
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昨日の続きですね。本日は、VAIO ノートの残り・type U とデスクトップ VAIO についてお届けしたいと思います。 http://www.vaio.sony.co.jp/ http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200405/05-0510/ VAIO type U VGN-U50 [5/29 発売] http://www.vaio.sony.co.jp/Products/VGN-U50/ VAIO type U VGN-U70P (Sony Style) [5/29 発売] http://www.jp.sonystyle.com/Style-a/Product/U/ 101 の続編は、102、ではなく(笑)、新しい型番「VGN-U50」を与えられた新しい VAIO U として登場しました。昨年後半には新しい VAIO U が「UX5」の型番で出るらしいという噂が流れたことがありましたが、そのときの噂とは名称やスペックこそ違えど従来の VAIO U とは違ったシリーズとして登場した、という共通点があります。当時の噂がただのデマだったのか、開発中の情報が何らかの形でリークしたのか、実は昨年末に発売予定だったものが何らかの理由(あり得るのはやはり今回の VAIO のコンセプチュアルなフルモデルチェンジでしょう)によって今シーズンまでスライドされたものなのかは分かりませんが、とにかくいよいよ新しい VAIO U が私達の前に姿を現しました。 昨日発表になった VAIO 新製品の中でも最も注目されているであろうこの type U。やはり、キーボードレスで 550g という「世界最小・最軽量」を実現しつつ、単体で Windows XP が動作するれっきとした PC である点に関心が集まっているようです。既に、特に VAIO ユーザーではない方面から「あれ欲しい」という声がたくさん聞こえてきているので、ノート PC 市場に与えたインパクトは今までの VAIO U に勝るとも劣らない模様。 VAIO U といえば「いちばん小さい VAIO」。VAIO の中で最も小さいフォームファクタというコンセプトは継承しつつも、従来とは全く異なる性格のマシンにまとめられています。5 インチ SVGA タッチパネル液晶に外付けキーボード、重量 550g という仕様は、もはや「デスクトップ」「ノート」の範疇に属さない新しいジャンルの PC であると言ってもいいかもしれません。どちらかというと現在製品化に向けて開発中といわれる OQO や FlipStart のようなマイクロ PC というカテゴリに属するのかもしれませんが、潔くキーボードの内蔵を諦めたことや Celeron M(Sony Style モデルは Pentium M)のパワフルな処理能力はこれらのマイクロ PC とは一線を画すもの(OQO、FlipStart はいずれも Crusoe 搭載)。なかなか商品化にこぎ着けることのできない両社と違い、こういった特殊な製品を他社に先駆けてリリースすることのできる底力や、明らかに競合とは違うコンセプトを打ち出すことのできる企画力は、やはりソニーならでは、といったところでしょうか。 ちょっと大きめの GBA(SP じゃないほう)くらいの、片手で持てそうな筐体。操作状態を示すイルミネーション LED が光るフロントパネルには、キーボードがない代わりに様々な操作ボタンが並べられています。デザインも外で取り出して使うときのスタイリッシュさを演出するアルミヘアライン加工(だと思う)のパネルに、背面一面に取り付けられるバッテリの背には「VAIO」のルミナスミラーロゴ。注目を浴びることは間違いなさそうですね・・・。このサイズであれば、方向キーとクリックボタンの位置がゲーム機と逆になることを許容できればホントにゲーム機代わりにも使えそうですが、オンラインゲームをやるには 3D アクセラレータが弱い(i855GM)上に、キーボードありません(ぉ これでモバイル・ヴァナ・ディールはちょっと無理か・・・。 この新しい type U で気になるのはやはりユーザーインタフェース周りでしょう。個人的にもこういう新しいヒューマン・マシン・インタフェースは非常に気になるところ。 まず、5 インチ SVGA な液晶パネルですが、タッチパネルになっています。タッチパネルというと CLIE の液晶のように圧すと若干凹んで反応する感圧式のパネルを想像しがちですが、LCD の上にタッチパネルの層を被せる従来型のタッチパネルと異なり、LCD の偏光板の内部にタッチパネル層が存在する「インナータッチパネル」、それも PC としては世界初となる「Film-Film タイプインナータッチパネル」を採用しています。これにより、タッチパネルの表面から実際の画面までの距離感が短くなり、より直感的な操作が可能になっただけでなく、LCD の反射率も向上したため屋外での視認性も向上しています。精度の高いタッチパネルというと Tablet PC で採用されている静電誘導式のタッチパネルが主流になっていますが、専用のスタイラスが必要になる静電式ではなくスタイラス以外でもタップ可能な感圧式を採用したのは、やはり VAIO U という製品の性格上どんなシチュエーションで使うことになるか分からないからなのでしょうか。もしかしたら、操作性や本体の厚みなどの理由も考えられますが・・・。 このタッチパネルを操作する付属スタイラスは、いわゆる PDA のようなスタイラスではなく、葉っぱのような形をした「フィンスタイラス」と呼ばれるものです。付属のストラップにつけることで落下防止を狙いつつデザイン上のアクセントにもなっているあたりがうまいですね。 さらに、ウォークマンとほぼ同等のスティックリモコンが付属し、SonicStage をリモコン操作することが可能。VAIO type U をウォークマン代わりに利用することも可能になっています。 このほか、タッチパネルを活かすアプリケーションとして「NextText」という手書き認識アプリケーションがプリインストールされ、旧 VAIO U の「ThumbPhrase」と同様に専用のハードウェアボタンから呼び出すことができます。この「NextText」はまさに CLIE の「Decuma Japanese」をそのまま PC 向けにしたようなものなのですが、ソニエリケータイに搭載されている「POBox」と同じ予測変換機能も搭載しており、まさにソニーの携帯機器向け文字入力システムの集大成、という趣に仕上がっています。また、画面上の任意の場所に手書き入力した文字をそのまま記録していく「PenPlus for VAIO」という手書きメモソフトもプリインストール。かなり CLIE などの PDA に近い使い勝手を目指していると言えます。 というか、そもそも付属のクレイドルに立ててキーボードを接続した姿は、まさに折りたたみ式の外付けキーボードを装着した CLIE。明らかに「PC」という枠ではなくて、PDA の領域を侵犯しようとしている製品ですね。キーボードが外付けなこともあり、入力ではなく閲覧を主とした使い方が提案されているようです。USB 2.0、i.LINK、メモステスロット、CF スロット、ワイヤレス LAN を備え、HDD を内蔵することで Windows XP を搭載可能になった PDA。そんな位置付けでしょうか。 しかし、Brown Sugar 的には、この U50 は私の求める姿とは違うんですよね。私が VAIO を使う目的の半分くらいは VAIOethics の執筆でもあるわけです。VAIO U とはいえ、キーボードをバリバリ使うのですよ・・・英語キーボードに換装して嬉々として U101 のキーを叩き続け、そろそろキートップがテカり始めたような私は「バイオ U で使用頻度が低かったキーボード」と言われたユーザーとは明らかに使い方が違っていたようです(涙)。 という感じで、新しい VAIO type U は単体で完結可能な従来の VAIO U とは一線を画した製品になりました。付属のクレイドルを使えば、クレイドル上のボタン一つでネットワーク上の VA |