« 新 VAIO(デスクトップ編) | メイン | 新 VAIO(A4ノート編) »

2005/08/31 (Wed.)

VAIO新製品発表

author : IceSeed

8/30日、VAIO秋冬モデルが発表されました。
昨日UPするつもりでしたが、執筆中に撃沈…(_ _)Zzz
VAIO | お客様へのお知らせ

また、今回の発表に合わせて期間限定でVAIOオーナーメード通信が配信されるようです。
VAIO | VAIOオーナーメード通信

早速レビューに行ってみたいと思います。

<デスクトップ>

type R
相変わらずその時点での最高スペック追求というRシリーズの伝統は変わりません。
上位機種のVGC-RC70PS、RC70PはVAIOオーナーメードモデルという位置づけになっています。
まず、変わったのは空冷機構。
以前はケース側面中央部の上にインテークがあり、そこから空気を取り込んで冷却していましたが、今回からインテークの位置が横向きになることでエアフローが変更されていますが、それだけPentiumDの発熱が凄まじいのと、動画編集等の長時間の高負荷作業を想定してのことでしょう。
また、HDDはインテークの向かいに隔離されていて、本体の熱が極力伝わりにくいような構造になっています。
キーボードにはFeliCaポート、サウンドチップとしてノイズを低減するSound Realityも搭載されました。
そのほか、キャプチャーカードもXCode2-Lを搭載した新型のダブルチューナーボードになっています。
基板内でのアンテナ線分配となるので接続するアンテナ線は1本で済むのが嬉しいところです。
ちなみにtype RのメモステスロットはMagicGate非対応です。

…VGC-RC50L7・RC50の違いがよく分からないのですが(ぉ
RC70PSとRC70Sの違いもOSだけ。
ちなみに最高仕様にすると961600円(^^;


type H
PentiumD搭載の陰に隠れて密かにMagicGate対応メモステスロットが復活しています。
なぜ対応を統一しないのか非常に不思議なのですが…
また、キャプチャーカードの具体的な記載はありませんがスペックを見る限りではtype Rと同等品のようです。


type V
よりTV化というか、リビングにとけ込む方向性が強調されているようです。
スピーカーパネルの配色が変更可能です。
この分野は富士通のDESKPOWER TX90M/Dと思いっきり被るのですが果たしてどうなるか。
この機種もキャプチャーカードはtype Rと同等の模様。
メモステスロットはMG非対応。


type M
なんか微妙。
今回デスクトップ機で唯一新型キャプチャーカードが搭載されなかったり、メモステスロットのMG対応・非対応の記載自体が無かったり…
あんまり力が入ってないですね。

<ノート>

type A
今回は17インチのみ。
15インチはこのまま消えるのでしょうか。
密かにBluetoothを内蔵しています。
メモステスロットはMG対応…、頼むから同時期モデルのスロットの仕様くらい統一して下さい。

type F
そこそこ使えて、それなりに広い画面、光学ドライブ付き、重量は3kgを切るのでちょっとした持ち運びなら問題なし。
ハイスペックを必要としない方にはこういう選択肢もありかなと思います。
メモステスロットはMG対応。
オーナーメードでそれなりのスペックを持たせることも可能です。
メモステスロットはMG対応。


type BX
VAIO Zのデザインから脱却、側面がΣ形状のスクウェアなデザインに仕上がりました。
ドッキングステーションとマルチベイユニットを組み合わせることで、ノートでもデュアル光学ドライブ化が可能に。
ただしベイユニットが結構高そうですが、果たして…
細かいところではタッチパネルとスティックポインタを両方搭載しています。
さりげなくBluetoothとMOTION EYEを搭載可能。
メモステスロットはMG非対応。


type S
大きな変更はファンくらいなので、見た目には変わりません。
従来の物より羽の枚数が増え、ファンの回りに枠が付いています。
地味ながら息の長いモデルですね。
メモステスロットはMG非対応。


type T
人気だったTはフルモデルチェンジ。
より薄く、軽くなり、明らかに不格好だった標準バッテリの出っ張りもなくなりました。
液晶はバックライトにLEDを採用したことで従来の蛍光管液晶の半分の厚さになり、基板の小型化・軽量化・省電力化が果たされました。
液晶自体も10.6インチから11.1インチに大型化しています。

ACアダプタも名刺サイズまで小型化・軽量化されていて、プラグ部分はL字になっています。
Bluetoothとskypeも搭載しています。
更に天板にはX505以降もうおなじみのカーボンファイバー積層板を、底面はプラスチックにカーボン繊維を混入させたカーボンモールド素材をそれぞれ採用しています。

AVモードボタンはそのまま残っています。
キーボードは爪が引っかかりにくいらしい形状に。
メモステスロットはMG対応。


VAIO関連製品はVGP-UHDM08というセキュリティ機能搭載のUSB接続HDDが気になります。
それ以外は特にコメントは無し。

実機のレビューはまた改めて。

08:40