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2010/10/13 (Wed.)

とある白色の携帯電話 【追記あり】

author : しゃち

さて、前回のエントリーでVAIOethicsにiMTプラグインを導入した事はお話しましたが、
このプラグイン、前回の説明通り本ブログをiPhone上から編集するためのプラグインであり、
当然ながらiMTを導入するって事はiPhone持ってなきゃお話になりません...。
というわけで...

お待たせしました、twitterで密かに突発ネタとしてお騒がせした

IMG_0001S.JPG

この白いヤツのお話ですw

まぁ、ずいぶんご無沙汰していた間に外での通信用にiPhone4を購入していた私です。
そんな私も今回がiPhone初購入というわけではなく、ひっそりと3GSも買ってました...しかもソフトバンク版ではなく香港版を(爆
元々ソフトバンクが嫌いな私がソフトバンク版を買うわけもなく、都内某所でSIMフリーな香港版の3GSを買ったわけです。

で、しばらく3GSを愛用しつつ、4をいつ買おうかと算段を立てていましたが、
元々3GSの頃に指紋や小傷が目立つのが嫌でホワイトを使っていたせいもあって、
4もホワイトを買おうと思ったものの、ご存知の通り未だにホワイトはいつ出るか分からない始末。
仕方なく4のホワイトの発売を待っていましたが、いつ出るかも分からぬ上、香港などでSIMフリー版の販売も始まり、
日々4の誘惑と戦い続けていたある日、某ネットショップでお手ごろ価格のSIMフリー版の4を発見し、
ホワイトがいつ出るか分からない不満も手伝ってついブラックの4に手を出したわけです。

しかし、ブラックの4を使っている方は特に分かると思いますが、やたら指紋が目立つんですよね...orz
こりゃ早まったかなぁ...と思いつつ4を使っていてしばらく経ったある日、今度は本屋で運命的な出会いを果たしますw
それがMacユーザー御用達なMac Fan 11月号に載っていた「アップルではないiPhone修理サービス」という記事。

この記事は元々修理代が安価なアップルストアとは別の専門店での修理を紹介した記事であり、
横浜にある iPhone-factory (http://www.iphone-factory.jp) という店が紹介されているのですが、
この記事の中に気になるフレーズを見つけたのが今回のお話の発端です。
そのフレーズが「ホワイトカスタマイズ」という言葉。

聡い読者の方ならお分かりかと思いますが、
早い話がブラックのiPhoneのパーツを換えてホワイトにしちゃうって言うのがホワイトカスタマイズ。
しかも店でホワイトの部品を作ったわけではなく、本物のホワイトのiPhoneのパーツを使っているところが大きなポイント。
しかし、普通の人ならまだ発売されてないホワイトの部品が何故日本のお店にあるのかという疑問が浮かぶはず...。

実はホワイトのiPhoneはまだ発売していないものの、既に中国で生産は始まっているそうなんですよね。
当然製品を生産するには部品が必要になるから部品を生産するんですが、アップルの品質管理のハードルが高いため、
部品を生産するものの、アップルの求める品質に満たない部品が生産されてしまい、
それらが市場に流出、業者が流出した部品を調達するという仕組みらしいです。

じゃあ、流出した部品は品質不足で跳ねられたわけだから、
そんな部品をカスタマイズに使って大丈夫なのか?という疑問も発生してくるわけなんですが、
元々アップルの品質管理のハードルが高過ぎるわけで、必ずしも流出した部品全てが使い物にならないわけではなく、
実際使う分には問題無いレベルの部品もあり、カスタマイズにはそれらの部品を使っている模様。

そんな美味しいサービスがあるなら是非とも利用してみたいと思うわけですが、
ホワイトの人気が高く、自分のiPhoneをホワイトにしたい人はいくらでも居る
「カスタマイズに使用する部品はあくまで流出した部品であり、部品の調達が不定期である」
などの理由から、ホワイトカスタマイズはマニアに大人気の瞬殺サービスとなっています。

ただし、この大人気のホワイトカスタマイズですが、
非常にレアなサービスであるため、その分費用が高くつく(表と裏合わせて34,800円)」
「端末を分解してボディパネルをまるまる交換するため、最悪メーカー保証が吹っ飛ぶ
などのデメリットもあるため、万人向けのサービスとは言いにくい。

しかし、私のiPhone4は海外版のSIMフリー機なので、保証なんてあって無いようなもんだし、
折角ホワイトに出来るチャンスがあるなら試してみたいと思っていたところ、偶然幸運にもカスタマイズの枠が取れたので、
今回思い切って手持ちのiPhone4をホワイトカスタマイズサービスに出してみたわけです。

なお、このサービスはお店に端末を送るか、端末を持ち込んで施工してもらうわけですが、
今回は別件で近くに行く用事もあり、且つメインの端末なので送ると手元に無い間困ると思ったので直接持ち込みました。
お店はJR根岸線関内駅のそば、横浜スタジアムの目と鼻の先にある貸しビルの一室ですが、
最初どこから入るのか分からずその場でiPhoneで確認しました(^-^;;;
オートロックのビルの一室なので行く前に要確認かも。

お店はとても洒落た落ち着いた空間で店員さんの対応も非常に丁寧でした。
お店に着くと、まずは先ほどデメリットとして書いた保証の件などの諸注意を聞きつつ申し込み書に記入します。
そして作業に2時間程(作業時間はその時々で異なります)かかると言われ別件の用事を済ませて2時間後に店に戻ると...

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あっさりと全身真っ白(爆)になった我がiPhoneが出てきました。
私がした事と言えば申し込み書を書いて2時間他で時間を潰した位で拍子抜けするほどあっさり白くなりましたw
ちなみにブラックだった時の元のパーツはエアパッキンに梱包されて返却され、
いざって時は10,000円で元のブラックに戻してくれます。

費用は先に書いたとおり、フロントパネルにリヤパネル、そしてホームボタンの交換で34,800円で、作業後の後払いです。
まぁ、部品調達の手間とか交換の作業品質とかを見るとこの値段は仕方無いのかなぁと思います。
ホワイトが出た時に端末買い直すよりは安く上がるのかなって事で納得してますw

なお、このホワイトカスタマイズサービスは端末内のデータには一切手を付けないため、
プライバシー面で安全な上、端末が戻ってきたら端末を預ける前と全く同じく使えるのがもう一つのメリット。
実際ホワイトになったiPhoneが戻って来た私もホクホク顔で帰ったのは言うまでもありませんw

さて、肝心のホワイトカスタマイズサービスを利用してみての印象ですが、
本物のホワイトのiPhone4の部品使ってるだけにクオリティは非常に高く満足度は高いです。
ぶっちゃけると実際には正真正銘本物のホワイトのiPhone4とはヘッドホンジャックやドックコネクタ部分の部品が異なり、
同様のカスタマイズサービスの中にはこれらのコネクタ類を交換するサービスもあるのですが、
更に値段が跳ね上がりますから、私的にはこれで十分に満足出来ますw

ちなみに発売前のホワイトを持っているというのはインパクトもあるようで...
交換から数日、たま~に街中で出所を聞かれるようになりましたw
まぁ、だからこそこのエントリーを書いてみたわけですが、
やはりホワイト待ってる人が多いのかなって印象が強いですね。

ここで本音を言うと、iPhone4が発表になった時、ホワイトは好きではありませんでした。
というのも、元々iPhone3G(S)のホワイトと言えば背面がホワイトで液晶周りはブラックでしたが、
4になって液晶面まで全面ホワイトになったので精悍さが欠けたと思ったのですが、
実際手にしてみると落ち着いた感じでこれはこれで悪くない感じです。
良い意味で裏切られたと言って良いでしょう。

今回のホワイトカスタマイズサービスですが、
先に書いたとおり値段が高かったり、保証のリスクがあったりするため、
特に新品でソフトバンクのiPhoneを買った人とかにはおいそれとオススメ出来る代物ではないですが、
発売がいつになるかすら分からないホワイトのiPhone4が入手出来る可能性が出来たのは歓迎すべきでしょう。

【追記】
さて、今回ホワイトカスタマイズをお願いしたiPhone-factoryさんですが、
このお店は本来故障したiPhoneやiPod、そしてiPadなどをアップルストアより安価に修理してくれるお店であり、
アップルストアにアップルケアがあるように、iPhone-factoryさんにも独自の保証サービスがあります。
それが4,500円の有償になりますが、「if-CARD」と呼ばれるサービスです。

このif-CARDは2年間有効で、2年以内に1度バッテリー交換が無料で受けられます。
更に2年間の有効期間内にiPhone-factoryに修理に出した場合、修理代金が10%オフになります。
なお、if-CARDは普段は銀行振り込みでの申し込みですが、今回の様に持ち込み修理の際の申し込みも可能です。
この場合、当日の修理から修理代が10%オフなので、今回のホワイトカスタマイズも10%オフでした。

結局、今回のホワイトカスタマイズでは3,480円割り引きを受けられましたから、
if-CARDの申し込みは4,500円から3,480円を引いた差額の1,020円を払っただけで済んでます。
つまり、34,800円に1,020円足したらiPhone4が白くなってバッテリー交換が1回タダで付いて来た訳ですw
そう考えると今回のカスタマイズもそう高く無かったんだなと思ってしまうのは魔力なんでしょうねw

なお、このiPhone-factoryさんですが、ソフトバンク版は当然の事、SIMフリー版も修理を受けてくれます。
SIMフリー版のiPhone4を使ってる人はいざって時の駆け込み寺として覚えておくと良いですよ。

13:20

2010/10/02 (Sat.)

iMTプラグインを導入しました。

author : しゃち

今まではエントリーはVAIOで書いてたわけですが、
移動中などVAIOを開けないシチュエーションもあったりで、
ちょっと時間勿体無いなと感じるタイミングが結構あったりします。
そんなわけで、時間の有効活用にiMTってプラグインを導入しました。
速やかに作業にかかってくれた某Bさん(爆)に感謝です。m(_ _)m

iMT.jpg

ちなみにこのiMTというプラグインですが、
簡単に言えばiPhoneからエントリーを投稿出来るようになります。
まぁ、しいて言えば画像が扱えないとかそれなりに欠点が無いわけでもないんですが、
文章打つだけ打っておいて後でPCで画像入れたり文章調整したり出来るので、
全く一からPCでしか文章打てないよりは余程効率的になります。
これで少しは書く量増えるんだろうか、自分(爆

11:35