VAIO Column
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(2000/10)


[ VAIO Support Software for Windows(R) Upgrade ] 2000/10/31(Tue)
「ある程度Windows95/98/98SE搭載VAIO向けのWin2000/Me対応アップデートモジュールをまとめたCD-ROM「VAIO Support Software for Windows(R) Upgrade」が提供開始です。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/sp2kme.html
4月にもWin2000対応モジュールのCD-ROM提供はありましたが、今回はそれ以降に発売されたWin98SE搭載機向けモジュールとWinMe対応モジュールが追加されたのが目新しい点。まあ、単にVCLで提供されているモジュールやドキュメントをCD-ROMにまとめただけのものなので、\3,000かけて購入する程の価値はないような気がしますが、いずれにせよVAIOにプリインストール以外のOSを導入することはソニーの保証外なので、このCD-ROMを購入したところでWin2000/Meのインストールが保証されないことには変わりありません。それだけでで\3,000は高くないですか?>ソニーさん。これを購入すれば「ある程度の範囲までは」Win2000/Meのインストールに関するサポートなり保証なりを行ってくれるというのであれば購入する価値はあるでしょうが。ネット接続料金が節約できるといっても、常時接続がだんだん当たり前になりつつあるのが現状だし。
というかそれ以前に私のEX/64はこのCD-ROMの対象外なんですよね。まあ、Win2000にしろMeにしろ、標準OS標準のドライバでほとんど全ての機能が問題なく動作するので、いいっちゃいいんですが。こんなの出してるヒマがあったらC1VJのWin2000モジュール提供してくださいよー、ソニーさん。


[ Athlon DDR ] 2000/10/30(Mon)
VAIOノート用CD-RWドライブの新製品、「PCGA-CDRW52」が発表されました。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/pcga_cdrw52.html
製品情報はこちら。
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/Acc/PCGA-CDRW52/
書き込み8倍速、書き換え4倍速とノートでもここまで来たか、と言いたいところですが、DVDの読み込みに対応した松下の「UJDA710」がサンプル出荷を開始した今となってはちょっとインパクトに欠けるような気がします。ちょっと高くてもいいからUJDA710を採用してほしかったですね。DVDに対応していたら私も今のCDR51から買い換えたのに。でもその前にデスクトップ機のCD-RWを買い換えたいかも。何せ遅いんで(^^;CRX160EMP9120Aが欲しい。ま、それはいいとして、早くPCG-DVDCDRW51(だから長いって)出してね>ソニーさん
あ、いろいろ書いてしまいましたが、別にCDRW52がいけてない製品という意味ではないですよ。CDRW51/Aが品不足でなかなか手に入らず、悲しい思いをしていた人は買いでしょう。でも先に出回っている「CRX75A」の方がちょっと値段も下がっているかな?こちらはVAIO純正じゃないですが、個人的にデザインはこっちの方が好きかな。

話は変わりますが、出てきました。DDR対応Athlon。
http://www.amd.com/japan/news/prodpr/nr20161.html
DDR-SDRAM対応チップセット「AMD760」と、DDR-SDRAM対応Athlon 1.2/1.13/1.0GHz。待ってましたよ、DDR(「Dance Dance Revolution」じゃなくて「Double Data Rate」ね。念のため)。まあ、私は最近PCにそれほど速さを求めなくなっているので(とはいえ会社であてがわれているようなP5-133なんてのはさすがにカンベンしてほしいですが)DDRにこだわるつもりはないんですが、やっぱりVIAのチップセットはイマイチかな、という感じなのでAMD純正のチップセットを待っていたフシはあるんですよね。旧チップセットの「AMD750」もあるにはあるのですが、これはSocketAマザーの選択肢が少ないし、UltraATA/66に対応していないし。
それはさておきAthlonのDDR対応は、今後のPC業界を占う意味でもかなり大きな意味があります。言うまでもなくIntelとRambusですね。AMDをはじめとした互換チップベンダーは高価(かつIntelとRambusが握っている)RDRAMではなく、既存のSDRAM(SDR-SDRAM)技術の延長線上で比較的安価に製造できるDDR-SDRAMを次世代メモリに推していた、というのが昨年の流れだったのですが、ご存じの通りIntel 820の離陸失敗によりIntelも少しずつRDRAM路線を改めはじめ、MTHの開発中止やTimnaのキャンセルといった流れの中、遂にPentium 4でのDDR-SDRAMのサポートをアナウンス。やはりコンシューマPC用メモリはDDR-SDRAMがメインになっていきそうな展開。Athlonでのサポートがこの流れに大きな勢いをもたらすのは言うまでもないことでしょう。あとは一足早いDDRのサポートでAMDがどれだけパフォーマンスを稼ぎ、動作周波数で先行するであろうPentium 4に絶対パフォーマンスでどれだけ迫れるか、というところが見物ですね。マザーボードベンダ各社はもうずいぶん前からAMD760マザーを用意しているみたいですから、実製品も割と早く出てきそうです。
・・・私ですか?かなり欲しいんですが、どうしようかな。とりあえず1GHzの大台には惹かれるので。ASUSのA7M266とDDR Athlon 1GHzが計\40Kくらいだったら買ってしまいそうです。今のA7Vはイマイチ安定性に欠ける感じなので早く交換したい気もするし。とにかくモノが出てきてからですね。


[ Wireless LAN ] 2000/10/29(Sun)
買っちゃいました、無線LAN。以前から何度かこのColumnでもご紹介している、プラネックスの「GeoWave」です。私が買ったのはアクセスポイントとPCカード2枚がセットになった無線LANスターターキット「GW-PK110」です。
無線LAN機器は各社から発売されており、中でもメルコの「AIRCONNECT」シリーズなんかはかなりメーカーも力を入れているらしく、ラインナップも幅広くて魅力的だったんですが、個人的にプラネックスは気に入っているメーカーですし、安いし、ってことでGeoWaveにしました。
購入価格は\59,800。でも今まで貯めに貯めたヨドバシのポイントを使ったので支払った現金、約\5,000。はっはっはっ、笑うなー。ヨドバシのポイントはひたすら貯めておいていずれ大きい買い物をしようと思っていて、今回ようやく使ったのですがこれだけ値引きされるとすごく気持ちいいですねー。レジ担当の店員さんもちょっとビビってました(笑)。
本当はVAIO純正の「PCWA-A100,C100」もちょっと気になっていて、購入に際してちょっと迷ったんですがやっぱり純正は高いのでね。GeoWaveの購入価格じゃAPとカード1枚しか替えないですから。それに会社のマシンを持ち帰ったときにVAIO純正のカードがVAIOチェックに引っかかってインストールできなくても困るし。確実に互換性があるのならカードの方だけなら1枚くらい買ってもいいんですけどね。もっと安くしましょうよ>ソニーさん。純正品の方はメルコのOEMらしいんですが、メルコの方が設定も細かくできるらしいし。VAIO純正品はVAIOカラーと簡単設定くらいしかメリットがないかな。
で、さっそくセットアップして使っているんですが、これがマジで快適。やっぱりケーブルのない生活は素晴らしいですね。C1VJとLバッテリなら5〜10時間は持つので、ACアダプタもナシで完全にケーブルレス環境にもできてしまうし。これでトイレだろうが風呂場だろうがどこでもPCがある環境に(笑)。さすがに風呂場じゃ無理ですが。まあ、今のアパートはワンルームなので、複数部屋がある家に比べれば無線にして得られる恩恵は少ないんでしょうが、それでもケーブルレスは快適ですよ。IEEE802.11b準拠なので同じ規格の無線LANが導入されている人の家に行けばそのままネットワークに参加できるし。って無線LANが入っている家もそう多くないでしょうけど(笑)。
というわけで、とりあえずC1VJにだけインストールしてみましたが、近いうちに505でも試してみます。11Mbpsしか出ないのでデスクトップ機と大きなファイル(MP3とか?)のやり取りをするときは100BASEの有線PCカードにした方がいいんでしょうが、そんなに大きなファイルをやり取りする機会も少ないだろうし、VAIOのLAN環境はもうGeoWaveで決まりかな、といった感じです。
何度も言いますが、ホントに快適。これはここしばらく買った周辺機器の中でも満足度No.1じゃないかな。


[ WorkPadのクロックアップ ] 2000/10/28(Sat)
今日はちょっと久々にPalmネタを。
ClockUp DA」なるDAソフトを使ってみました。「DA」って何?というところから始めると長くなるので「人聞け」(by 「WorP@Holic」)を参考にしていただくとして、このClockUp DA。快適快適。Palmは基本的に軽いアプリばかりなので今まで「遅いなー」と感じることはあまりなかったので(地図を参照したりするとさすがにちょっと重いですが)この手のクロックアップウェアがあることは知っていたものの使っていなかったのですが、軽い気持ちで使ってみたらこれがかなり快適。c3は16MHzのCPU(MotorolaDragonBall)なのですが、私のc3では22MHzまでクロックアップに成功。実に46.7%のクロックアップ。23MHzまで上げると急に画面が荒れる上、22MHzでも時々怪しくなるので20MHz程度にしているんですが、25%アップですよ。十分に枯れたチップなのでマージンも大きいのでしょうが、このクロックアップ耐性の高さは300AMHzが大ブームになった頃のCeleron並ですよ。CLIEだとどうなのかな。
で、体感ですが、こちらも目に見えて速くなっています。特に画像を表示させたり、全画面で再描画を行うようなPalmwareだと明らかに速くなっている。デフォルトクロックでもあまり遅いとは感じませんでしたが、この速さに慣れたらもう戻れないかも。
ただ、欠点もあります。クロックアップした状態ではHotSyncや赤外線通信ができなくなってしまうんですよね。でも、このソフトはDAなので簡単にクロックの変更ができますから、HotSyncや赤外線通信を行うときでも一瞬でクロックを戻せるのでそれほど手間には感じません。DA非対応のクロックアップソフトもありますが、やっぱりDAは便利ですよ。

そうそう、パームコンピューティングからPalm VxとWPc3 50Jに正式対応した「Palm Computing ポータブルキーボード」が発売されました。
http://www.palm-japan.com/pr/20001005.html
これ、TARGUSのOEM品のようで、TARGUSブランドではもう発売されているものなんですが、Palmロゴが入った純正オプションとして出てきました。TARGUSのものは前から欲しいと思っていたんですが、Palm純正バージョンの方は「ATOK Pocket for Palm OS」がバンドルされているということでかなり引きが強いです。ATOK for Palmはパッケージ版がようやく正式発表されたんですが、これの単体価格を考えるとキーボードのお買い得感は高いですよ。どうしようかなあ。買っちゃおうかなあ。私のWPc3 40Jは正式対応ではないですが動くらしいし。来月発売予定の「IrGEAR」を買って通信環境を手に入れれば、ちょっとしたメールチェックやWebブラウズもできてしまうし。でもそうするとVAIOの出番が少なくなってしまう・・・。


[ JogDial SDK ] 2000/10/27(Fri)
VAIOに搭載されているジョグダイヤルのSDK(Software Development Kit)が公開されました。
http://www.vaio.sony.co.jp/Download/Jogdial/
かなり前からソフトウェア開発者向けに公開されるだろう、と言われ続けていたのですがようやく、といった感じです。Fシリーズを除く全てのVAIOノートにジョグダイヤルが搭載されましたし、ジョグリモコンも発売されたし、ということなんでしょうが。というか、ソニーアプリでしか使えないとあまり付いている価値はないですからね。
しかし開発環境はC++かVBなんですね。私の使えない言語ばかり(泣)。ちょっと前にC言語(C++に非ず)は少しだけ手を付けましたがポインタの理解まで完全にできていないし。Javaなら多少(ホントに多少)使えるんですが・・・。というわけで私は開発できないなあ。C++やVBならそのうち仕事でも必要になりそうなので勉強しても良いんですが、今はちょっと余裕ないし。
とりあえず私はWinampにさえ対応してくれれば言うことはありません。誰か開発してくれないかなあ(あくまで他力本願)。

松下電器がノートPC用DVD-ROM/CD-RWコンボドライブ「UJDA710」を発表しました。
http://www.matsushita.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn001027-1/jn001027-1.html
ノート用にも関わらずDVD8倍、CD-R8倍、CD-RW4倍ですよ(CD-ROMは24倍)。これはすごい。だってウチのデスクトップ機なんかDVD-ROMドライブは5倍速だし、CD-RWに至ってはR4倍、RW2倍なのに(哀)。これ、次あたりXRシリーズに載ってきそうですねー。現行のXRにもなんとか載せられそう(ベゼルの色は合いませんが)。ムリヤリ改造して載っけちゃいそうな人は何人か心当たりがあります(^^;っていうかやるんでしょ?>思い当たる方々
このドライブを採用した505/C1用ドライブも出ませんかね。「PCGA-CDRW51/A」もドライブの供給不足によりほとんど出回らないままラインナップから外されてしまったので、サブノートVAIO用のCD-R/Wドライブの需要はあると思うんですよね。UJDA710ベースで出てきたら私も買ってしまいそうだな。CD-ROM/DVD-ROMとして利用するときは電源不要、という仕様だったりしたらまず買っちゃうでしょう。
でも万一発売されるとしたら、型番は「PCGA-DVDCDRW51」とか?長すぎるか(笑)。


[ QR1スペック公開 ] 2000/10/24(Tue)
PCG-QR1/BP」の発売日が11/18に決定、と同時にスペックが公開されました。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/spec_pcg_qr1bp.html
低電圧版モバイルCeleron 500MHzに今日発表されたばかりのIntelの新チップセット、「Intel 815EM」、RAM64MB、HDD10GBというスペック。
ずっとモバイルDuronであることを信じて疑わなかった私(というかこれを予想していた人は少なくなかったのでは?)はちょっと面食らいましたが、グラフィックチップさえも今まで秘密にしていたことを考えるとグラフィック内蔵であるIntel815EMはある意味当然というかなんというか。しかしVRAMはUMA(Unified Memory Architecture)方式でメインメモリをシェアして利用するので、ビデオ周りの速度的なメリットはあまり期待できそうもありません。UMAでなくディスプレイキャッシュ外付けならばRAGEやSavageよりも期待できそうなのですが。このあたりはコストと引き替えといったところかな。
i815というのは話題的にはまずまずなのですが、全体的なコストパフォーマンスという点からみるとちょっと割高かも?という気がしないでもないですね。同じ\20万前後のA4ノートならば「PCG-F70A/BP」の方がHDD12GB、14.4インチ液晶という点で勝っています。さすがにK6-2+よりはCeleronの方が(動作周波数自体は1ランク低いにしても)多少は速いでしょうが、それでも大差ない程度でしょうし。FDDも内蔵していて重量もQRより軽いF70Aの方がスペック的には優れているといえるかもしれません。このあたり、うまく棲み分けができるか微妙なところでしょうね。
しかしビデオメモリのためにメインメモリが2〜8MB(負荷によってシステムが自動的・動的に割り当て)喰われてしまうので、64MBじゃちょっと心許ないですね。そうすると最低でも+64MBは欲しいわけで。FDDもマウスも別売りだし。と考えると実売\199,800だと割に合わないかも。せいぜい\178,000くらいじゃないと、という気はしますね。QRはスペック云々よりもスタイルだ、と言われればそうかもしれませんが、ちょっとお買い得度は低いかも。
あと、本体カラーですが、真っ黒かと思っていたら「PC USER」誌によると「実はサングラスのような深い紫色」だそうです。やはりVAIOのアイデンティティである紫は微妙に残っていたみたいですね。で、「強い光源の下では内部のシャーシがかすかに透けて見える」とか。このあたりはある意味競合するであろう「iBook」を意識しているんでしょうか。
ところで全然予想が外れてしまった(笑)モバイルDuronですが、来年早々にも出てくる模様。まあまだまだチップセットも出揃っていないのであまり急なデビューはないでしょうが、来年初頭ということはFシリーズの春モデル(1月発表→2月発売?)あたりで載せてくる可能性は高いような気がしますね。

QRと同じく11/18に発売される「PCG-GT1」についてもPC USER誌に紹介されていたのでここでもちょっとご紹介。GT1の最大の特徴であるカメラ(これもC1と同じく「MOTION EYE」と呼ばれるようですね。まあC1のカメラよりもこの名称に相応しいカメラだとは思いますが。でもいささか直截的すぎるかも)のレンズにはCyber-shot Fシリーズ同様のレンズカバーが付いているのですが、本体裏面にはこのレンズカバーが撮影時にぶらぶらしないように留めておくホルダーなんかも付いているらしいです。こういった細かいこだわりってやっぱり嬉しいですよね。各部のギミックと合わせて早く実機を触ってみたい気がします。買うつもりはありませんけどね(^^;


[ DSC-P1ソフトケース ] 2000/10/23(Mon)
DSC-P1」のソフトケースだけがどうも欲しくて(カラーがVAIOのソフトケースに合いそうだったし、大きさ的にも何かと使いでがありそうだったので)買いに行ったのですが、どうやら「11月中旬に発売延期になった」とのこと。革製のソフトケースはあったのですがこちらは元々眼中になかったのでパス。ヨドバシの店員さんの対応の素早さから察するに、それだけP1の売れ行きが良くてソフトケースに関する問い合わせも多かったのか、ソニーからの連絡が行き届いていたのか分かりませんが、かなり対応はしっかりしているようでした。素材も別に普通のウレタンなので素材の調達が遅れているというわけでもないだろうに。まあ特に今すぐ欲しいわけでもないのでいいんですが、早く出してね>ソニーさん
しかし、P1はアクセサリ関連が充実しているっぽくて羨ましいなあ・・・。


[ WORLD PC EXPO 2000 ] 2000/10/22(Sun)
遅くなってしまいましたが、一昨日(20日)「WORLD PC EXPO 2000」に行ってきました。今回はTamaさん、naoさん、ななちゃんIbukiさん、という何とも「濃ゆい」メンバー(笑)。というわけで、レポートです。
→「WORLD PC EXPO 2000」レポート

なんかたくさん書いてしまったので、今日はもう疲れました・・・。


[ LaVie MX ] 2000/10/19(Thr)
http://121ware.com/
NECからもCrusoe搭載機が発表されてます。B5ノートということで、デザイン的にもかなり505をパク・・・もとい、意識した感じなっています。Crusoe TM5600 600MHzに20GB HDDと、サブノートとしては十分なスペック。Win2000プリインストールである点もポイント高いです。
Crusoe搭載機はC1VJの他に富士通のLOOX S/LOOX T、あと間もなく正式発表されるであろう日立のサブノートなど個性派揃い(カメラ付きやPHS内蔵、DVD-ROM/ドルビーヘッドホン機能搭載などなど)なのですが、このLaVie MXのウリは何といってもそのバッテリ性能でしょう。標準バッテリで最大11時間は驚異的。C1VJとLバッテリでの最大持続時間に匹敵しますからね。LaVieがどうやってこのスタミナを実現したのか。その秘密は液晶部分にあります。まず、電力消費の小さい反射型液晶を採用した点。これは環境光の強い場所でないと画面が見づらいという欠点はありますが、その分消費電力が標準的な液晶に比べてかなり抑えられています。しかもバックライトが不要なので液晶周辺の厚みを抑えられるという副次効果もあります。で、これで稼いだ薄さの分、液晶パネル側にバッテリが仕込まれているという寸法。これ、VAIO 505が出た当時VAIOよりも更に薄かった(しかしA4ノートであったためか、コンパクトなB5サイズの505のインパクトに負けてそれほど注目を浴びなかった)三菱電機の名機「Pedion」のバッテリに使われていたのと同じ手法(Pedionは本体底面に薄型バッテリが敷き詰められていましたが)ですね。反射型液晶で稼いだ薄さをうまく活かせているといえるでしょう。で、バッテリ駆動の際には505っぽい液晶ヒンジ部のサブバッテリから先に使っていって、サブバッテリが切れたら液晶部の内蔵バッテリを消費するようになっているようです。薄型バッテリはなかなか大容量化が難しいのですが、その欠点を円筒形のサブバッテリ(こちらは大容量化が比較的容易)で補っているといううまい作りになっています。
反射型液晶が見にくい点を除けばなかなか面白そうなマシンではないでしょうか。まあ、技術的には取り立てて目新しいことをしているわけでもないですが・・・。

反射型液晶といえば、アレですよね。そうです、PCG-C2GPSです。
PCQA-GPS3VGが発表されたとき、私は一瞬「そういえばC2GPSはどこへ行った?」と思ったんですよね。発売から1年が過ぎた現在でも、何故か現行モデルラインナップにしぶとく残っているんですが、今更Pentium II-266PEでもないだろうし、店頭でも見かけることがほとんどなくなった(というか展示品処分くらいしか見かけなくなった)ので実際ほとんど生産されていないんでしょう。ここらでC1VJベースでC2GPS、出してみませんか?>ソニーさん。PCQ-PGS3VGもそれを見越しているんじゃないかなんて思っていますが・・・。反射型液晶なら2割近いバッテリの伸びが期待できるので、単純計算してもSバッテリで3〜6時間は持ちそうです。ノートPCでGPSも昨年よりはメジャーになりつつあるので、けっこう売れそうな気はするのですが。

明日はWORLD PC EXPO 2000に行ってきます。またしてもTamaさんたちと。でもVAIOの環境が全然整っていないんですよね。C1VJもプリロード環境にWin2000を別ドライブに試しにインストールしてみただけの状態だし、505EXもWin2000/MeでP-in Comp@ctが使えないので一旦全部削除してWin98を入れ直しただけの状態だし。持っていってもあまり使えなさそうなのはちょっと残念。
しかし、例の一件のあとなのでソニーの人たちに目ぇつけられてないといいけど・・・(^^;


[ カスタマー登録特典 ] 2000/10/18(Wed)
C1VJのカスタマー登録完了の郵便物が届きました。
「おや、また名刺入れとマウスシートだね」と思い中身を確かめてみたところ、入っていたのは保証書と紙が数枚だけ。同封の紙によると、最近カスタマー登録特典が変わったみたいで、
  • VAIO Customer's Card
  • インターネット接続ID for VAIOホームページ
  • 保証書
の3つが登録特典ということのようです。Customer's Cardは505EX/64を登録したときに既にいただいているので今回は発行されませんし、インターネット接続はフレッツ・ISDNSo-netとことんコースで定額になっているので今更タダ券もらってもなあ、という感じなので私にとっての登録特典は事実上1年間有効な保証書(未登録の場合、本体の保証は3ヶ月のみなので)だけなんです。
まあ、私は何故か今まで1台しかVAIOを持っていないにも関わらず名刺入れ3個、マウスシート4枚持っているので(笑)そろそろ登録特典もリニューアルしてほしいな、とは思っていたんですがちょっとこれはあんまりかも・・・。ってタダでいただいておいて文句言う筋合いでもないんですが(笑)。でも、せっかく高い買い物をしているんだからもうちょっといいものくれてもいいんじゃない?というのが本音だったりします(^^;
そういえばSony Styleでも購入金額に応じてインターネットのタダ券がもらえました。これも全く使われないまま棚の肥やしになってますが。このタダ券ってそんなに需要があるものなんでしょうか?まあ電話代まで無料(Sony Styleの方はどうだか知りませんが、少なくとも今回の登録特典については)というのはいいですが・・・。せっかくだからユーザー意識をくすぐるようなロゴ入りグッズくらい欲しかったなあ。Cyber-shotもF505Kはメモステケースが登録特典でもらえたそうですが、F505VはCustomer's Card以外何もなかったし。
というわけで、何かください>ソニーさん(笑)。PCQA-GPS3VGのモニターとかマジでやらせてほしかったりする・・・。


[ ソニーさん、冗談じゃなかったのね。 ] 2000/10/16(Mon)
ソニーさんってば、やっぱり本気だったんですね(笑)。
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200010/00-1016/
VAIO EXPO 2000で物議を醸したニューコンセプトVAIO2機種。11月ですかー、まさかこんなに早く出てくるとは思いませんでしたよ。

VAIO GT PCG-GT1
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-GT1/
シャープの液晶ビューカムを彷彿とさせるVAIO GTですが、以外にもその実体はCrusoeマシンでした。まあミニノートというカテゴリから考えると当然の選択とも言えるでしょうが。
掲示板にあったみけさんの書き込みがあまりに面白かったので思わず引用(笑)。
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その名もGT1! 好みがはっきり分かれそうな個性的なスタイル!
使えるかどうかわかんない一体型茶筒カメラ!
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ははは。GT1はこれに尽きるでしょうね。ってわけでGT1は以上。
・・・ってこれじゃあんまりなので(笑)もう少し。ハードウェア的にはC1VJとほぼ同一のスペック(HDDは20GB)。Crusoeを搭載したミニノートという時点で大まかなスペックは決まってしまうんでしょうが。で、問題は液晶。6.4インチにXGA詰め込んじゃってます。まあ高精細TFTを使っているので表示は問題なくできるんでしょうが、かなり見にくそう。ビデオチップがRAGE MobilityなのでSVGAかVGAサイズに落としてもなんとかディザリングできれいに表示してくれそうなので、そうやって使った方が現実的かな?ま、このあたりは実際にモノを見てみないと何とも言えませんね。それにしてもこれだけ細かいとドット落ちとか多発してそうな気もします。
ポインティングデバイスはトラックボールかと思ったらスティック型でした。ある程度の厚みがありそうなので、トラックボールも入るかな?と思っていましたが。位置的にあそこにスティックポインタが付いているとちょっと使いにくそうかな?とも思います。
バッテリは505/C1X系と同じPCGA-BP5xみたいですね。製品写真があまり見あたらないのでどんな風に実装されるのかちょっと分かりませんが・・・。バッテリの持ちは大体C1VJと同じくらいの様子。バッテリ喰いの液晶が小さくなっていますが、カメラ部がその分の電力を使ってしまうのでここは仕方ないでしょう。
で、肝心のカメラ部。68万画素のCCDを搭載して、光学10倍ズームは立派な仕様でしょう。ハンディカムみたいにメガピクセル、ツァイスレンズならもっと引きは強かったんですがそうすると高くなるし、ハンディカムの立つ瀬がないのでここは仕方ないでしょう。
このGT、問題は「本当にビデオカメラ機能は使うのか?」という点に尽きるでしょう。ビデオが必要な人はもうDVカメラくらい持っているでしょうし、HDDも20GBじゃちょっと足りないですね。システムの領域と作業領域、編集したムービーを書き出す領域を考慮すると撮影に使えるHD領域はおそらく1時間分もないでしょうから。まあソニーが考えている「パーソナルブロードキャスティング」という用途を考慮すると、あまり高画質・長時間のムービーを撮影して編集、というよりは数分〜十数分のビデオクリップをQuickTimeやRealVideo形式(あるいはWindows Media形式)でストリーミングくらいが現実的なので、その程度なら何とかなるでしょうが。果たしてニーズはあるのか?という不安はあります。そういう意味では68万画素・ソニービデオレンズというスペックでも十分なんでしょうが。
あと、みけさんの書き込みにもありましたが、カメラ部が分離できる構造だったらもっと面白かったでしょうね。コンパクトになりますし。液晶がぐるっと回転してビューカム状態になるのに加えてカメラ脱着のギミックがあれば、それらのギミックだけで購買意欲50%増(当社比)なのですが。
予想実売価格は\30万。PCとしての使い勝手を考えると\30万のオモチャ、という気がしないでもないです。ううむ。

VAIO QR PCG-QR1
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-QR1/
さて、問題のQR。このデザインはやっぱりどうかと思うなあ(^^;
まあ外見は置いといて(笑)、気になるのはそのスペック。WinMe搭載で13.3インチ液晶ということ以外はほとんど分かっていません。CrusoeでないとするとAMDである可能性がかなり高いです。実売が\20万以下になる予想ということなので、少なくともIntelチップでないことはほぼ確実。K6シリーズかモバイルK7シリーズ(Athlon、Duron)になるのか・・・。ここまでベールに包むからにはモバイルDuronベースであるような気がしますけどね。ガワが変わっている以外はなんてことない普通のA4ノートなので、開発に時間がかかっているとしたらモバイルK7という新しいプラットフォームに手こずっているということもあり得ます。
気になるのは、このQRがどのカテゴリに入ってくるのか、という点ですね。DuronあるいはK6が乗ってくるとしたら、最近バリューノートの位置付けになっているFシリーズとぶつかってきますが、Fの売りはHDD/CD-ROM/FDDの3スピンドルであるという点。それに対してQRはFDD外付け。ちょっと性格が違いますし、オーソドックスなデザインのFとイッちゃったデザイン(笑)のQRではあまりに違いますから、どういった売り方をしてくるかはちょっと気になるところです。
あと、面白いのがその外付けFDDとマウス。これ、VAIO EXPOでも話題になりましたが、QR専用のオリジナルデザインかと思ったら、現行のPCGA-UFD5PCGA-UMS1/Aにカバー(QRに付属)をかぶせるようです。この発想はちょっと面白いですね。QRがすべっても、専用周辺機器まで共倒れになる心配もないし(笑)。
本当に売れるかどうか。ちょっと不安を感じつつも見守ることにしましょう。
QRの焦らし広告サイトも更新されています。本当に買うつもりの方(笑)はどうぞ。
http://www.vaio.sony.co.jp/QR/

ソニーの久々の問題作(笑)GT、QRと同時に「VAIO GEAR」も総入れ替え。
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/VAIOGEAR/
Music Clip MC-S50,S25VAIOカメラ PCGA-VC2infoCarry VNW-V15,V5ハンディGPS PCQA-GPS3VGというラインナップ。VAIO GEARのメイン製品が一気に入れ替わった感じですね。
新ミュークリはデザインが変わって操作がしやすくなったようなのと、電池が単3から単4に変わって少しコンパクトになったようなのが大きな違いかな。液晶も表示できる情報量がちょっとは増えて順調に使い勝手の向上は図られているみたいなのですが、旧ミュークリユーザーは慌てて買い換えるまでもないかな。一番の変更点かもしれない「OpenMG Jukebox Version 2.0」は既存のミュークリ・NWウォークマンユーザーもバージョンアップ対象になるようです。ソフトの使い勝手自体は上がっているみたいですが、でも過剰な著作権保護にはまだまだ悩まされそう。
S50は64MB、S25は32MBのメモリを搭載。新NWウォークマンに倣って大容量化してくるかと思ったらそうでもないみたい。というより32MBってあまり購買意欲をそそられないんですが。
VAIOカメラはC1VJのMOTION EYEと同等のスペックを備えた新バージョンのようです。プログレッシブスキャンなので画質はかなり上がっていますね。それでもメガピクセルデジカメとは比べようもないですが・・・。レンズ周りのデザインも多少変更されたようで、あまり変わっていないとはいえVC1よりはちょっとカッコ良くなったような気がします。本体色はSR/C1V色に変更になっています。
infoCarryはちょっとデザインが良くなった感じ。あとはどう変わったのかよく分かりません(笑)Palmを持っているのでもう他のPDAにはあまり興味ないし。CLIEの発売でinfoCarryも終わりかと思っていたんですが、今後も売っていくようですね。というかどう変わったのか知っている方マジで教えて(^^;
んで、私が一番気になっているのはハンディGPS。もう買うしかないでしょう、これ。まあ当面クルマがないので買ってもあまり意味はないのですが、おそらく半年以内にはこれ買っちゃいます。新規でカーナビ買うより全然安いし。
しかしこのデザイン、某ポケ○テそっくりじゃありません?間違えてプ○ステ2に差してしまいそう(笑)。それにしても液晶がついたのはいい感じですね。携帯電話のアンテナよろしく衛星マークで電波の受信状況が分かるのはナイス。「GTREX」との連携に役立ちそうなログ表示機能なんかもあるみたい。まあ私はナビとして使えればいいので、GTREXにはあまり興味はありませんが。
こちらもカラーはSR色。今後VAIOは周辺機器も含めてこの色になっていくんでしょうね。Z505や純正CD-ROMなんかも次のモデルあたりでガラッと変えてきそうですね。
あーでも欲しいなー、このGPS。デザインも先代より全然いいし。


[ VAIOジョグリモコン ] 2000/10/15(Sun)
いじる暇がなかったせいもあってオプションを(ソフトケース以外は)全く買っていなかったC1VJですが、本体を買ったときのポイントがけっこうあったのでちょっと買ってきました。買ってきたのは、USB FDD「PCGA-UFD5」、Lバッテリ「PCGA-BP52A」、USBジョグリモコン「PCGA-JR1」の3点。
まず、USB FDDですが、DOS起動は純正CD-ROM+リカバリCDでなんとかなるし、ドライバFDの内容なんかは自作機でメモステにダウンロードしておいてメモステ経由で受け渡しすればいいし、という感じでなくても大丈夫かな?と思ったのですがやはりFDDはまだいざというときに必要になるものなので買っておきました。505のソフトケースについていたFDDケースも活用できますしね(^^;
Lバッテリはぜひとも欲しかったんですよね。C1VJは標準バッテリでも普通に使って3〜4時間は持つ感じなのですが、それだと505にLバッテリをつけたときと大差ないので、遠出するときなんかはちょっと物足りないんですよね。Lバッテリなら7〜8時間持ちそうなので安心でしょう。505のLバッテリ(BP52)を流用しても良かったんですが、電池的にもモノ的にもかなりヘタり気味だったので思い切って買い換えることにしました。
で、BP52とBP52Aを比べてみたんですが、随分変わってますね。まず、BP52は本体よりも少し幅がある感じだったのですがBP52Aでは本体とぴったり同じ幅に収まってます。それから、ヒンジ部分。BP52は折れ曲がってチルトスタンドになるギミックがついていることはあまりに有名ですが、このヒンジの部分がちょっと脆くてしばらく使っていると折り曲げた状態でロックできなくなったり、圧力に負けてバッテリのケースがひび割れてきたりするんですよね。そのあたりの機構がかなり変更されて、壊れにくくなってました。ただ、そのせいでバッテリを伸ばしたときに完全にまっすぐにならなくなってしまったのはちょっと残念なところですね。
C1でLバッテリを使っていて思ったんですが、チルトさせるときはパームレストがあった方がいいかも。何か適当なの買ってこようかな。
で、最後にジョグリモコン。これはちょっと楽しみにしていました。以前505で一度VAIOをMP3ウォークマン化しようとしたことがあるんですが、再生ソフトやWindowsの操作があまりにもしづらくて失敗に終わったんですよね(笑)。まあPCをウォークマンにすること自体ややナンセンスではあるんですが、C1VJやSRシリーズはスタミナが上がっているので使い方としてはアリかな、ってことで。
で、使ってみた感想を少し。
モノは要するにジョグダイヤルを引き出してくるためのものですね。HIDとUSBオーディオI/Fの複合デバイスといったところでしょうか。液晶画面にジョグダイヤルランチャの画面がそのまま出てくる(けっこうきれいに動く)のはけっこうよくできていると思います。USBオーディオなのでヘッドホン端子から出すのと違ってノイズも乗りませんし、MEGA BASSと相まってなかなかいい音を出してくれている気がします。
ただ、本体のジョグに比べて反応がちょっと鈍いです。他にアプリを動かしているとワンクッションある感じ。Crusoeであるせいもあるのかもしれませんが、他のアプリ(ぶっちゃけて言えばOpenMG Jukeboxなんですが)を使っていると動作が鈍るようじゃリモコンとしてあまり役に立たないかも、とも思います。
とりあえず、OpenMG Jukeboxをはじめとしたジョグダイヤル対応のソニーアプリはジョグダイヤルでアプリ特有の操作ができるのですが、その他は「一般アプリケーション」として最大化、最小化、終了程度の動作しかできないみたいです。結局OpenMG JukeboxでC1やSRをウォークマン化する程度にしか使えないかな?個人的には少なくともWinampくらいは対応させてほしいのですが。OpenMG Jukeboxはミュークリを使う上では必須ですが、やや重いのでお気に入りのWinampを使いたい気がするのですが。どなたかソフト開発できる方〜(汗)。
まあ、私は最近もっぱらMDなのでリモコンはあまり使わないかもしれませんが(笑)、長旅で列車や飛行機の中でC1を使いながら音楽を聴いたりするのにはいいかも。


[ MDLPか、ソリッドオーディオか、それが問題だ。 ] 2000/10/14(Sat)
今週なんかは土日といえども遊んでいる暇もないくらいなのですが、でも先日発売になった「MDS-PC3」をどうしても見ておきたかったのでちょっとだけ川崎のヨドバシを覗きに行ってきました。
で、店員さんに聞いてみたんですが結局Win2000にはまだ対応してないみたい。WinMeへの対応も正式ではないみたいなのですが、これだと今シーズンのVAIOは完全に動作保証外ってことになるのでは?そりゃまずいでしょ>ソニーさん。早々に対応してやってよ。
モノ自体はけっこうよさげ。でも、PC3はほとんどPCからの操作を想定しているのか、サイズが小さくなったせいなのか分かりませんが本体とリモコンのボタンが必要最小限しかついておらず、ちょっと操作しづらそうなんですよね。ほぼ同等の機能を持った28cmサイズの「MDS-S50」はPC3ほどにはシンプル&サイバーなデザインではないのですが、操作がしやすそうなのとPC寄りというよりもオーディオ寄りなので入出力関係が充実(PC3はステレオミニジャック入出力と光入出力だけなのでちょっと貧弱)しているんですよね。オーディオ機器としての使い勝手を求めるとS50かなあ、リンクキットを別に買っても実売で\5,000程度の違いだし、ってことでちょっと迷ってます。でもPC3は液晶が漢字表示だし、なんといってもデザインがいいし・・・。
でちょっとシステムステレオも最近MDLP化が進んでいるようなのでチェックしてみたんですが、ソニーの「pepz」。安いですねえ。MDLP対応のマイクロコンポがMDS-PC3の価格+\20,000くらいで買えてしまう。しかもUSBリンクキット対応だし。私は現在CD→MDのダビングをCDウォークマン(D-E01)とMDS-PC1で行っているんですよね。というのも7年間使っているケンウッドのミニコンポ「ALLORA XG7M」のデジタル出力があまりインテリジェントではなく、音楽CDを再生していない状態でも信号を垂れ流しにする仕様なのでMD-CDのシンクロ録音ができず不便なんです。でシンクロ録音のできるD-E01を使っているという。このD-E01はポータブルとはいえハイエンドモデルなのですが、逆に言ってしまえばハイエンドとはいえポータブルなのでやっぱりいい音で録音したいと思ったら据置型のデッキが欲しいというか。まあこのあたりも気分的なものでしかないんですが。というわけでセットコンポになっているpepzはちょっと魅力を感じてしまいます。まあスピーカはALLORAの方がサイズ的にもいい音出してくれると思いますが。
ともあれ、Win2000/Meへの対応が明らかになるまでもうしばらくは様子を見てみようと思います。でも早く欲しい。頼むよー>ソニーさん

MDLPがかなりホットになっている中、ちょっと立場が弱くなっているネットワークウォークマンにも新型のニュース。
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200010/00-1013/
1年ぶりのメモステウォークマンの新型「NW-MS9」とメモリ内蔵型NWウォークマン「NW-E5」、そして現行の「NW-E3」のカラーバリエーションモデル。それにしても一気に出してきましたねー。もうすぐメモステ携帯も発売されることですし。こっちもこっちで力入ってます。
MS9は前モデル「WM-MS7」をさらにコンパクトに、スタイリッシュにして10時間の連続再生を可能にした順当なスペックアップ。今度からはちゃんと「W.」のロゴも入ったし、かなりカッコ良く仕上がってます。これはちょっと欲しいかも。
E3はなんということもないカラバリモデル(とはいっても米国版とは違って本体全体がカラーになるようですが)なのですが、E5がちょっとすごい。高級感あふれるクロームシルバーのボディに、ニアCD音質で2時間近い音楽データを格納できる96MBのメモリ搭載。しかも限定5,000台のプレミアモデルとくればマニアにはたまらないでしょう。このクロームシルバーの質感がまた良さそうですよね。
私は今MDLP派なので手は出さないと思いますが、NWウォークマンも順調に進化しつつある感じですね。MSウォークマンのデザインがかなり良くなったのが私としてはかなり気になります。でも、メモステの低価格化と大容量化を早くしてくれないと普及は進まないでしょうねえ。メモステ携帯もあるので、そろそろ128MB品が出てきても良さそうなものですが。
あとはもう何度も言ってますが、OpenMG Jukebox次第かな。私がミュークリを最近使わなくなってきたのは、メディアが交換できない不便さもさることながら使い勝手の悪い過剰な著作権保護にうんざりしたからですから。ほんと、ユーザー本位の製品開発を切に願います>ソニーさん

NWウォークマンと同時にこんなものまで。
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200010/00-1013B/
以前から何度かモックアップだけは展示会などに出品されていた、据置型のメモリースティック音楽プレイヤーです。メモステに記録した音楽データを自宅でも聴ける、というのはメリットだと思うんですが、これはどうなんでしょ。
というのも、録音機能が付いていないんですよ。これまた著作権保護のためらしいんですが、でも買ってきたCDをお手軽にダビングしてメモステウォークマンに入れて出掛ける、という風に使いたいときはやはりPCを起ち上げるのって面倒じゃありません?結局オーディオは単体でも十分に使えてなんぼだと思うので、録音はぜひできるようにしてほしかったです。
デザインは「MDS-PC3」と同コンセプトですね。これと組み合わせて使うのもカッコ良いかも。このシリーズでCDプレイヤーも発売してくれると間違いなく買っちゃうんですけど。

というわけで、ここのところ加熱しているMDLP/メモステ周りですが、今後どうなっていくんでしょうね。とりあえず、元麻布氏のこんな記事を見つけたので、ご参考までに。
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20001011/hot112.htm


[ VAIO(&CLIE)のノベルティを改造してしまおう ] 2000/10/13(Fri)
えーっと、ネタがないわけではないんですがC1もめでたくいじる暇が全くないってことで、機会があったら書こうと思って取っておいたネタを本日は少し。
まず、写真をご覧ください(→写真)。
ちなみにこの写真はC1VJで撮影したものです。旧C1/C1Xから格段にきれいになっているとはいえいつも使っているメガピクセルクラスのデジカメに比べるとやっぱり粗いですね。仕方ないと言えばないのですが。
それはいいとして、わかります?この写真。ひとつはVAIOのカスタマー登録特典である名刺入れを、もうひとつは先月のVAIO EXPOでギッてきた(笑)CLIEのメモステケースを改造したものです。それぞれメモステケース、フリスクケース(笑)に改造してあります。
VAIO名刺入れ改めメモステケースは、なんということもない私が前まで使っていた定番品のサンワサプライのメモステケースFC-MEM71がところどころ凹んできたので、中身をVAIOの名刺入れに入れ替えただけです。微妙にVAIOの名刺入れの方が小さいのでインナーのバリを切り落とすなどしてサイズを合わせてあります。メモステケースはソニーからも新製品が出るみたいですが、これはPCカードアダプタも入る製品みたいなので、C1VJを持っている私には不要かな。というわけでVAIOのロゴ入りケースは重宝しそう。
で、CLIEロゴ入りフリスクケース(笑)。これ、キリンビバレッジのコーヒー「FIRE」のタブレットがあるんですが、このケースの幅と全く同じだったので長さだけ切ってCLIEのケースに合わせたものです。でもCLIEのメモステケースはそのままだとストッパーになるものがないので一度開くと全開になってしまうため、裏側にストッパー代わりにハンダを当てています。これまた金属の表面がコーティングされていてハンダの乗りが非常に悪かったため、少しヤスリで削ってからハンダを少し乗せて山にしています。中に入れているのは普通のフリスクが入っているんですが、意外なものからフリスクが出てくる意外性を狙って作ってみました(^^;
そんなところですね。どうってことないノベルティでもちょっといじるだけでけっこう面白くできそうでしょ?こういうネタもいろいろやってみようかと考えています。でも時間もないしなあ。


[ あんなこっといいなっ、でっきたっらいいなっ♪ ] 2000/10/12(Thr)
今日も今日とて、サービス残業。順調に労働基準法違反させられております。
っというか、昨日の時点で既に明日までの残業は決定しているし。新人なのであまり大きく出られないし。ってことで仕事に振り回されっぱなし。
もーー、勘弁して。

以上、本日のグチ終わり。

突然ですが「AIBO」の第2弾が発表されましたね。
http://www.world.sony.com/JP/News/Press/200010/00-050b/
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/news/0010/12/aibo.html
ASCII24の記事
http://www.ascii24.com/ascii24/news/hard/article/2000/10/12/618801-000.html
PC Watchの記事
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20001012/aibo.htm
BizTechの記事
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/pc/114111
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.pc.mycom.co.jp/news/2000/10/12/06.html
初代AIBO「ERS-110」「ERS-111」はイヌ型だったのに対し、今回の「ERS-210」はネコ型(っていうか子ライオンだってね)だそうです。パフォーマンスはもとよりワイヤレスLAN対応やメモステで供給されるアプリなどかなり初代から改善されているみたい。
まあ細かいスペックなんかの話はニュースサイトに任せておくとして、アナタ、ネコ型ですよネコ型(っていうか子ライオンね)。「ネコ型ロボット」といえば思い浮かぶものはひとつしかないでしょう(だからライオンだってば)。そう、我々人類は22世紀はおろか21世紀をも待たずしてあの「ドラ○もん」の原型にまで辿り着いたのです。すごいですねー(ってオイ)。ソニーは目下、オプションの四○元ポ○ットを開発中だとか(嘘)。
という冗談はさておき、この新AIBO。価格も初代から\10万下げて\15万ですよ。でも今度からは限定ではなく受注方式で必ず手に入るようですね。初代は予約受付開始後20分での完売という記録を残しましたが、それはその技術力やAIBO自身の愛くるしさという要素は大いにあったでしょうがむしろその希少性によるところが大きかったのではないでしょうか。実際転売目的での購入が少なくなかったようですし。第1次、第2次募集まで(ERS-110)はかなり競争率も高かったみたいですが、期間限定ではあるものの受注生産になった第3次募集(ERS-111)はあまり大きな話題にはなりませんでしたからね。今回は価格も下がって買いやすくはなりましたが、希少性がなくなった=話題性が薄れたということなのでどのくらい売れるのでしょうか。まあ、希少性がなくなるのは一般市場への進出を考えるとやむを得ないことなのですけどね。今度はそれだけソニーも本気なのでしょう。開発元のER事業部を「エンタテインメントロボットカンパニー」としてカンパニーに格上げするほどの力の入れようで、ビジネス規模としては20年後にはソニーの柱の1本として、というところまで考えているようです。ビジネスモデルとしてはポケモンをひとつの手本とする、というところまで話が及んでいるみたいですが、キャラものをお手本にするならやっぱりドラ○もんしかないでしょう(ってまだ言うか)。

・・・おあとがよろしいようで。


[ いろいろ ] 2000/10/11(Wed)
時間がなくてColumnを1日サボっただけで細かいニュースがいろいろ。

http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20001011/kaigai01.htm
Intelが「超」低電圧版モバイルPentium IIIの技術発表を行ったそうです。バッテリ駆動時で1V以下の電圧で駆動(現行の低電圧版モバイルPentium IIIは1.1V駆動)するとか。C1VJを筆頭にCrusoe搭載PCが続々登場してきたことでようやくIntelも低電圧版に本腰を入れてきた感じですね。健全な競争が生まれるのはいいことです。話題性ならCrusoeという感じですが、でも安定感やパフォーマンスを求めるユーザーはこういうのが出たらIntelに流れるんでしょうね。ともかくこれでミニノート・サブノートの分野が銀パソの出現時のようにまたアツくなってくれると嬉しいのですが。

http://www.diamondmako.com/
S3/Diamond MultimediaPsionと提携してPDA市場に参入するそうです。実際に投入される製品はPsion revoベースになるとか。Psionといえば独特のギミックを持ちデザインも優れたPDAとしてコアユーザーに支持されているマシン。Palm以上にコアな世界とも言えるPDAなだけに要注目でしょう。私もPsionはちょっと欲しかったりする。

K6-2+搭載VAIOノートの後継機種「PCG-F70A/BP」が発売されます。
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/f70bp_a.html
製品情報
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-F70A/
先日発売された初のK6-2+搭載VAIOノート「PCG-F70/BP」のWinMeバージョンですね。OS以外はスペック的な違いは全くないみたい。特に面白みはないというか、OSの軽さや安定感という点から見るとむしろF70/BPの方が良いかもしれません。F70Aの登場で旧機種であるF70の方は価格が多少下がるでしょうから、狙っている人はF70/BPにしてしまうのも手ですね。
WinMeにはやはり手を焼かされる・・・と思っていたらこんな記事が。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/10/10/02.html
米田総氏によるC1VJ(というよりほとんどWinMeの話題ですが)のレビュー。WinMeに関してはまさにこの記事の通りですね。ここで触れられている「パワーユーザー」ってやっぱりCYBALION

メモステスロット付きUSBマウスが発売されるとか。
http://www.sony.co.jp/sd/ProductsPark/Consumer/DSC/memory_stick.html
確かこれによく似た製品をミツミが出していましたね。おそらくこのOEM品なんでしょうが。私のC1VJには標準でメモステスロットが付いているし、自作機にはUSBメモステリーダを付けてあるし、505のためにわざわざ\9,800も出して買う気はしないなあ。

ソニーのFDトリニトロンディスプレイ、CPDシリーズがモデルチェンジ。
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/200010/00-1011/
しかし安くなりましたねえ。19インチで\60K台中盤ですか。19インチは前からずっと欲しかったのでそのうち買い換えたいなあ。このColumnでも何度もご紹介していますが、ソニーのFDトリニトロンはホントにきれい。CRTディスプレイを購入するなら選択肢に入れて間違いはないと思いますよ。

http://www.vaio.sony.co.jp/QR/
QRの焦らし広告第2弾が出てますね。でもFLASH使ってる割には動きが少なくてちょっと物足りないというか。手ぇ抜いてません?>ソニーさん
しかしこのモデルにはどうもときめかないなあ。キートップがやや丸っこくなってたり、ところどころこだわりが感じられそうなところもあるんですが。デザインがイマイチかなあ。iBookをちょっと意識してそうな雰囲気だけは感じられるんですが。どう思います?このマシン。まさかとは思うけど、このモデルがXRの後継なんて言わないよね?(笑)>ソニーさん

http://www.geocities.com/ibuki326/
先月Ibukiさんと一緒にXR1のCPUを換装したのは当時のColumnに述べたとおりですが、その内容がIbukiさんの手により詳しく記事になりました。MAOさん、sosboyさんのご協力によりかなり詳しい記事に仕上がってます。XRユーザーに限らず、VAIOファンの方とMMC-2搭載PCオーナーの方は一読の価値アリです。

ところでC1VJ。触れてません。この3日でC1に火を入れた時間は合計約30分
それもこれも仕事が忙しいのが悪いんだいっ。昨日今日合わせた労働時間が24時間に達しているし。しかも社の規則だとかでこれだけ働いても1年目は時間外勤務は全てサービス残業なんです(泣)。誰か私に時間をください。


[ 続々・その後のC1VJ ] 2000/10/09(Mon)
この連休はC1いじってる時間以外はなんかずっと飲んだくれていた気が(笑)。しかもここのところ妙に気候が不安定なのにあてられてちょっと風邪引いちゃったかも。
というわけでその後C1はほとんど触れていません(汗)。いろいろやってみたいことはあるんですけどねー。今週はVAIOジョグリモコンなんかも発売されるし。情報期待していた方、ごめんなさいねー。まああまり焦らずにぼちぼちやっていきます。


[ 続・その後のC1VJ ] 2000/10/08(Sun)
なんか妙に忙しくて(仕事じゃないんですが)あまりいじくれていません(汗)C1VJ情報に乗り遅れつつあるかも・・・。
とりあえず、N505/C1XのACアダプタ(PCGA-AC5N)が使えるか試してみたんですが、使えるようです。まあ消費電力も2Wの違いですしね。
サイズはC1VJ付属の方が小さいんですが、AC5Nの方がコード巻き付け型でデザインもいいんで買ってみようかな。あ、ちなみにメーカー保証外なのでそのあたりはご了承を、ってことで。


[ その後のC1VJ ] 2000/10/07(Sat)
お察しの通り、いろいろいじってます。
まず、Win2000。試験的にDドライブにクリーンインストしてみました。
結果は、とりあえず「OSは」走ることが確認できました。デバイスマネージャ上に「!」マークがたくさんついているんですが、とりあえず大きなトラブルがないのであとはドライバ次第といった感じですね。CYBALIONの方で早くもいろいろ解析され始めたので、あっちの方々と情報交換しながらぼちぼちやっていくつもりです。C1VJに関しては当面Win2000にこだわるつもりはないので、慌ててWin2000入れる必要もないかな、という感じなので私自身あまりムキになって試してないんですよね。
というのも、問題のP-in Comp@ct。最近の私はこれが使えないとほとんどPCを持ち歩く意味がないくらい気に入っているので、対応しているはずなのに利用できないWin2000環境よりは多少不安定でもP-in Conmp@ctが使えるWin9x環境の方が魅力的なんですよね。
で、結局WinMeでもP-inは動かないままなんですが、505の方をWin98環境に戻してみたところ無事動作したのでカードの不良ではないっぽい。ということはやはりWinMe/2000の通信周りかPCカード周りの仕様が変わっていて、うまくやらないと動作しないのではないかと睨んでいます。
それなら、ということで、「C1VJにWin98を入れてしまえい!」というやや本末転倒気味なことを思いついたわけです。外付けFDDを購入していないのでDOSからCD-ROM認識できないじゃん!と思ったのですが、試行錯誤の末リカバリCD-ROMを起動ディスク代わりに使うことに成功。Win98のインストールはまだこれからなんですが、これがうまくいけばC1VJ+P-inという完璧な図式が完成することに。でもWInMe/2000で利用できるに越したことはないので、今後継続調査しつつDoCoMoに問い合わせてみようかな、と思ってます。

あ、C1のキャリングポーチ(PCGA-CP1/V)買ってきました。紫色です。カラーはやっぱりVJがSR系のカラーなので白にしようかとも思ったんですが、505で使っている同様のケース(PCGA-CP5S/V)が紫色なので同色にしました。USB FDを買ったらCP5S/VのFDケースを流用できると思ったので。
しかしこのCP1、Lバッテリをつけると収まらない!これは盲点でした。CP5Sでは505にLバッテリで十分収まったので(LLLバッテリはたぶん不可)大丈夫だろうと思ったのに。これは何か対策を考えなくては。
しかしカバーを手に入れたのでこれで安心して持ち歩けます。あとはP-in Comp@ctだけ。


[ Nouvelle VAIO ] 2000/10/06(Fri)
ええ、買いました。買いましたとも、C1VJ。
本当はどうしようかなーと思ってたんですけどね、川崎のヨドバシに行ったら展示しておらず、カウンターで聞いてみたら「/BPモデルならあるけどOffice無しモデルはない」と言われてしまい、その瞬間なぜかもう「買う」モードに入っちゃってました。で、横浜のヨドバシならあるかな?と思って横浜まで出向いたところそっちにも/BPモデルしかなし。新宿西口店の在庫を確認してもらったところ、「残り1桁しかない」と言われて横浜から大急ぎで新宿に向かおうかとも思ったんですが、ふと思いついてビックパソコン館の方に行ってみたらあっさり「ありますよ」。私は会社が川崎なこともあってヨドバシ派なのですが、ビックのポイントが貯まってもそれはそれでいいか、と思ってその場で即購入。新宿まで行くのも面倒だったし、行ったところで売り切れてたら悲しいので。
さすがに今そんなに貯金がないので(泣)冬ボ一括\199,800也。これに消費税と1年間の総合保障金がかかってます。
とりあえずまだちょっとしか触ってないのですがいい感じです。質感も悪くないし(個人的にはC1Xシリーズの方が好きでしたが、すぐに慣れるでしょう)、505よりさらにコンパクトで軽いので、プライベートに使うならむしろこのくらいの方が遊び甲斐があっていいかな?という感じ。
でもいきなり困ったことが。やっぱりP-in Comp@ctが使えない・・・。WinMeだから、という可能性が高そうなんですが、もう携帯電話での激遅インターネットに耐えられない身となってしまった今となってはP-in Comp@ctが使えないとミニノートの意味ないです。何とかならないのかなー。とにかくP-inの不良でないことを確かめるために、とりあえず505の方をWinMeからWin98環境に戻して動作確認すべく505を再インストール中(泣)ああめんどくさい。
今のところそんな感じですね。明日はもっといろいろいじってみるつもりなのでそしたらまたレポートしますね。
あ、ちなみにオプションは何も買っていません。しばらく使ってみて必要そうなものを揃えていくつもりです。でもFDドライブは買っちゃうんだろうなあ。

505の方は、DJSA-220の認識がこれで問題ないだろうという段階に達したので昨日「もう当分筐体開けることもないんだろうなあ」と思いつつ組み直したんですが、今日いきなり「Windows上でマウスポインタが表示されない」というトラブルに遭遇。C1買ったから拗ねてるのか?とちょっと不安になったのですが、よく考えるとタッチパッドのフィルムケーブルを差し忘れていたことを思い出す(笑)今更こんな初歩的なミスを犯すとは。
505もせっかく最強にしたので、これで終わりではなくてまだまだ使ってやるつもりです。でもモバイルでの出番は大幅に減るだろうな。まあC1でP-in Comp@ctが使えない間は当分主役交代はなさそうですが。でもC1のこの現象、もしかして505の呪いだったりして(笑)。


[ SOTEC "AFiNA" ] 2000/10/05(Thr)
ソーテックケンウッドが業務提携したことは以前このColumnでもお伝えした通りですが、その2社が共同開発したAVパソコンがいよいよ発表されました。
http://www.sotec.co.jp/News/2000/1004-av.html
http://www.sotec.co.jp/News/2000/1004-style.html
ASCII24の記事
http://www.ascii24.com/ascii24/news/hard/article/2000/10/04/618593-000.html
http://www.ascii24.com/ascii24/news/hard/article/2000/10/05/618622-000.html
PC Watchの記事
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20001004/sotec.htm
ZDNetの記事
http://www.zdnet.co.jp/news/0010/04/sotec.html
MYCOM PC WEBの記事
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/10/04/05.html
BizTechの記事
http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/pc/113546
本格的なAV志向モデル「AFiNA AV」とスタイリッシュな液晶一体型「AFiNA Style」の2本立て。
AFiNA AVはネーミングやデザインからも分かるようにケンウッドのマイクロハイコンポ「Avino」にマッチするデザインですね。スピーカはケンウッドが設計を手がけたもので、天然木キャビネットの豪華な作り。スペックも妥協しておらず、DVD-ROM搭載は当然のこと、CD-RW、PenIII-866、60GB HDD、MDデッキオプションと購買意欲をそそるマシンに仕上がっています。しかも価格もフラッグシップモデルの「AFM386C1」でも\228,000と、ソーテックらしくなかなかにお買い得です。これはVAIO MXの強力なライバルになり得ますね。ただ、気になるのはPenIII-1GHzを見据えて巨大な冷却ファンがついていること。これはAV PCである以上かなりマイナス要素であると言わざるを得ません。うるさいんだろうなあ。まあMXもそれなりにうるさいらしいですが。
AFiNA Styleはシャープの「Mebius Style」(今シーズンのモデルから「Mebius Vino」および「デスクトップMebius」にラインナップが一新されています)を彷彿とさせる液晶一体型PC。やはりこちらもAV機能には抜かりがないようですね。価格は\138,000と、これはかなりいいセンいってます。コンセプトが違うので一概には言えませんが、価格だけでみるとVAIO Jはかなりやばいんじゃないの?という気すらさせられます。
というわけで、デザインといいコンセプトといいかなりVAIOのライバルとなり得るシリーズが出てきたと言っても過言ではないでしょうね。価格も安いですし。AVはMXと直接ぶつかるコンセプトの製品なのでかなりシェアの喰い合いになることが予想されますが、Styleの方はデスクトップVAIOに今まで欠けていた液晶一体型のセグメントなので、その価格とコンセプトで現在NEC、富士通、日立あたりが持っているシェアを喰って伸びてくるとかなり脅威になりそう。VAIOもここらで液晶一体型、出ないんでしょうか?
ところでこのAFiNA、個人的に気になっているのはケンウッドブランドでなくソーテックブランドで発売されること。まあPCなのでソーテックブランドで出てくるのはある意味当然ではあるんですが、「低価格PC」のイメージが定着してしまったソーテックブランドであることが逆に災いするのではないかという気がして仕方ありません。マシンにもケンウッドのロゴではなくてソーテックのロゴが入っていますし。ライトユーザーやAVファンをターゲットにするのであれば、ケンウッドブランドで発売して実質の製造とサポートをソーテックが行う、という戦略を取った方がAFiNAのブランドイメージという点では良かったのではないか、と思います。ケンウッドは個人的にソニーの次くらいに好きなオーディオメーカーなので、「KENWOOD」のロゴが入ったPCなら(ソーテックのOEMと知らなければ)VAIOから浮気しようと思うかもしれませんが(笑)、「SOTEC」のロゴだとちょっと躊躇してしまう部分はありますから。
いずれにせよ、この「AFiNA」、注目のマシンであることに変わりはありません。うーん面白そう。

HDDメーカーのMaxtorQuantumが合併するようです。
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2000/10/05/09.html
Maxtorといえば最近のデスクトップVAIO(L、LXシリーズ除く)に採用されているHDDベンダーですね。Quantumは秋葉原でも人気の大手HDDベンダーですし。この2社(といってもQuantumはHDD部門だけMaxtorに吸収されてQuantumの会社自体は残るみたいですが)が合併というニュースはけっこう衝撃です。やはり、HDDは最近の急激な低価格化によって利幅の薄い市場になってしまったので、合併でもしないとやっていけなくなったんでしょうか。HDD自体、最近ではPCだけではなくビデオレコーダや音楽レコーダといった新しい用途での需要が拡大してきていますから、価格競争でお互いの体力を削り合うよりは合併してパワーアップしよう、という判断なんでしょう。今回の合併によって研究開発費を合理化して、低騒音HDDの開発をより進めてくれるとユーザーとしては嬉しいんですけどね。
まあ、私はHDDはIBMと決めているので(3.5インチHDD「は」静かなんですよ)あまり関係なかったりしますが。

さて、505EX。あまり進んでいません(^^;なかなか時間がなくて。しかも、MeからCD-ROMを使うとかなりの確立でハングアップするという現象にかなり時間を割いてしまいました。そのうち収まったのですが、何だったんだろう?とりあえず、アプリのインストール等もう少し環境を整えねば。


[ EPSON PM-900C ] 2000/10/04(Wed)
エプソンの新作プリンタ、「PM-900C」が発表されました。
http://www.epson.co.jp/osirase/2000/001004_2.htm
従来機より2倍の速度で印刷できるそうです。私が現在使っているカラープリンタは同社の「PM-750C」。これも売れに売れた名機なのですが、いかんせん2年半も前に買ったものなんですよね。この当時のエプソン製品は「きれい、遅い、うるさい」が売りだったので(笑)すごく遅くてうるさいんです。画質は今でも十分にきれいだと思えるくらいなのですが、音がすごくうるさい。去年大学の卒論をやっているときに、印刷ものがかなり増えたのですが、やっぱり夜中に勉強してプリントアウトすることが多いわけですよ。で、真夜中にうるさいプリンタ(しかもエプソンはモノクロのテキスト印刷が苦手でお世辞にもきれいとは言えない)に堪えかねて、キヤノンのモノクロレーザープリンタ(「LBP-220Pro」。コイツはコイツで問題アリなんですが、それは置いといて)を買ったくらいですから。エプソンも「PM-800C」あたりから動作音と印字速度に関してはかなり改善されたらしいので、カラープリンタもそろそろ買い換えたいかなーなんて思ってました。でも\59,800かー。安物プリンタなら\15K程度で買える時代にこれはちょっと高いですね。せめて\39,800なら買うのになー。最近スキャナも調子悪いし。年賀状シーズンまでには両方ともリニューアルしたいところなんですけどね・・・。ここ2年くらい、年賀状の半分をオンライン年賀状にしているので、今年は思い切ってほとんどオンライン年賀状に切り替えちゃおうかな?

ところで、DJSA-220ですが、とりあえずWinMe/2000のインストールだけ完了しました。あとはアプリをインストールするなり環境を整えて、一度DriveImageでバックアップ取っておこうかなーと思ってます。
しかし昨夜Win2000のインストールは途中までやって、ファイルコピーは寝ながら勝手にやらせておいたんですが、やっぱりうるさいですね、あのドライブ。MK6412MATに比べてかなり「ゴリゴリゴリ・・・」と耳につく音を立ててくれます。まあこのあたりは仕方ないか。
そういうわけで詳細記事のアップはもう少し待っててくださいね。


[ VAIO QR ] 2000/10/03(Tue)
VAIO EXPO 2000でその姿を現した「VAIO QR」の詳細が公開され始めました。
http://www.vaio.sony.co.jp/QR/
XRやSRで使った手法と同じ小出し戦略(笑)ですね。とりあえず今回は素材感と細部の作りがだいたい分かる程度。まあ、QRは特に変わったギミックや機能があるわけではなさそうなので、ユーザーに訴えるとしたらデザインと質感くらいしかないんでしょうが。というか本当に売るつもりなんですね(笑)。売れるんでしょうか・・・?
まあ、とりあえずしばらく様子を見てみましょうか。でもこの調子だと年内発売もあり得るかも・・・?

ところで、DJSA-220。ようやくセッティングすることができました。12GBをつけたときと同様の手法で20GB全領域認識できましたよ。というわけで現在OS(WinMeクリーン)インストール中です。
とりあえず詳細はシステムのセットアップが完了したらまたレポートします。でも今週はあまり時間なさそうなんですよね。


[ P-in Comp@ct不調 ] 2000/10/01(Sun)
うー、P-in Conmp@ctが使えない・・・。
Win2000でもWinMeでも全然ダメ。思いつく限りの設定を試しているんですが、さっぱり動く気配すらありません。Win98であんなにあっさり動いたのに、Win2000とMeではダメというのはどういうことでしょう?とりあえずもう少し試してみますが。どなたか分かる方いませんか?

もう10月になっちゃいましたね。振り返ってみると9月はColumn皆勤達成!すごいすごい。半分意地になってやってたフシはあるんですが、やはり先月は新機種発表、VAIO EXPO、C1VJベンチと話題に事欠きませんでしたからねー。今月はかなり忙しそうなのでさすがに毎日は無理だと思います。でも出来るだけがんばりますからね。

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[ 管理者:Brown Sugar 著作:じゃわ ]