« ExpressCard MCR-5EX/2 | メイン | KING OF LEATHER »

2006/09/11 (Mon.)

DSC-T50、DSC-N2

author : IceSeed

Cybershotの新機種が発表に。
それぞれT30、N1の後継機種ですね。
DSC-T50
DSC-N2

T50の特徴はタッチパネル採用とそれに伴う操作系の変更でしょうか。
基本的なデザインの変更はありません。
裏面はほとんどのボタン類が廃され、基本的にタッチパネルで操作を行うようになっています。
タッチパネルならではの直感的な操作系がどの程度生かされてくるのか気になるところではあります。
N1に搭載されていたペイント機能もついています。
ペイント画像の保存は別になる物の、VGAサイズなのが微妙と言えば微妙。
カラーはシルバー、ブラック、レッドの3種類。
ここは当然3倍速そうなカラーを(ry
テカテカのゴールドとか出ないのか(ぉ
ソニスタ価格46800円。

N2の方は順当にN1のアップグレード版といった感じ。
手ぶれ補正を搭載していなかったばかりにT9の後塵を拝することになってしまった感のあるN1(810万画素・1/1.8CCD)ですが、今回は手ぶれ補正を搭載しない分だけ画素数の向上(1010万画素)とCCDサイズの拡大(1/1.7)を図ってきました。
ISO感度もN1の2倍の1600まで向上させています。
…が、T50もタッチパネルを採用しているため、タッチパネル操作やペイント機能といったタッチパネルならではのI/FはT50でも使えてしまいます。
レンズは沈胴式のF2.8~5.4で望遠が大幅に暗くなるため暗所でズームが使いづらくなるのもN1と変わりません。
仕様的には以前のPシリーズにタッチパネルを付けた感じの非常にオーソドックスなコンデジですが、ほぼ光学式手ぶれ補正必須と言ってもいい今のコンデジ市場ではN1同様N2もかなり厳しい立場に立たされるのではないでしょうか。
相変わらず仕様表にも拡大鏡モードの記載がありませんが、いい加減使えるのならきちんと書いて欲しいところ。
N1も仕様表に記載がないのに実際には搭載されていましたからね…

正直T50にタッチパネルが搭載されてしまったことでNシリーズならではの売りという物がなくなってしまったように思います。
今の段階で競合他社にこのサイズで1010万画素・ISO1600という高画素数と高感度を両立した製品は存在しないのでそれが強みと言えば強みですが、別に広角に強くはないですし、特別ズームに強いわけでもない。
しかも今回もTシリーズと同時発表…Nシリーズ自体をどう展開したいのかがさっぱり分かりません。
価格的にもT50の上を行く50000円(ソニスタ価格)…
なんかTシリーズに統合されてしまうような気がするのは気のせいでしょうか。
そろそろ広角対応も考えて欲しいものです。

15:37