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2007/10/07 (Sun.)

欧州で廉価版PS3

author : IceSeed

Sony、欧州で「PS2非互換」の40GバイトPS3投入 - ITmedia News

発売以来、常に問題となってきたPS3の価格設定ですが、報道されていたとおりPS2との互換性を切り、HDDも40GBに減らした上で販売するようです。
元々コンピュータとしてハードウェアで利益を出せる方向で進めていたPS3を発売直前になってゲーム機に方向転換したことで、現状では高額なBDドライブとCELLがかなりの負担になっていると思われます。
BDドライブは量産されれば価格は落ちてくるとはいえ、CELLの方はソニー自体が引き気味になっている上、プロセス微細化の投資も止められてしまったので、将来的にもなかなかコストが下がりづらい状況だと思います。
今回の廉価版ではUSBポートも削減し、カードリーダも廃止とかなり機能的には削られて、399ユーロ。
また、60GB版もソフト2本と追加コントローラをセットにして499ユーロとなりましたが、ほとんど投げ売りですね。
60GBモデル+ソフト2本で499ユーロだと、廉価版40GB単品と価格差が無いような気がするんですが。
国内モデルは今のところ特に発表はないですが、国内だけ価格据え置きというなかなか難しい状況に入ってしまいました。
BD・SACDプレイヤーとして見れば破格の値段なんですが、ゲーム機はゲーム機、なんでしょうね・・・

PS2との互換性に重きを置く人が多くないとの事なのですが、これは振動対応やPS2とHDDを完全互換のBBユニットとして使えない(オフライン専用でHDDにインストール可能なソフトが対応しない)ことも少なからず影響しているのではないかと思います。
コントローラに関しては来月にDUALSHOCK3がようやく発売されますし、すでに発売されているソフトの一部は振動対応するようです。
DUALSHOCK3発売タイミングで本体付属コントローラが変更される可能性もありますね。
互換性に関してはPS3でPS2のソフトをプレイすると快適なんですけどね・・・消費電力と騒音を除けば。
PS/PS2用カードリーダも書き込み対応になったし、振動対応で多少は状況が変わればいいのですが。

※互換性に関しては以前の報道と今回の報道がごっちゃになっていました。互換性は完全に切られています。

13:41