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2007/09/12 (Wed.)

今日は都内某所でSony Dealer Convention 2007

author : IceSeed


昨日のエントリー最後にさりげなく入れていましたが、今日はSony Dealer Convention 2007の初日、しかもブロガー向け特別枠という待遇で参加してきました。
今回に限ってはなんと写真撮影可能!!ということで撮影もしてきました。
一部、公表できないものもありますが...
ちなみに最終日のソニスタ枠も当選しているので週末もう一度行ってきますw
...実は写真撮影可能だったにもかかわらず、なんとカメラを忘れて一度取りに戻ったため集合時間ぎりぎりでしたがw

しかしまあ記事では何を書いても、書かなくてもOKというかなり太っ腹な企画w
去年の担当者TさんのUXブログなどで相応の手応えをつかんだということでしょうね。
実はあまり写真は撮ってないので、その当たりはしゃちさんが(ry

とりあえず最初は会場とセミナーの説明&いきなり昼食w
五反田のフランクリン・アベニューというハンバーガー屋のサンドウィッチとスープでしたが、なかなかおいしかったですね。
まあそんな話はどうでもよくてw、すぐに会場に移動。

とりあえずソニー製品の宣伝映像を眺めつつ...市場でのBD支持率94%なんてデータに噴いたりw
実際に94%かどうかは知りませんが、もう完全に流れはBDと言っても差し支えないかなと。
東芝お金ばらまいたり必死なんですがw、まあ無理でしょうね。
表だって旗振ってるの東芝しかいないしw、あえてHD-DVDを選ぶべき理由が何一つ無いですから。

それはともかく、最初に展示されていたのは今秋発売予定の11インチ有機ELディスプレイと来年発売予定の27インチ有機ELディスプレイ。
展示会場の常としてコントラストをかなり上げていましたが、それでも液晶やプラズマとは表現力の次元が異なるデバイスでした。
厚さ3mmという薄さにも驚きましたが、一番すごいのは圧倒的なコントラスト比。
画素一つ一つが完全な自発光デバイスであるため、明暗の差の激しいシーンでも黒は沈み込むように、白はきわめて明るく表示可能で、個人的な印象としてはSEDより上かなと思います。
当然、視野角1の問題も発生しないし、残像も出ないのでこの画質は素晴らしいです。
ともかくようやく商品化までこぎ着けたので後は価格でしょうか...
ここが一番不安なところなのですが、出るからには手の届くレベルになって欲しいですね。
ちなみにこれに関しては公表できませんのであしからず。
まあ公表したところで、コンデジレベルでは有機ELの質感は全く再現できないので意味無いんですけど。

続いてはブラビア。

トリルミナス採用と、ブラビア プレミアムフォトの対応でしょうか。
ブラビア プレミアムフォトに関してはαの方で詳しく書きます。
まあ順当にスペックが強化されてるんですが、液晶でも大画面モデルは消費電力もシャレにならないレベルなのがw
ロケフリはHDコンテンツを家庭内で閲覧可能なLF-W1HDが展示され、実際にHD映像の送受信を行っていました。
送信機側にはHDMI入力が無いので、必然的に最大解像度はD4(720P)、D3かD4でどちらかを選択して使うことになるかと。
受信機側はHDMI出力があるので、アナログ入力をアップコンバートしてTVに送信といったところでしょうか。


パーソナルフィールドスピーカー・PFR-V1は試しましたが、比較的質感も良いし、軽いのは利点かなと思います。
ただ、この価格だとSA5000の方がお得な感じがします。
2万くらいならちょっと手を出してみようかなと思いますが、いかんせん価格が。
筐体にコストがかかっているのは分かるんですが、廉価版が欲しいところですね。
いきなりこれに4~5万というのはちょっと...
EX700はひっそりと置いてあったらしいんですが、気がつかずw


Rolly...踊ってました。
なかなか意欲的な製品だとは思うんですが、これを自分の生活の中で使うシーンというのがちょっと思いつかないw
部屋狭いし。
曲にあわせて自動でダンスも組んでくれるし(右の変換中の写真)、いろいろ意欲的な製品だと思います。
ただ、犬とか猫を飼っていたらペットがおもちゃと勘違いしそうですがw


サイバーショットはまあT200ですね。
広角は相変わらずですが、スマイルシャッターはちょっとやばいかも。
何でも人の笑顔をひたすら研究して、そのデータをサイバーショットに入れているとのことで、被撮影者がシャッターのタイミングをはかれるというのは非常に大きな転換かなと思います。
今までは絶対にカメラマンのタイミングでしか撮影できなかったのに、スマイルシャッターを使うと被撮影者のタイミングで撮影できてしまうという、なかなか変わった状況が生まれます。
これがまた絶妙なタイミングでシャッターを切るので、かなりいい顔がとれますw
これであなたもスマイリストだ(ぉw

T200などを3脚に並べて全部スマイルシャッターモードをセットすると一人記者会見w
スマイルシャッターモードでは連続6枚までの撮影が可能です。
誰か箱買いしないかな(ぉ

とまあ、イロモノな感じのするT200ですが、新メニューのレスポンス改善など細かい部分も詰められていて、もっさりしなくなっています。
そういう意味でも完成度の高いカメラかと思います。
あとは広角ですが...ここまで来たらもうやらないだろうな~
広角対応すれば最強だと思うんですが。
とはいえ、このT200は使ってみないと楽しさは分からないかも。
是非店頭などで実際にさわって確かめて欲しいところ。
T9から買い換えても良いかな...

αはフラッグシップモデルのα700の登場が大きいかと。
といってもDSLRを持っていない私ではよく分からないことも多いのですが、それでもα100とのレスポンスの差や各部の詰められた作りの良さなどは分かりました。
仮に買うなら700でしょうね。
まあ、もてあますことが目に見えているので買いませんが。
このあたりはしゃちさんの分野かと思いますので、と振ってみるw
ブラビア プレミアムフォトは動画と静止画の絵作りにかなりの認識差があったそうで、そのことで苦労したそうです。
動画は当然絵が動いていくので、一般的に見栄えを良くするためにエッジやコントラストをある程度強調した「ドンシャリ」な絵作りにするのだそうです。
逆に静止画は1枚の絵をちゃんと見るのでエッジの強調などはかえって不自然に見せてしまいます。
このような対極にあるものを同じディスプレイ上で表示するわけですから、そのあたりの処理の差はディスプレイを2台並べて比較するとよく分かります。


ウォークマンはS710が展示されていました。
さすがに操作性は自然でボタンの配置も手になじみ、あるべきところにボタンがちゃんとあります。
イヤホンジャックの配置も液晶上という常識的な配置ですし、これにあわせてストラップホールも本体上部に変更されています。
当然、画面を横向きにしても干渉することはありません。
ノイキャン対応なども含めてA800の不満点をすべて解消してきているのはさすが。
液晶だけは一回り小さいですが気になるほどでもないので、ようやくちゃんとした製品が出てきました。
ウォークマンを名乗るからにはデザインはもちろんですが、使い勝手に配慮できないのはダメだと思いますよ。
そういう意味でも今回は期待を裏切らない製品に仕上がっていると思います。
S706も酷使して外装もだいぶ痛んでいるので、買い増しもありかな...
カラーは綺麗なバイオレットが無いのが残念といえば残念。
限定でも良いからやってくれませんか~


VAIOはまあ製品自体は特に何も。
TZもSZも展示されていなかったので、展示自体は微妙...
後のセミナーでVAIO MOVIE STORYの説明があったのですが、このソフトはなかなかすごいですね。
普通、動画の編集というのはPremierとかがそうですが適当に仕上げるならともかく、ちゃんと作品として仕上げようとすると、ひたすらエフェクトを付けたり、切り貼りしたりと、とにかく面倒な作業が山のようにあって時間がとにかくかかるのが常でした。
基本的に時間を取られる作業なので結局やらなくなってしまったりw
このソフトのすごいところは、そういうある意味作品の本質とは関係のない面倒くさい作業を基本的にソフトに丸投げして、ソフト側で自動的に作品を仕上げることが可能な点です。
基本的にソフト任せ、テンプレート任せで作業すればOK。
もちろんマニュアル作業も可能なので、自分で納得のいくまで弄ることもできますし、そういう意味での柔軟性というのはかなりあると思います。
操作も直感的にD&Dで行えるので、そんなにとまどうこともないかなと思います。
久々によく練られ、作り込まれたソフトかなと。
コーデックも一般的なものは大体読み込めるようです。
一部を除く秋モデルには搭載されているので、試せる人は是非試して欲しいところ。
下のは、会場で撮影した写真とRolly動画をベースに急ごしらえで作成したビデオです。
適当に作ってもこんな感じでそれなりに見れるようになります。

全体的に会場は去年よりも広くなっています。
週末にはソニスタ枠1200人が参加するわけですからその対応もあるんでしょうけど。
何にしても年々参加枠が拡大していますね。
なかなか貴重な機会なので来年も是非こういう企画はやっていただきたいですね。

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